パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

義父:サ高住退所でいきなり救急車

2024-04-08 11:04:51 | 高齢の親
 病院や施設が大嫌いな義父・・・。
まぁ、好きな人なんかいないよね?
義父さん・・・健全だと思うわ。

おぼつかないとはいえ、やれることはまだ一杯あるし。
少なくとも「意欲」は充分ある。
否・・・意欲だけは危険なくらいありすぎる。
(そこが困っちゃうところではあるけれど)

 4月某日、義父もサ高住を退所しました。
そして自宅に帰っていきました。

結局、自宅は手すりやスロープを取り付けるだけにとどめ、
床の張り替えだの大掛りな改修や、ユニットバスの取り付けなどはしませんでした。

理由は、
「今すぐ帰らせろ」「改修なんかしなくても良い」という本人の希望と、
「いつまでここで暮らせるか分からない」
「そもそもここで暮すことは現実的と思えない」という義妹の判断。


 自宅に帰るにあたり、第三者的に、
「Mちゃんに我が儘(人格否定含む)を言って困らせてはいけないよ」とか、
「長く自宅で暮すためには、いろんな人のサポートが何より必要だよ」
「ヘルパーやデイサービスも使わないと長続きしないよ」とか、
そんな話がしたくて、義父のサ高住へお見舞いに行ったことがありますが、
その時は、話で聞いて状態よりもシャンとしていて、まぁまぁスタスタ歩いて見えました。
でもまぁ、秒単位で室内を歩くだけですので、そう見えたのかもしれません。

だけど、本人も入院前と同じレベルとは言えなくても、
今でも割と何でもやれると思っている様で、
・「こんな所に手すりなんか付けやがって(怒)」(と言いながらしっかり手すりを握っている)
・「オムツは止めた!」と言いながら、何度も漏らして部屋が尿臭い
・「今日はコンビニ行ってきた」(往復20分のところ1時間掛かった)
・「昨日は電動三輪車でホームセンターへ行ってきた」(通常片道20分)
などと、息子と娘が良かれと思って設置したモノを移動させたり、
夜中に動き回ったり(生存確認の為、人感センサーを取り付けて把握している)、
遠くまで電動三輪車でお買い物・・・と、
生き生きと動いている様子が覗えたのですが・・・


 退所5日目、
夫の携帯と私の携帯に、ほぼ同時に着信が。
私は出なかったのですが、夫が出ると相手は病院で、
「〇〇さんのご家族ですか? 〇〇さんが自転車で転倒し、救急車で運ばれました。
 今検査をしていますが、帰ることはできると思うので迎えに来て下さい。」と。

義妹は旅行中。
夫は飲酒済み。
私は用事あり。
仕方無く、義母の弟(70前半)にお願いして病院へ行って貰いました。

夕方、旅行から帰宅した義妹の話では、
「〇〇スーパーの辺りで転倒したらしい。
 自転車は無傷。
 転倒した記憶も無く、気が付いたら病院のベッドの上だった・・・って。」
「怪我というより、顔面打撲で顔が腫れていた」
「これから先も自転車に乗って出掛ける・・・って言ってる」
「お兄ちゃんも時間があるとき、実家に行って」

メールで一通りの連絡を受けた夫は、イライラしながらため息をつき、
最後の文言「お兄ちゃんも時間があるとき、実家に行って」
「あいつ(義妹)おかしいんじゃ無いのか?」
「何で俺が行かないといけないんだ!」・・・と、怒り出しました。


   夫のこういうところ・・・ちょっと理解が出来ないんだけど


夫の言い分は、
「自宅へ帰るなら、ヘルパーを入れてデイサービスを使うこと!」
という条件を付けたにも関わらず、
「自分で出来る!」「何でも出来る!」「介護サービスは受けない!」
と言い張って、こちらの意見も聞かずに爺さんが自分で勝手に決めた事だ。

ケアマネさんと話合ったときも、
「取敢えず、1ヶ月自分でやらせて、
 出来る事と出来ないことも認識させて、
 それから次の段階へ進めましょう」
と言われ、みんなで納得してそうすることにしたんじゃ無かったのか?
なのに、この段階で俺を実家に行かせて、何を為ろって言うんだ?
あの時、お前も覚悟したんじゃ無いのか?
覚悟したって言ってたよな?
お前、干渉ししすぎだわ!
今はその段階じゃないだろう!


