じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

ペースが大事

2012年08月13日 | スポーツ

夏の祭典が終わりました。
個人的には期待以上の活躍だったと思います。
以前は最終日のマラソンは大いに期待しながら観ていましたが、最近の高速化についていけなくなってからはあまり観なくなりました。
あらためて、オリンピックのマラソンは難しい競技であることを、今回のレースで再認識。
過去においては真夏の開催ということで消耗戦になり、どの国の選手にもチャンスがあったと思います。
しかし、前回の北京大会から、暑さにもかかわらずアフリカの選手が条件のそろった賞金大会のようなスピードを見せつけて優勝し、オリンピックのマラソンの常識を覆した。
今回のロンドンは気候にも恵まれ、これまでの真夏の消耗戦にはならず、世界ランキング上位を独占するケニアから、厳選されて出場した3人の中からチャ ンピオンが出るんだろうと思っていた。
しかし、結果はやはり消耗戦となりました。
おそらく、気象条件だけの問題ではなく、今回のコースにもその要因が。
正直、マラソンで周回コースなんて聞いたことがありませんでしたから。
カーブがとても多かったような気がします。
角を直角に曲がるような箇所が多く、そのたびにスピードの上げ下げがあり、選手はかなり消耗したのではないでしょうか。
また、最近は必ずいるペースメーカーが付かないことも要因としてあるような気がします。
これらを考えると、いかにペースを守るということが重要なのかがわかります。
マラソンは、円谷・君原・宇佐美・瀬古・中山・宗選手など私の世代にとっては、日本のお家芸とも言える競技だったのですが、スピード重視の現代ではかなり厳しいですね。
面白いスポーツではありますが、自分で走ろうとは思いませんけどねw
選手の皆さん、お疲れさまでした。