かれこれ十数年間、なんの手入れもしなかった庭木、
家の中を修繕修復したことを機に、庭木の手入れを行った。
私がここに工房と家を建てたのは２７、８歳のころ、
その時から約３８年間経過した。
父と植えた庭木、ビックリするほど大きく育ち、
数年間に一度、庭師さんにお願いして剪定してもらっていた。
けれど、十数年前より何の手入れもしてこなかった。
立派な庭ではなかったが、それでも珍しい木も植えてあった。
手入れを怠ると庭木も反発して、好き勝手に伸びてしまった。
この「しいのき」、直径は３５センチあまり。実もなる。
かなり太く、横に伸びた枝も１０センチほどの太さになった。
このままだと瓦も痛むと思い、思い切って枝落としを行った。
一か所がスッキリすると他の箇所の枝が目立ち、
それらもさっぱりと切り落とした。
垣根も３メートルほどの高さになっていて、風通しも悪く、
これらも１メートル８０センチほどの高さにそろえ、
脇枝もバッサリと落とした。
この作業、かなりの時間を要したが、
その分、庭に太陽光と風が入ってきて、
とても過ごしやすい環境へと生まれ変わった。
管理している実家の畑、
堤防拡張のため、作物を作れそうもなく、
我が家の敷地内で何とかして野菜を作ろうと思う。
この場所は風通しがいいので、蔓野菜などを植えよう。
自分が食べる分くらいの野菜は何とか作れそうだ。
前庭の畑には季節ごとの野菜も植える準備もしてある。
時間があれば再び庭木の手入れも行おう。
