じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

何を伝えるか

2012年04月29日 | 本と雑誌

ゴールデンウイークはいきなり夏日でスタート。
今日は、近場でということで、鎌倉中央公園へ。
アップダウンはあるし、川に池に小山に沼にと近代的な設備は全くありませんが、子ども達は何故か楽しそう。
丁度地元のボランティアや地区の役員の方々と思われる方達が、木を切ったり、木でアクセサリーを作ったり、ブーメランを作ったりといった催しが開催されていた。
ついつい、ゲームや電子おもちゃ等を買い与えてしまうし、洋服を汚さないように注意したりしてしまいがちですが、ふと自分の子ども時代を考えると、靴も服も帽子も鞄もグチャグチャになるまで遊んでいたなぁと思い出す。
あれこれ考えずに、すぐに行動に移せるのが子どもの良いところなのに、親が芽を摘んでいるのかもしれないと少し反省。
以前読んだ、元トヨタ社員の若松さんの本にも似たような記述があったなと思い出させてくれた。

トヨタの上司は現場で何を伝えているのか (PHP新書) トヨタの上司は現場で何を伝えているのか (PHP新書)
価格:¥ 756(税込)
発売日:2007-03-16

大野耐一氏のやり方はこうだった。
 「とにかくやってみろ。意見が二つ出たら両方を一日ずつやってみろ。」そうすれば、「やはりこっちの方がいいじゃないか」と納得出来る。
 結果に問題があれば改善して、もっといいものにしていける。
 議論だけでは解らないことが多い。
 現実にやってみて、結果を目で確かめることが一番だ。
仕事でも改善でも、もっとも駄目なのは、議論ばかりでいっこうに事態が前にすすまないことだ。
 「こうしたらどうだろう」「そうじゃなく、このほうがいい」「駄目駄目、変えない方がいい」と議論の応酬をするだけで、現場は旧態依然なのでは何の意味もない。
口先だけで実行が伴わない人間は信用されないし、将来伸びもしない。
 気付いたら"すぐに"提案する。
 アイデアはまずやってみる。
 アイデアの賞味期限は案外短い。"すぐにやる""まずやってみる"がトヨタ式だ。