   完全に男脳だわ


義妹は泣き出し、
「分かった。
 自分がおかしいのも分かってる。
 だけどやっちゃう。
 親の世話を焼いてしまう。
 お兄ちゃんの言うとおりだから、実家にも行かなくて良い。
 だけど、もう知らん!って言わないで。
 夫にも友だちにも相談したり打ち明けたり出来ないし、どうしたら良いのか分からないの。
 私を見捨てないで。」
・・・と言ったらしい。


   泣かされたなんて・・・
   可愛そうに・・・ね
   ウチの旦那(あなたのお兄様)キツイから

にしても泣くなんて、可憐だわぁ
私は泣かないで怒り狂い、
「もう二度と顔出すな!」というタイプだから、
種族が違うわね


まぁ、この義妹・・・、
感情論的には私も充分理解が出来るけれど、
彼女の基本的な考えや行動に対しては、全く理解が出来ないので、
そもそも種族が違うのだけれど・・・。


 とにかく、身内はバタバタよ?
まさか、こんなに早く救急車にお世話になるなんて思っても無かったわ。

しかも搬送先の病院(入院していた病院へ搬送された)で、
「こんな認知症の人を一人暮らしなんかさせてっ!」って言われたらしいわ。

   だったら、どうしたら良いのさっ
   誰か導いてよ!

と思いつつ、尊厳だの何だのという今の時代、
結局、誰にもどうにも出来ない事だと分かっているのもあり、
無言になってしまう家族・・・。

認知症にも認知症患者にも罪は無いのよね。
本当に、社会問題よ。
この先も、良い方法や方針が見つかるとは思えないのが尚更悲しいわ。
長寿国家の行く先がココだとは、思いもよらなかった。


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義母:サ高住退所

2024-04-08 09:43:37 | 高齢の親
 義母と義父がサ高住を退所しました。
義母は入居後しばらくして、茶飲み友だちが出来て楽しくやっていた様ですが、
たまたま食堂の「自分の席の椅子」が無かったのをきっかけに、
『誰かが嫌がらせをしている」「私は歓迎されていない」・・・となり、
それ以降、「〇〇(生家)へ帰りたい」と言うようになり、結局そちらへ。

義母は、
我が家で2ヶ月過した後、次男がコロナになったのをきっかけに、生家へ避難し、
そちらで姉(86歳)と弟(70代前半)に大事にされて1ヶ月を過しました。

その後、救急搬送されて入院していた義父が退院するのに合わせて、
義父とサ高住へ入ったのですが、
「おじいさんと一緒が良い。夫婦だから・・・」と言ってはいたものの、
想定内でしたが「不自由なおじいさん<お世話をしてくれてる姉&弟」で、
「(生家へ)帰りたい」「どうして私がこんな所に来なくてはいけないんだ」
と、愚痴ったり泣きついたり、はたまた宥められて納得したり、
そんな感じでを繰り返していた様です。

   しかし・・・
   86の姉にお世話をさせる・・・って、どうなんでしょうね。
   それぞれ家庭の歴史があるから、よそ者の私は口を挟みませんが。
   複雑ですよ。
   思考であったり、価値観であったり、世間体であったり。
   まぁ、行く側(義母)も迎える側(義母の姉&弟)もOKなら良いのですが。
   でも年齢的な事を考えると、それもいつかは限界が来るでしょうし。

生家では、
「良く来たね」「苦労したね」「心細かったね」 
と言う気持ちでお客様として1ヶ月大事にされ、楽しく過していた義母ですが、
サ高住へ入って、生家のお姉さんと弟さんもヤレヤレ・・・という感じだったのかもしれません。

最近では、義妹に
86の姉:「M子、〇〇はデイサービスは使わないの?」
(義母は「トイレも食事も着替えも出来るし、私には必要無い!」と言っている)
86の姉:「M子、ちょっと来てくれる?(最近〇〇が漏らして大変なの)」
などと、愚痴なのかHELP要請なのか、現状報告があるようですが、
義母は姉と弟に世話をさせたり、おつかいをさせたりしながら、楽しく過しているそうです。

