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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市とのイベント評価マニュアル作成事業の会議、午後は神奈川県中小企業団体中央会の組合経営革新塾で講演「組合の新規事業と経営革新」をします。
今日はWeb2.0時代の情報の使い分けについてです。
最近ではブログ、SNS等、一昔前は読者側であった一般の人が、簡単に情報を発信することが可能になりました。私もブログという技術によってこのように皆様に情報を提供することができています。トレンダーズ社長の経沢香保子さんの日記ブログの書籍を見ましたが、私との共感する部分が多かったです。
先日、ある人からこのような主旨の意見を受けました。
「誰が書いているかが不確かな情報源は信用できない」
私は以下のように「ビジネスブログ」の定義を定めています。
(1)実名(実社名)で運用されていること
(2)経営目的を持っていること
この定義に入らないものは、一般のブログです。「○○君の△△日記」等です。個人の生活や消費者の価値観を垣間見るにはよい情報源です。
しかし、起業家や経営者が知識の根底部分に使う情報として、このような情報を使うことは避けたほうがよいと思いいます。例えば、
(3)留保金課税について、匿名のブログ運用者が説明している
(4)マーケティング戦略について、顔も地域も名前も公開していない人が説明している
等です。例示や感想は匿名ブログから得た情報でも経営には使えます。しかし、言葉の意味や概念の基礎を把握するために匿名ブログから情報を得ることは避けたいものです。
今後も多くの人が情報を発信することと思います。現在のように文字と写真のみから、動画も一般化するでしょう。その際に、その情報の確かさを見極める力、これを経営者はもつ必要があります。
今後は情報受信側の解釈スキルが問われる時代になるでしょう。
gooではブログを検索結果から除外するブログフィルタ機能がある
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