右脳訓練の続きです。
東京に所用があったので、ついでに右脳訓練も!
先日人形浄瑠璃を見て感動したので、今回も国立劇場をチェックしたら「歌舞伎鑑賞教室」がありました。
チェックするのが遅かったので、1500円の3階席でした。(一番安いけれども、一番上の座席です)
鑑賞教室らしく観客は高校生や中学生がほとんど。
中村壱太郎、中村隼人という若手歌舞伎役者が案内人になって歌舞伎の世界にいざないます。
どちらも10代ですから、同世代の親近感もあるでしょうし、考えられた演出もありましたが、ざわついていた劇場内が、一瞬のうちに静まったのは、彼らの技量だと思いました。
本番になったらこの二人が女方になって再登場するのですから、興味を引く工夫がここにも隠されています。
演目の「身代座禅」は狂言「花子」から生まれたものです。大笑いの場面が続きますが、若者たちもちゃんと笑っていました。
若いころにも何度か歌舞伎や人形浄瑠璃や能は見たのですが、この年齢になってみるから楽しめるのではないかと最近思っています。
でも、若いころにこのような世界があることを知っておくだけでも、将来それが宝になる可能性は秘められていますね。
右脳にとって、間口は広い方がいいのです。早いほど刺激が受け入れられやすいのが右脳ですから。
9:30に到着したときにはすでに長い列が。開場も早められたようですぐに入場できましたが、何しろ人がすごい。
こんなときどうするかご存知ですか?
とにかく人がいないところまで先に進む。そこからゆっくり目に最後まで観て、会場最初の場所に戻ります。もちろんそのころにはもっと人は多くなっていますが、少なくともゆっくり見られた部分があることで納得しましょう。
国立美術館で「空前絶後の」というキャッチコピーを使うくらいですから、確かに作品はすごかったですよ。
「これ知ってるゥ」の、オンパレードでしたから。
それはそれとして、帰り際の様子です。いっそう混雑していました。
前回の谷川岳の報告と様変わり。人ばかりで、もう少しゆったりとした時間が持ちたいと思いました。
その後銀座で人に会う予定がありましたから銀座へ。
銀座四丁目、和光の角。
参議院選挙最終日ということで選挙カーが走り回っていました。
蓮舫・三原じゅんこ・鳩山太郎・・・
私の住んでいるところでは選挙カーが来てくれたかしら?という状態でしたから、さすが日本の中心地だけのことはあると妙に感心しました。
そして銀座にいると「日本は高齢社会」という言葉が実感のないものにしか思えません。
それでは困るのですが。