70代前半の弟は、
どうやら義母の粗相の片付けや、姉2人のご機嫌取りや、両者の取り持ちをしているようで、
「みんなそれぞれ考えがあって、大変だわ」とこぼしていたとか。

   それでも結局、義母を囲っておきたいのでしょうね・・・

家族の歴史はわかりませんが、
・血を分けた身内なので、愛情があり可愛い
・妻であり母である妹が、18年も引き籠もり嫁ぎ先に迷惑をかけたという罪悪感
・自分の家系から、鬱や統合失調が出たと認めたくない
・鬱や統合失調ではない、元気な状態で生涯を過して欲しい
・あそこの家(義実家)に返すと、また引き籠もる恐れがある
間接的な話を聞いていると、そういった想いが根底にあるようです。

「生活の中心に置いて欲しい人」と「可愛がってお世話をしてくれる人」
という構造が成り立っている内は、もうお任せするしかないのでしょうけれど、
義母の甘え・・・、
息子(夫)と娘(義妹)の甘え・・・、
なんだかな~~~と思います。

でも一昔前の人に言わせれば、
「長男嫁が世話をしないからいけないんだ!」
「役に立たない嫁め!」となるんでしょうね。

   いやいや。
   介護は「恩と愛情」がある人が、最後の時を一緒に過すためのギフト。
   そういう深い絆のある人がやらずして、どうするの?

と、思っている私。
私の役割は、あくまで介護で動く夫のサポート。

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新学期

2024-04-05 08:43:58 | ちょっと寄り道=独り言=
 春休み中は色々ありました・・・。
ハイ、嫌な出来事というか、悩みというか・・・。
もう心が疲れ切って書けないのですが、いつか恥を忍んで書こう。
(次男のことです)

 今日から新学期。
学校へ行くのが面倒であったり、
新しいクラスや先生の事を考えると気が重かったり、
そもそもマイペースな生活を離れたく無かったり、
子供達も色々な想いを抱えて登校しましたが・・・。

4月になると、リアルに感じるのが「少子化」。

5クラスとか6クラスの6年生が卒業し、
2クラスの新入生が入って来る・・・
というパターンが繰り返された結果、
長男が1年生の時は、半年に1回だった交通当番(旗当番)が今では2ヶ月に1回になり、
この先のPTAやら地区役員やらのなり手を選出する事に対しても、
心配が生じている様子が聞こえて来ます。
(我が家の場合は、次男が高学年になった時に「役員候補該当者」になると思われます)

 親の都合は別として、
第一次ベビーブーム世代前後の親から産まれた「私達第二次ベビーブーム世代の私」からすると、
子供の少なさは本当に驚きで・・・。

この学校区は20年ほど前から徐々に団地が発展し子供が多い土地でしたので、今まで少子化の実感はなく、
私が勝手に「ここ3.4年で激変した」様に感しているのですが、
実は、この学校区は子育て世帯が集中していただけ。

その子育て世帯も、子供が成長しむしろ巣立ち始め、大人世帯になりつつあります。

   全校生徒が校庭に並ぶのを見ると、少な過ぎて「え・・・?」
   交通当番で子供の登校行列も、5年前は長蛇の列だったのが、
   今はあっという間に過ぎ去って行き、「え・・・?」

何でしょう。
この近辺の子供が全員集合してもこんな人数か・・・と思うと、恐怖にすら感じます。
何が恐怖かって、不自然な景色が。
年金とか、国や地域の発展以前に、景色が恐怖

この先、世の中はどうなっていくのかな?
価値観もどんどん変わっていて、
その価値観に全員が傾いてしまったら、どうなるのでしょうね。

どうにもならない波を、高台から見下ろしている様な気分です。


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ストゥブ鍋でびゅー

2024-03-20 12:40:06 | 私のオススメ品
 お気に入りの圧力鍋が故障しました。
前回の故障はで、メーカーさんに鍋を送って修理して貰ったのですが、
また同じ様な故障というか、何度か使う内に圧力が抜ける様になり、
圧力が掛からない残念な鍋になってしまい・・・。

修理に出しても、結果的には1年も持たなかったので、
買い換えるのが賢明かな・・・と思い、ネット検索をしたところ、
何故か、圧力鍋ではなくストゥブ鍋がヒットしました。

