脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

小布施交流会

2007年03月08日 | 認知症予防教室

長野県小布施町は、平成14年の山王島地区を皮切りに各地区に「脳のリフレッシュ教室」と銘打った「ボケ予防教室」を展開して6教室を数えるところまできました。
そこで今年は5年目という節目の年でもあり交流会を実施することになりました。
在宅介護支援センターがこの活動に取り組んできましたが、交流会といってもモデルのないことで「さて、どうなることか???」で始まったのです。

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都住地区はテッシュペーパーによる作品発表をしてくれました。
材料を在介センターのスタッフが用意してありましたが、発表者が自分のポケットから材料を出して説明したことが印象的でした。
そして、人と違ったものができた驚きや喜びを語り、家に帰って研究したという感想に、教室の意義はここにあるのだという思いを強くしました。(写真撮り忘れです。ごめんなさい)

東部地区は手話による「シャボンだま」また「青い山脈」の楽器演奏でした。
中央の「黒一点」はほんとうにシャボンだまを吹いています。
バラエティに富んだ手作り楽器を見てください。指揮棒はおしゃもじでした。






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北部地区は田中さんの「人は最後まで体力気力が一番。やる気をなくさないでがんばろう」のモットー紹介から始まって、ゆうかり工房のレザーモザイクの作品を見せてくださいました。いのししのデザインがみんな違うところにご注目!
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P1000032_4 北部が活発なもうひとつの証拠がありました。ゆうかり工房の雛人形も作ったそうですがそれを見事にアレンジして七夕飾りにしていました。柿本人麻呂の和歌一種が添えられていました。
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P1000018_3 次は飯田地区でした。大島地区と合同で西部地区として発足しましたが、交通手段の問題で集まりやすいからと、春からは飯田地区が独立して継続することになりました。(大島地区の皆さんは温泉旅行で欠席です)
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「トリ」は上町・東町地区
一弦琴伴奏付の「お雛様」の合唱の後、司会者の弁によれば「若い人より上手なお手玉」の発表。ところが落としてしまう人続出に会場は大うけで、とても盛り上がりました。
私の講評「上手にやっても感心されるだけですが、失敗することはみんなを和ませたり楽しませたりできます。ただし、失敗した当人や周りの人が大笑いすることが前提ですが」はここを意識したものでした。















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P1000030_2 来年はどうなるでしょうか?参加された皆さんがたくさんの刺激を受けて「来年は何をどのようにして発表しようか」と思ったはずです。楽しみというしかありません。