コロナ問題を注視している友人から送られてきたメールです。
政府のコロナウイルス感染症対策分科会メンバーで、NHKのコロナ解説に出てくる医師、館田一博・東邦大学教授(61)が新型コロナウイルス(オミクロン株)に感染しました。3月14日夜、NHKテレビのデータ放送で発信されました。
〇 2/4頃 のどの違和感、37.5度前後の発熱。2日連続で抗原検査を受けるも陰性。
〇 2/9 せきが出始め、38度以上の発熱。
〇 2/10 血中酸素濃度83%。PCR検査で新型コロナウィルス陽性。
〇 2/10~2/20 入院。人口呼吸器を使った治療。この間全身麻酔、意識は朦朧。
〇 2/21~ 一般病床に移動。体力は極限まで低下。リハビリ開始。
なぜ2/4にPCR検査(確定診断)を受けなかったか疑問です。後に本人も悔やんでいます。いつも申し上げますが、確定診断(PCRと医師による所見)無くしてその後の治療方針は出ません。2/4にコロナの診断がなされていれば、重症化を防ぐ薬が直ちに投与されていれば、もしかしたら重症化と酷い予後を防げていたかも知れません。
コロナ軽症者に投与する薬は何種類か既に承認されていますが、どれも発症から3~5日以内に用いなければ効果は期待出来ません。
館田先生の場合は2/4から5日以内に投与開始されなければ効果が期待できなかったのです。2/4に確定診断を受けていれば、もしかしたら違った結果になっていたかも知れません。
こうした友人の指摘を受け、私は37.5度前後、それ以上の発熱があったら、すぐにかかりつけ医を受診します。