ストゥブ鍋・・・お高いんですよね。
でも、以前コストコで並べられていたストゥブを見たら、
お高い割に鍋の際というか、中と外の境目の塗装がガタガタで、
イメージと違い、ガッカリして購入を断念したのですが、
今回ネット購入為た物は、欲しかった色&綺麗に塗装されていてホッ。
コストコのストゥブは半額くらいで超お値打ちでしたが、B級品だったのかな・・・。
でもまぁ、見た目じゃなく料理の仕上がりを重視するなら十分だと思いますが。

 で、ストゥブ鍋の使い心地は・・・。
これで作ると確かに美味しいです。
薄味でも気にならないというか、素材の味が楽しめます。
だけど圧力鍋とは全く違い、普通に時間は掛かります。

「ストゥブ圧力鍋」があったら最高かな(笑)

「ストゥブ鍋」・・・なかなか良いです


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最近の次男

2024-03-18 08:59:08 | 長男&次男:小学校へ行く
 我が家の男児・・・。
「何なの?」・・・というくらい頓珍漢なのですが、
長男は随分落ち付いて来ました。

以前、療育の先生に聞いた「伝説」では、
「10歳くらいになると落着くって言うよ?」とのコトでしたが、
気づいてみれば「まんざら嘘では無いかも」という印象です。

 逆に、
兄に対してライバル心がメラメラで、何でもそこそこ出来た「期待の次男」は、
小1の後半から、緊張感がすっかり無くなり、ダラダラのグズグズ君に。
小2の今なんか、朝は起きては来るんだけれど、居間の炬燵やソファーで寝始め、
朝の準備もせずにギリギリまでダラダラし、
片膝を立てて椅子に座り朝食を食べ、「宿題」をやる・・・というパターン。

   もう有り得ない

で、宿題もダラダラやるものだから、時間が無くて、
なのにこれまたダラダラし、あろう事かベイブレードで遊び出したりして、
いつまで経っても着替えない。

   もう幼稚園脳よ?

そんな風だから、私も
「アレ遣りなさい」「コレ遣りなさい」「次は・・・」「時計を見て!」などと言う訳だけれど、
次男は、「あれしろこれしろ言わないで」「命令しないで」って。

   言わんとやらんでしょうが
   (言ってもやらんけど

でもまぁ、この時期の怠さも想像出来るし、
「まだ子供だし・・・」とも思ったりして、着替えを手伝ったりしている私。

   そこそこ出来る子だったはずなのに
   ちゃんと出来ていたのに
   ここに来て、ダメダメどら息子振りを発揮し、手を焼いています


 次男は、コミュニケーション能力が高く、スッと世の中に溶け込んで行くし、
運動神経も良いので、年長者とも遜色成しに遊ぶのですが、
遊び意外の思考が幼く、「嘘だろ?」と思うコトが沢山あります。

例えば料理を為ている時、
「お腹空いた~~~。何作ってるの?」
「(見れば分かるでしょ)・・・」
「なに、なに~~~?」
「(いや分かるでしょ)・・・」
もうね、私の言うことをちっとも聞かないから、腹が立って喋りたく無いのですよ。

「(しつこいな)カレーだよ」と言ってみたところ、
「え?カレーなの? へぇ~これで出来るの? へぇ~~~」って。
ボウルの中身は、ドロドロの粉にまみれたキャベツ他。
完全に「お好み焼き」なのに、全く疑わない。

   アホやん

もうね、日頃から楽しいコト意外、何にも考えて無いんだよね。

で、「実はお好み焼きでした」と出したら、
「え? お好み焼きだったの? 僕カレーだと思ってた」・・・っと。

   本気?


 身長は2年生としては大きく、130以上あるのよ?
でも、動きが幼稚園児で「ダカダカ~・ワ~~~」っていう
クレヨンしんちゃんみたいな感じなので、
120を余裕で越えていて、明らかに大きいのに、
遊園地に行っても何故か身長を測られる・・・という

係員さんも条件反射というか、とっ捕まえて測りたくなるんでしょうね。


 とにかく、
親としては、自由気ままな次男に手を焼いていて、
コントロール不能な状態に打ちひしがれているのですが、
学校では先生の信頼も厚く、生き生きとムードメーカー的な生活をしている様で、
ギャップが大き過ぎて、「え~~~」という感じです。

