脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

1月の右脳訓練ー空と海を満喫

2023年01月27日 | 私の右脳ライフ
私が住んでいる伊豆高原は、伊豆半島の東海岸に位置してますから、東を見ると相模灘。
いわゆる伊豆七島が左右に連なって見える、日本でも珍しい景色が広がります。伊豆七島はいくつか説があるようですが、よく耳にするのは「お(大島おおしま)と(利島としま)に(新島にいじま)聞こえし(式根島しきねじま)神津島(こうづしま)  三宅(みやけ)御蔵(みくら)は八丈に近し」という覚え方です。
1月25日10年ぶりの大寒波のニュースが流れた日、伊豆高原からほんのちょっと南にある熱川の山の上にあるホテルに行ってみました。
テーブルに案内された途端息を飲みました。
大島の三原山がきれいに冠雪。ほんとに珍しい!

そして目を右に動かすと、三角おむすび型の利島、付き従っているような無人島の宇土根島。「フンフン」といつものように確認して安心しながら新島に目をやろうとして「あら。何か違う…あれ!三宅島かな。大きすぎるけど…
もともと「三宅御蔵は八丈に近し」という意味は「三宅御蔵は八丈島に近いという方がいいほど、遠いところにある」という意味ですから、見えないのです。
秋や冬の気候条件に恵まれた時にうっすらと見えることがあるという程度の出現率。
もちろん色は薄いのですが、大きいのです。よく考えたら、伊豆高原からは利島の左稜線に、三宅島の左側斜面が見えるという構図ですから、こんなに右側に稜線が続いていることを知らなかったことも影響してるでしょう。
伊豆半島の北の熱海、真ん中の伊豆高原、南の下田では島の見え方が違います。自分のところからの見え方があまりにも刷り込まれているので、違って見えるとビックリしてしまいます。
声をあげてしまいました。
新島も見事でした。

続くのは、聞こえし(式根島)神津島の2島。式根島は標高が低いのでほとんど見ることがありません。神津島もほとんど左右対称かと思っていたのですが、こんなに右稜線を引いているなんて。

ここまで見えると、なんだか人に見せてあげたくなってフェイスブックでお知らせしてしまいました。

友人がヒルトン小田原で冬休みを楽しむことになったので、早速遊びに行って一緒に楽しみました。
小田原市根府川の山の上から、南の相模灘を見ると島の並び方が違います。当たり前ですが、思いがけず新鮮です。真鶴半島を挟んで左に大島、右に初島。私にとっては、大島は初島の右にあるものなんです。
理解はできるのですが、浮かび上がってくる不思議な思いは消しようもありません。
夕焼けの相模灘。

小田原市街地

翌朝の日の出。我が家からだと、お日様は大島の左稜線から上りますが、車で2時間もかからないのに、小田原では洋上から上ってきます。当然大島ははるか右にあって、一つの画面に納められません。

2階のベランダからの初日の出。写真の真ん中に大島が見えます。


丁寧に眺めると、海の景色も楽しいものですね。
by 高槻絹子









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