おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京あきる野市の飲食店のコンサルティング、川崎市での会議出席、神奈川県厚木市の中小企業のコンサルティングをします。
今日はニッチ戦略についてです。ニッチ(niche)は隙間のことです。大企業が見逃しているような市場(顧客)の小さな要望等に気付き、市場規模は小さいけれど、そのニッチ市場に対応する戦略のことをニッチャー戦略と言います。小規模企業や中小企業では一般的で基本的な戦略です。
このニッチ市場をターゲットにしたニッチャー戦略には時間や市場浸透度合いの観点から2つあると感じています。
(1)先行型ニッチ
常に変化する市場構造(基本的には競合状況と顧客ニーズ状況)に対して、出始めた先端的なニッチ。PLC(Product Life Cycle=製品寿命)の観点からは導入期。例えば以下のような市場。
スマホの先の新市場を創出するウエアラブルコンピューター
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO55369040T20C13A5000000/
(2)遅行型ニッチ
常に変化する市場構造(基本的には競合状況と顧客ニーズ状況)に対して、旬を過ぎたニッチ。PLC(Product Life Cycle=製品寿命)の観点からは衰退期。例えばガラケー専門ショップやWindowsXP専門ショップ等です。
中小企業経営者の皆様、御社はどのニッチを極めますか?実は遅行型ニッチの中にも、細部を見ると「遅行の中の先行」的なニーズがあるものです。
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経営コンサルタント 中小企業診断士 株式会社スプラム 代表取締役 竹内幸次http://www.spram.co.jp/
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