そう言えば長男も、「家での姿」と「外での姿」が全く違っていて・・・。
性格は真逆だけれど、そういう意味ではそっくりだな。兄弟。

因みに兄は内向的で、
「今日日直・・・。緊張するな・・・
「ルー、学級委員に立候補したの? え~~~ 
 僕は、班長すらやったこと無い。絶対に遣りたくないし、出来ない。」・・・と。

※因みに学級委員に立候補した次男は、
14対11で、テストがほぼ100点の子に負けたそうですが、
親としては、「よく11人も投票してくれたよね?」と、驚きです。
家では・・・・・・なので


 現在8歳。

10歳まであと2年。
その頃には、また別の姿を見せてくれるのでしょうか?
期待と不安・・・
いやいや、大いに信じて、期待しよう



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30年後を考える

2024-03-13 05:00:12 | 高齢の親
・景気の低迷(必死に働いても豊かになれない構造)
・子育て問題(要:お金と手間)
・高齢者問題(要:死ぬまで労働の覚悟)

とんでもない世の中になってしまったNIPPON。
「これが本来の日本の姿」と言われれば、そうなのかも。

   「救う」という名目で「巣食う」政治家・・・要らん
   過去の歴史さながら、
   段々と物騒な世の中になるかもしれないな・・・と、ぼんやり思う

どうなっちゃうのかな、NIPPON。


 さて、義実家の話。

一部介護保険を使い、月内を目処に「手すりと段差」の改修をする事になりました。
見積もりや市への申請や審査に時間が掛かかり、もう少し時間が欲しいところでしたが、
義父が「3月で施設を退所する!」と言って聞かないので、
とにかく短納期で出来る事をし、
トイレやら家自体の修理は追ってする事になりました。

現在、義父&義母はサ高住にいます。
お金の管理は義妹がしているのですが、
義父は「俺の金を勝手に(施設なんかに)使いやがって」と怒っているらしく、
今後の改修工事やら、月極駐車場やら必要経費に対して、
「お金を出し難いんだけどどうしよう?」と義妹。
そして、長男である夫は「俺が出す(って言っといて)」と。

   まぁ、親だからね
   出すしか無いね
   幾らになるか知らんけど

 これからさ・・・
ウチじ限った話じゃ無く、こんな家庭が今以上に増えるんでしょうね。
そこそこ働いてきたとしても、年金少ないモン。
特に女性は、結婚や出産なども「寿退社至上主義」の世代なので、
リアルに少ない。
(おそらく現在55歳以上の人は、それに近い状態じゃないかな?)

それに、子供が自立し、やれやれ。
数十年後には死んでいくというのに、2000万とか貯金なんか出来るワケ無いし。
その上年金が少ない割に、物価は高い。

あれだけ「高齢者=金持ち」と揶揄されていたけれど、
「生きているだけでお金が貰える」というだけで、
「豊か」とはほど遠く、実態は「徐々に貧困」じゃないかな。

事故や病気とは無縁の人は、少しは豊かかもしれませんが、
年老いて来たらそうはいかないし、
その上、介護報酬の問題まで出て来て、ヘルパーさんは稀少な存在になる一方。

ヘルパーさんの様な「頼れる人」がいなくなってしまったら、
高齢者自身だけでなく、その家族が路頭に迷うこと間違いなしです。

今の我が家は、それをヒシヒシと感じていて、
未来を想像する事が出来る若者が、
「子どもに自分たちの世話や生活など、余計な負担を掛けてしまうのであれば、
 我が子を守るためにも、子どもは作らない方が良いな」と考えるのは極めて真っ当で、
よほど子ども好きか、はたまた無計画か、
私みたいに「自分の人生に子どもが必要」という自分本位な人でないと、
もう子どもは持たないのかもしれないな・・・と、
少子化スパイラルの原因の一つを見いだしている状況です。


 昔は実感的に「一生懸命に働けば豊かになれた」けれど、
今は「働けど働けど、猶、我が生活楽にならざり」・・・という表現がピッタリ。

自分たちの後始末もそうですが、
困難多きこの時代、
息子達をどう導いて行ったら良いのか、
果たして育て上げることが出来るのか、
考えて居ても仕方がないので、とにかく働くしか無い。

