脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

人とのつながりーポケットマルシェを利用して感じたこと

2020年09月05日 | エイジングライフ研究所から
暑い夏でした。
実はまだまだ暑い日が続いていますが、9月になったので一応過去形で。
ほんとに暑かったですね。
ステイホームですから、毎日せっせとお料理に励むことになりました。料理をすることが好きなのだと、改めて感じました。
私が住んでいる伊豆高原は自然豊かなところで、食材には恵まれていると思います。
大きなサザエが到着。単1電池と一緒に撮りました。

もうちょっと正確に大きさをお伝えするには、やはりこれでしょう。
318g!

サザエのお刺身は、コツさえつかめば簡単、下向きに置いておいて、身が出ているところにナイフを差し込んで一回ししてとれるところを取ります。ラッキーなときはワタまで全部とれますし、あと少々残ってもその身は指で出せます。

「畑で採れました」とお野菜が届くこともあります。

岡山から白桃が届きました。初めて料理に使ってみました。モモのパスタ。

新潟からは枝豆が。説明書通りに料理すると、確かに一味違うように思います!

Stay Home-(また)ウエブを楽しむ 
4月の記事ですが、ここに「ポケットマルシェ」のことを書きました。生産者と消費者をダイレクトにつなぐシステムなのです。長男の会社が投資したことから、3年前から時々利用しています。この夏はとてもお世話になりました。
ごちそうシリーズです。
南紀串本、吉田さんの養殖マグロの大トロと中トロ。

福岡県嘉麻市、赤崎さんの赤牛。北海道寿都町、小清水さんのホタテ貝。
うわー日本の北と南でした!

三重県大紀町、加藤さんの養殖鯛。2.5㎏でちょうど50センチありました。

お刺身、炙り、あら煮、兜焼き、鯛茶漬け、ソティーも。

佐賀県唐津市、坂本さんの黒バイ貝。

北九州出身の私にとっては子供のころの父の膝が懐かしく思い出される一品です。父の晩酌のお供でした。
今回はごく弱火でアヒージョも。

福岡市糸崎、柴田さんの塩うに。

こういう手書きのコメントいただくと、柴田さんは娘を嫁に出すような心境だろうと思うのです。大切に頂かなくっちゃあ。

私は、コメントにも心惹かれます。

青森県深浦町、野呂さんのお刺身サーモン。

もう一つ青森県東通村、濱田さんの夏秋(かしゅう)イチゴ。

小さいのですが、香り豊かで驚きました。バナナと一緒にスムージーに。

果物といえば沖縄宜野座、林さんのマンゴー。これは北海道の知人にもプレゼントしました。「初めて見ました」と、とっても喜んでもらえました。

生産者を感じることは、私の場合は「さあ、これから体を作る食べ物を料理して、いただく」という姿勢につながるような気がします。スーパーマーケットで求めたものとは全く違う感覚がわいてくるのです。
その意味でポケマルの試みは特筆されるべきものだと実感しています。
ポケマルでは「ごちそうさま投稿」というのがあります。到着や感謝のコメントで構わないのですが、写真を付けることでこれから買おうとする人たちへの情報提供にもなりますね。だから大体写真を撮って投稿しています。
それに対する生産者からのコメントもうれしく読みますが、お仕事の邪魔じゃないかと心配になったりしながら、そのつながりが心地よい…

ポケマルは、コロナの影響の「巣ごもり消費拡大」で、ユーザーがこの1年で4万人から21万人へと5倍超になったそうです。
長男の会社が追加出資するそうで、FBに挨拶文が掲載されていました。8月24日。
「ポケットマルシェは、生産者と消費者をつなぐプラットフォームを運営する企業です。2016年9月のサービス開始以降、着実に事業を成長させてきました。一般的には『産直Eコマース』として認知されていますが、ポケットマルシェの本質的価値は人と人の関係性を進化させ、それを深化させ、時には変容させるプラットフォームである点と言えます。
これまで人類は、効率性を究極まで追いかけ発展してきました。その過程で、無駄とされるものは削ぎ落とされ、見失われ、消滅してきたと言えます。目の前にある情報だけで考え、判断し、行動することが、見えない誰かの生活を苦しめ、その家族の選択肢を削いでいることを無意識に行っている社会は、倫理的ではありません。ものごとを可視化し、感じられるようにする、そして人々が向き合う社会への仕掛けを作ることが、ポケットマルシェの事業と言えます。
ポケットマルシェがビジョンとして掲げる『共助の社会を実現する』という言葉の意味は重く、社会的な責任も大きい。この価値観、問題意識、未来への意思を共有できた投資家からの調達は、資金調達の枠に留まらず、ポケットマルシェ自体の力を大きくステージアップさせることにつながると考えています」

なるほど。
高齢者にとっては、ボケずに生き抜こうとする時、人とのつながりは必須のものです。そういうと生の関係性をすぐに追求したくなりますね。でも身近に親族も友人もいない場合もあるでしょう。
ところが、ポケマルを利用することで、ネットを通じてであっても確かに生産者とのつながりを実感できました。介在しているものが食べ物ということも大きく影響してると思いますが、予想外の感覚に驚いています。
話は飛躍するようですが、高齢者の認知症予防なくては、日本の将来は大変なことになるのです。
こういう形での、高齢者の孤立防止もあることの実感報告でした。




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