実務研修会で強調することは、「二段階方式は脳機能テストあってのものですが、脳機能テストは入り口であってテストすることとその評価が目的ではない」ということです。
では、テストの目的は何かということになりますが、それは「生活改善指導をするためのもの」ということになります。
伊勢市 となりのバラ
- テスト項目の意味
- テストの実施法
- テスト下位項目の分析
- テストと生活実態の一致不一致
- 生活歴の聴取
- 個別生活改善指導
- ボケ予防教室を核とした地域活動
天草市 我が家のルノアール
牧之原市 我が家のペネロペ
エイジングライフ研究所では、以前集団かなひろいテストをやらないように指導した時期があります。
そのときに研修を受けて活動を始めた町は、教室が見事に自主的に継続し、また複数教室の展開という次のステップに移行しています。
保健師さんに、ボケ予防に何か目新しい視点をという思いがあるのでしょう。
そのとき集団かなひろいテストは、取っ掛かりが簡単なので
やる→不合格者が出る→不合格者はまるで正常にしか見えない→びっくりするやら、疑問がわくやら→個別テストも個別指導もなくそのまま放置・・・・→テストアレルギーが起きる→教室そのものが雲散霧消
栗原市 となりのバラ
「テストがあるなら参加しません」という参加者の声があるときには、テストを個別生活改善指導につなげ損なっているということですよ。
集団かなひろいテストはあくまでもスクリーニングテストとしてだけ使うものです。次の個別生活改善指導というステップを想定して業務を行うのは、前頭葉の役目ですよ。
大崎市 となりのバラ
もう一度いいましょう。参加者の皆さんのレポートを待っています。