最終的には、
「死ぬまで健康で、死ぬまで働いた人」だけが勝ち組で、
「それ以外の人」は貧しさと苦痛に翻弄されるんでしょうね。


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先生、一年間有難う

2024-03-07 08:33:41 | 長男&次男:小学校へ行く
 長男リロ君は、発達グレー。
診断名もついていて、保険証も〇障ですが、
おそらく今後の人生経験で、それも薄れていくというか、
そもそもこれくらいは、昔で言う「個性」というか、
人並みに近付き、
大人になった頃には、長年の導きにより、
人並み以上に常識人間になるだろうな・・・と感じています。

ある意味、個性が死ぬ・・・のかな。
一般の子達が、個性を発揮し始める・・・とも言える。
将来は、普通に社会に埋もれて行くタイプな気がします。

 我が居住地域は、
リロの様なこどもを持つ家庭と学校(幼・保)は、
連携などのために「記録:はぐくみ」をやっています。
リロは1歳半検診で引っ掛かり、そこから・・・なので、
2歳からずっと「はぐくみ」を書いています。

内容は、問題点や課題・ねらい・評価など、
「年間指導案」の様なイメージのものです。

まず、親が本人の日常や問題点などを書き込み、
先生が学校での取り組みと評価と課題を洗い出して下さいます。
そして、次年度へ引き継ぐ・・・。

正直、面倒極まりないですし、
担任の先生はもっと面倒だろうと思います。(ごめんなさい)

でも、もの凄く良い記録です。
通知表では分からない、子供の姿も見えますし、
どのような評価を受けて、どの段階にいるのかが明確にイメージ出来ます。


 今年度も担任の先生との「はぐくみ最終確認」の時期がやってきました。

担任の先生は、年齢こそ存じませんが、若くて可愛い男の先生。
目がクリッとしていて、可愛いのよ
イケメンは得だよね・・・。
しかも、アタリがソフトで優しいから、
   大好き

 そんな担任の先生ですが、
10月に面談をすることがあり、その時、先生の薬指に指輪を発見した私。

   あれ?
   指輪してたっけ?
   今まで気づかなかっただけかな?

リロに
「気が付かなかったけど、先生、指輪してたから結婚しているかもしれないね」
と言ったところ、
「先生、『7月に結婚しました!』って言ってたよ」・・・と。

「え~~~!!! 何で(お母さんに)言わない?」
「え?  言わないといけなかったの?」

「で、みんな何か言ってた?」
「・・・。『ふぅ~~~ん』・・・って」
「え? マジ? んなこと無いでしょ!」
「・・・・・・。」

という事があり、面談の後にあった懇談会で、
「先生、ご結婚されたんですか?」
「そうなんです。」
「実は(こんな)話を聞きまして~。
 キャーとか、ワーとか無かったんですか?」
「そうですね。無かったです。
 ほんの少しザワッとしましたが、『ふぅ~ん』って感じでした。」
「え~~~。4年生って、そんなものなんですか?」
「そうみたいです」  
 
   4年生・・・って、こんなもん?


 まぁ、良いのですが、
私にとっては、大谷選手の結婚より、担任の先生の結婚の方が、
ずっとずっとBIGニュースで、ずっとずっと嬉しかったです。

   先生大好きだから

・・・というのは、私だけではありません。
6月の参観日、
先生は参観後に3・4人のママに何の用も無いのに囲まれて、
わざわざ挨拶・・・みたいな。
(こんな光景、過去の先生で見たことが無い
とにかく、ママ達が色めきだっていました

その「何だか青春っぽい光景」に、
本人達のドキドキした小恥ずかしい気持ちや、
それを眺めながら自分に置き換えて照れて恥ずかしくなっている外野・・・
という様な、学生時代に一気にワープした私

でも・・・、
2月の参観日には、先生に寄っていくママは誰もいませんでした

先生が囲われた時もびっくりしましたが、
全く囲われなかった今回も、同じくらいびっくりした私

   シュールだ


 どうでも良い話しばかりぶっ込んだ、
思いついたことを書いているだけの本日ですが、

先生、一年間寄り添って下さって有難うございました。
先生大好き 末永く幸あれ



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給食

2024-03-04 09:07:27 | ちょっと寄り道=独り言=
 先日、
小1のお子さんが、給食で提供されたウズラの卵が咽に詰まり、
お亡くなりになったという事故がありましたが、
もう本当に気の毒で仕方がありません。

   本当に本当に、お悔やみしか言えない。

「仕方が無い」とか「問題がある食材を排除し過ぎ」とか、
そんな意見が沢山あって、そんな意見が「いいね」で溢れているけれど、
まずはそれって、今言うこと?????


