創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

青磁・掛け花入れ

2016年10月15日 | 日記

銀座での個展が終わった翌日、
長年お世話になった千葉三越へご挨拶に出向いた。
千葉三越は来年3月20日付で閉店となる。
私の個展は3月29日からと決まっていた。
残念だがどうすることもできない。

新宿三越から千葉三越へと個展会場が移り、
二年ごとに千葉に行くことが習慣となり、
皆様に会えることが楽しみだった。

千葉三越もこれで見納めかな、
と思うと、様々なことが浮かんできた。
お客様のパーティーにご招待されてご挨拶したこと、
悩み事を相談いただき、私なりにお答えさせて頂いたたこと。
何よりも、皆様から作品を高く評価頂いたことが嬉しかった。

ちょっぴりさみしく複雑な気分で東京から帰り、
すでに半月も過ぎようとしている。

個展の片づけもようやく済ませ、
前庭を観察する余裕も出てきた。
上京前に植えた白菜、根付いている。
紫色は初めて植えた。うまく育つか。

その横には庭木の陰で侘助が咲きだしていた。
気温は低いが、霜が降るほどでもなく、美しい。

程よい大きさの侘助を選び、掛け花入れに生けてみた。
フェースブックにも記事を載せたら、多くの方々がご覧になり、
コメントもいただきました。

青磁は優しい色合いの焼き物、
特に花を選ばずとも、みごとに調和してくれる。
片付いたばかりの展示場兼応接間が心持ち明るく見えた。

 

 

 

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