熱海に遊びに行くときは、友人を案内してのことがほとんどなのですが、珍しく、知子さんからこんなお報せが。
「冬花火を堪能したくて、ひとりで熱海に泊まります」
誘われたわけではありませんが
「えっ!ひとりで?じゃあ、私も行っていい?冬の花火を見たかったの」夏花火は最高の場所で楽しんだことがあるのですが、冬花火はずっとあこがれていました。
「もちろん!かまいません。ぜひとも」ということで、Go toトラベルを利用して1泊してきました。
相模湾からの朝日
いつもは泊まるだけのホテルも、ゆっくり朝散歩。
カメの親子が、初島と伊豆大島を眺めていました。
こんなところにも、カメ発見!今朝の伊豆高原は、台風並みの大風だったと聞きましたが、熱海は穏やかでした。
知子さんは、熱海情報をたくさんゲットしてきていましたが、私が用意していた情報とはバッティングせず、めでたく案内人となれました。
ホテルから車で5分とかからない走り湯。
「日本でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉の一つ。今から約1300年前に発見され、『伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり』と源実朝が詠んだように、 明治以前は伊豆山神社の神湯として信仰の対象であった。奥行5mの洞窟から今も70度の湯が毎分170リットル湧き出ており、源泉は神秘的な光景が広がる。」あたみニュースより抜粋
「冬花火を堪能したくて、ひとりで熱海に泊まります」
誘われたわけではありませんが
「えっ!ひとりで?じゃあ、私も行っていい?冬の花火を見たかったの」夏花火は最高の場所で楽しんだことがあるのですが、冬花火はずっとあこがれていました。
「もちろん!かまいません。ぜひとも」ということで、Go toトラベルを利用して1泊してきました。
相模湾からの朝日
いつもは泊まるだけのホテルも、ゆっくり朝散歩。
カメの親子が、初島と伊豆大島を眺めていました。
こんなところにも、カメ発見!今朝の伊豆高原は、台風並みの大風だったと聞きましたが、熱海は穏やかでした。
知子さんは、熱海情報をたくさんゲットしてきていましたが、私が用意していた情報とはバッティングせず、めでたく案内人となれました。
ホテルから車で5分とかからない走り湯。
「日本でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉の一つ。今から約1300年前に発見され、『伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり』と源実朝が詠んだように、 明治以前は伊豆山神社の神湯として信仰の対象であった。奥行5mの洞窟から今も70度の湯が毎分170リットル湧き出ており、源泉は神秘的な光景が広がる。」あたみニュースより抜粋
このトンネルに入ると一番奥に源泉が噴出しています。
走り湯
知子さん、びっくりしてくれて案内した甲斐がありました。
たった今到着した走り湯洞窟内の私。Photo by知子。
何度か行っていますが今回初めて気づいた走り湯神社。
温泉の成分が濃いのでしょうね。本坪鈴には緑青が吹いていました。
もう一つの目的は、ブルーノタウト「幻の地下室」展。
走り湯の隣の、ホテルニューさがみやで12月11日から23日までという期間限定の展示会。
旧日向家熱海別邸地下室は、あまり知られていないのですがブルーノタウトが設計した日本で唯一残存している建築で、重要文化財指定を受けています。現在は保存のための大規模修理中で見学はできません。見学可能だった時も予約がとりにくいシステムでした。
(ブルーノタウトは桂離宮の美しさに対し「泣きたくなるほど美しい」と絶賛して世界に桂離宮の名を知らしめたといわれている建築家ですよね)
会場にはパネルがたくさん用意されていて、それを「熱海ブルーノタウト連盟」の方が丁寧に説明してくださって、知らなかった情報がいくつも飛び込んできました。
来日に至る過程に、ヒトラーの台頭によりそこから逃れるためという生々しい事情があったこと。来日前から岡倉天心「茶の本」に感銘を受けていたこと。ドイツ時代の集合住宅が世界文化遺産になっていること。日本では、建築家としては不遇であったことなど「ブルーノタウト=桂離宮」という単純な知識では到底及びもつかない知識を得ることができました。
地下室の様子が屏風になっていました。
伊豆は源頼朝との縁が深く、ここの上の方には伊豆山神社があります。知子さんはまだ行ってないということで、明日は伊豆山神社参拝を勧めてあげました。きっと満足してくれるはずです。
ホテルの玄関にあった実朝の歌碑。
熱海冬花火は短い時間でしたが堪能しました。もっと遠花火になるのかと思っていたのに花火の迫力と音の迫力が同時に楽しめました。見ているうちにジワジワと忍び寄る寒気が、はかない気分を高めてくれました。
どうしても動画がユーチューブにアップできません。もしもアップできたら掲載します(というほどのものではありません)。
夜が明けました。ユーチューブ側のトラブルだったそうです…
熱海冬花火
知子さん、びっくりしてくれて案内した甲斐がありました。
たった今到着した走り湯洞窟内の私。Photo by知子。
何度か行っていますが今回初めて気づいた走り湯神社。
温泉の成分が濃いのでしょうね。本坪鈴には緑青が吹いていました。
もう一つの目的は、ブルーノタウト「幻の地下室」展。
走り湯の隣の、ホテルニューさがみやで12月11日から23日までという期間限定の展示会。
旧日向家熱海別邸地下室は、あまり知られていないのですがブルーノタウトが設計した日本で唯一残存している建築で、重要文化財指定を受けています。現在は保存のための大規模修理中で見学はできません。見学可能だった時も予約がとりにくいシステムでした。
(ブルーノタウトは桂離宮の美しさに対し「泣きたくなるほど美しい」と絶賛して世界に桂離宮の名を知らしめたといわれている建築家ですよね)
会場にはパネルがたくさん用意されていて、それを「熱海ブルーノタウト連盟」の方が丁寧に説明してくださって、知らなかった情報がいくつも飛び込んできました。
来日に至る過程に、ヒトラーの台頭によりそこから逃れるためという生々しい事情があったこと。来日前から岡倉天心「茶の本」に感銘を受けていたこと。ドイツ時代の集合住宅が世界文化遺産になっていること。日本では、建築家としては不遇であったことなど「ブルーノタウト=桂離宮」という単純な知識では到底及びもつかない知識を得ることができました。
地下室の様子が屏風になっていました。
伊豆は源頼朝との縁が深く、ここの上の方には伊豆山神社があります。知子さんはまだ行ってないということで、明日は伊豆山神社参拝を勧めてあげました。きっと満足してくれるはずです。
ホテルの玄関にあった実朝の歌碑。
熱海冬花火は短い時間でしたが堪能しました。もっと遠花火になるのかと思っていたのに花火の迫力と音の迫力が同時に楽しめました。見ているうちにジワジワと忍び寄る寒気が、はかない気分を高めてくれました。
どうしても動画がユーチューブにアップできません。もしもアップできたら掲載します(というほどのものではありません)。
夜が明けました。ユーチューブ側のトラブルだったそうです…
熱海冬花火