 私は、「危険なものは排除すれば良い」と、明確に思っています。

ウズラの卵やプチトマトなんて、わざわざ学校で出す必要など無く、
家で食べれば良いだけで、
その分の栄養だって他の食材に差し替えたり、
家で補ったりすれば良いだけ。

リスクのある物をわざわざ学校で提供する意味が、さっぱり分かりません。
食育だって、家でやれば良い。

もちろん、うずらやプチトマトが悪というわけではありませんし、
うずら業者やプチトマト農家の足を引っ張る気はありません。
心配しなくても、大人になれば咀嚼が安定してきますので、
その時、社員食堂やら外食産業でどんどん使えば良い。

人生経験の少ない小学生くらいまでは、
危険な食材を排除したり、カットして提供するなどの配慮が必要だ

と私は思う。

亡くなったお子さんとご家族を想うと、無性に悲しいです。


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祝:大谷翔平さん

2024-03-04 09:00:55 | ちょっと寄り道=独り言=
 大谷翔平さんがご結婚されましたね。
私も、お相手には興味新々でしたが、
大谷さんの理想そのものの方なのだと理解し、
「おめでとー良かった良かった」の一言です。

逆に、世間を騒がせている
「世の女性・女の子達(昔の女の子含む)の落胆」
・・・という様な感情が、自分には全く無いのが残念です。

そういう「トキメキ」を持った日常が自分には無いんだな・・・と。
私もちょっと一憂してみたかったな

 とにかく、ご結婚おめでとうございます。
私にとっても、大変喜ばしいニュースでした

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義父:施設退所を宣言

2024-02-22 08:58:47 | 高齢の親
 要介護2の義父が自宅で暮らせるようにする為、
段差だらけの老朽化したした家の改修見積もりが届きました。
最低限の見積もりですら、恐ろしい金額です。
車が入ってこられない土地なので、資材搬入だけで60万越え。
改修工事はまた別。

   義父は、この金額を見て何を思うのか・・・

息子(夫)は「今まで暮してきたのだから、こんなの必要無い」って言うだろと予測。

   でも全部はやらないとしても、必要なところは必要だからね。
   滅茶苦茶な事言わないでね。
   ・・・と心で願う私。


 何でも良いけど、家に帰りたいよね・・・。
ある日突然、入院となり、回復したとはいえ高齢のためそもそも不自由。

同時に認知症状が出ていることも手伝い、
正常な判断が出来ない為、みんながみんな敵に思えるらしく・・・。

自由気ままな暮らしから一転。
管理される生活になり、身体だけで無く心も窮屈だよね。

   義父はきっと「最低限の事は何でも出来る」と思っている。
   「他人の世話になんかなるものか!」と思っている。

だけどね・・・
そもそも人間は、他人の作り上げたモノを調達し生活する生物で、
「自立」と言っても、動物とは違って無理なんだよ・・・。
根本的に「未完全な生き物」だから。

だからね、
そういう生命体なのだから、一人で抱えて完結しなくて良いんだよ~。
もっと人の手を借りて、甘えて、それに感謝しながら生きていこうよ~。

実際、オムツの着脱すらおぼつかず、
ご飯を、食べても食べても食べ足りないなんて、完全に認知症だし。
買物だって何だって出来ると思えてしまう事自体、有り得ないし。
電気屋へ行って、使いもしない22万もするパソコン、何台買うつもり?
シニアカー買ってお買い物へ行く気満々だけど、あれ高いよ?
しかも、店内走行出来ないし、お店についてからどうするの?

