ついでにお正月の報告も少々。
達磨山へ富士山を見に行き、そのまま西伊豆戸田へタカアシカ二を食べに行きました。
先日は雲一つない富士でした。それはそれで素晴らしく感動したのですが、頂上付近に雲がかかっている富士もまた興をそそられるものがありました。
これって日本人の感性らしいですね。
「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは」は確か徒然草でした。
自然をそのままに受け入れるというのは、日本文化の原点で、また特質らしいです。
息子が持ち帰った本に、現在のクールジャパンに連なる日本文化の伝統の解説があってとても面白く読みました。(「かたちの日本美」三井秀樹)
私の住んでいる東伊豆から修善寺を通って達磨山。そのまま西伊豆まで下りて行きました。
冬場の西伊豆の風は大変なはずですが、ほとんど波がなく散歩の人は
「こんなに穏やかなのは珍しい。ただ富士山はくっきりしてないでごめんね」
諸口神社前の湾は、天然の風待ち港で ここで、安政元年(1854年)戸田沖に沈没した、ロシア軍艦ディアナ号の代船が建造されました。
甲羅で魔除けを作って門先に飾るのだそうです。
小学生の孫と一緒でしたから、造船博物館や深海生物館も制覇して、いろいろものしりになりました。
もちろんこういう知識はすぐに忘れるものです。高齢になって重要なのは、「知ってる」ことより「知ろうとする」意欲です!
おせち料理ならぬメジナの刺身・塩焼き・煮付け・唐揚げ・ムニエル。
メジナには背びれに鋭いとげがありますので、いつも料理をすると気をつけていても刺してしまって痛い思いをしていました。
釣り場で知り合った人が教えてくれて、今回は新しい料理法で臨みました。
ます。一番にキッチンバサミでひれを全部切り取ってしまうのです。確かにやりやすいし安全です。
60歳を超えても、新しい知識を教えてもらうチャンスはたくさんありますね。
メジナ尽くしのお正月。こういう柔軟さもいいかと自己弁護しながらの変わったお正月を楽しみました。
孫が変わると遊びも変わり、花束作り の競演 折り紙の正24面体
と言うわけで、お正月は右脳訓練ばかりにいそしんでいたというわけです。