   だけど、
   「何でもできるだ!」「何とかなるだ!」・・・と、
   そればっか。

支援を受ける立場になったからには、文句ばかりじゃなく、
「ヘンテコだけど可愛い、本来のおじいちゃん」で居てよ~。
・・・と、私は思っているんだけど。


 今は本当に、人を見れば不満をぶつけ、文句ばかり言っている様です。
何とか気持ちや心を和らげてあげられないものでしょうか。
色々考えてしまいます。

でもね、
施設やデイサービスにそれなりに馴染める人と、そうでない人が居るのも確かで、
介護の職場で働いたことのある妹の話によれば、
杖を振り回して暴れ、施設の玄関のドアを叩いて壊した・・・とか、
介護士が杖で叩かれた・・・とか、
入浴を拒んで、顔を引っ掻かれた・・・とか、
働く側のメンタル的にも、なかなか大変な事も多いらしく、
やはりそういう人は一定数いて、義父の場合も珍しくは無いのでしょうね。

自宅に帰ったら、本来のおじいちゃんに戻る・・・・・・とは思えないけれど、
少しは満足のいく晩年になるのかな?

息子(夫)と娘(義妹)は自宅には戻したく無く・・・
でも戻さないと施設にも迷惑を掛けるだろうし・・・

ケアマネさんに相談しならがやっている様ですが、
ケアマネさんも「久しぶりに凄いお爺ちゃんに当たっちゃったな」と言っているらしく、
まぁ、相当手に負えないというか、
会いに行くと、義父からの一方的な文句と要求の嵐のようで。

同じ施設にいる義母などは、ケアマネさんに
「(お爺さんの所には)行かない方が良いよ」とアドバイスをするくらい、
義父は誰にも相手にされず、心もポッツンとしているのだろうな・・・と思うと、
何だか私自身が悲しくなってきて、話を聞くだけでも良いから行かないとな・・・と。


 しかしどうしたものか・・・。
自宅生活に戻ったとしても、「ヘルパー要らない!」と言うし、
お願いしてもいずれ勝手に断りそうだし。
日用品の調達や通院もあるし、薬の管理もある。
「見守り宅配弁当」だけでは廻っていくとは思えない。

そもそも義父は立ち姿の重心が後ろにあるタイプで、
後ろにひっくり返るリスクがあり、「見守りが必要」と言われている。

それに、自宅に帰ったら食事制限など無視で、
食べたい物を食べたいだけ食べる生活になる。(認知の影響で以前より欲求が強い)

健康器具とサプリメントが好きで、
テレホンショッピングを見ては買いあさり・・・、だけど活用しない。

誰かが根気良くお世話をしないといけないわけで、
それをするとしたら、同市内に住んでいる義妹?
でも、義妹は「あの(汚い)家には足を踏み入れたくない」と嫌がっているし。

兄である夫が、
「暫くオンラインワークで実家に同居するか」と考えていますが、
それはいつまで?
体力は持つの?
そもそも永遠に完全オンラインとかOKなの?
・・・と、課題だったり、未知の話だったりで、
心理的に、「暗いトンネルに入る前」の戸惑いが尽きません。

 でもこれは、
18年間、統合失調症の義母を一人で面倒看てきた苦労への報復かもしれません。

子供やその家族が、「面倒を看てくれ」と押しつけた訳ではありませんが、
配偶者である義母の面倒は「自分の責任だ」と捉えつつ、
自分の言うことを聞き入れない義母に手を焼き、
治療を受けさせることを断念し、
誰の指図も受けず「自分のやりたいように」やって来てた義父・・・。

ですが、18年はあまりに長く、自分の身体が不自由になった今、立場は逆転し、
今度は自分が我儘を言いまくるのも分かる気がします。


 きっと、18年分自己主張をするパターンでしょうね・・・。
私としては、言わせて上げるのも良いかな・・・(無理も無いよね)と思うのですが、
サポートする家族にとっては死活問題で、
特に義妹などは、「私の言うことを何一つ聞いてくれない」と怒り心頭。
「痛い目を見ないと分からない」
「『お願いします!』『助けて下さい!』と言わせないと駄目だ
とまで言うようになったそうで。

義母が我が家に来て、戸惑っていたときは、
「これが私の親」(←受け入れなさい)的なことを言っていたので、
親に対してそういう関わりを貫く人だろうと思っていましたが、
「あ・・・そうなんだ?」
「私がお世話をして、そんなことを口に為たら、
 鬼嫁扱いで大変な事になっていたな・・・」
と、ソレに関しては、回避出来た事に心からホッとしている私です。

   やってみないと分からないのだよ
   何でも自分でさ


 どうなるのか、どうするのか、
義父は、「3月一杯で施設を出る!」と宣言しているそうです。


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