|
新雪 |
毎日毎夜、静かな時間が経過している。
空からは間断なく、飽きもせずに雪が降り続いている。
工房前、ドウダンツツジの小枝に新雪がふんわりと乗り、
まるで真綿のような雪。 気温も零度を下回っていて、
雪の結晶が一つ一つ見えるほどの冷え込み。
工房前には降り積もった雪がドッサリと残っていて、
家から車道に出るまでの間も、降り続く雪で地面が見えない。
もう何日も地面を見ていない。 いつになったら雪が溶けてくれるのかなあ。
|
トラ |
いつもと全く変わらない生活、
朝起きるとトラちゃんが「 おはよう 」と声をかけてくれている。
勝手口のドアを開けると一目散に台所に入ってきた。
冷え込んだ今朝、ご飯を与えても食べようとせずに、足元にまとわり着いている。
「 寒いんか? 抱っこしてほしいんか?」と、台所の床に座り、
毛布を膝の上にかぶせると、トラが膝の中に入ってきた。
相変わらずトラは台所までしか入ってこない。
加えて勝手口のドアは開けておかなければならない。
温まった部屋の暖気が一気に外に流れてしまう。
甘えてくるトラが愛おしくて、10分ほど膝の中のトラをなでていた。
シロちゃんがいれば、いつも競争して膝の中に入って来ていたのに、
と、ふっとシロちゃんが居た頃を思い出してしまった。
|
膝の上 |
「 トラちゃん、もうすっかり冷えてきたよ 」とトラちゃんを起こそうとすると、
「 え~、もっと抱っこして欲しいのに・・・、 」と、ちょっとすねた顔で見上げてくる。
「 寒くなってきたから朝ごはんを食べなさい 」とトラを膝から出した。
出すと同時にまた膝に上がってくるトラ。 何回か同じ動作を繰り返し、
私が立ち上がると、しぶしぶ勝手口へ出て行くトラ。
トラが朝ごはんを食べているあいだにコーヒーの準備を。
晩秋から寒さ対策で脂肪を貯め始めたトラ、丸々と太っている。
家ネコならば太る必要もないだろうに、家の中に入ってこないから仕方ないのか。
勝手口の中にあるトラちゃんの家、温かい敷物に加え、
夜にはペットボトルにお湯を入れ、断熱材でくるんで湯たんぽ代わりに入れてある。
冷え込みのきつい夜には湯たんぽも早く冷たくなって、今朝は20度くらいになっていた。
なるほど、だから甘えてきたのか。
|
ドウダンツツジ |
私の風邪はようやく治り、ふらつきも無くなり、いつもの体調に戻った。
平熱が低い私、37度を超えるとふらつき、38度を超えると何も出来なくなってしまう。
数年ぶりに高熱が続いた今回の風邪、気をつけていたのに迂闊(うかつ)だった。
私が治るのと入れ替わりに、土練機修理の世話をしてくれている友人が風邪をひいた。
私が高熱で床に伏している間にも、修理する部品の図面を描いてくれたり
知り合いの鉄工所に修理方法を聞きに行ってくれたり。
今回の土練機修理では、私に代わって色々と協力してくれている友人。
一日も早く、元の体調を取り戻して欲しいと願っている。
うちの孫はインフルエンザで1週間学校を休みました。本当に猛威です・・。
トラちゃん用のペットボトルの湯たんぽ・・・いいですね!
うちのピピ君(マルチーズ♂8歳)にも用意してあげます。
お散歩苦手な甘えたの室内犬です(笑)
ドウダンツツジも寒そうですね!
ちっち様のお孫さんも大変でしたね。 一週間で良くなられて完治、良かったです。
ちっち様も十分すぎるくらいにご注意下さい。
用心していたのに引いてしまった風邪、何とか治ってホッとしています。
本当に久しぶりに高熱が出てしまいました。病院でもインフルエンザではないかと思われて。
友人も風邪にやられて体調を崩しましたが、そろそろ普段の生活に戻りつつあります。
♪ 犬は喜び庭駆け回る、ネコはコタツで丸くなる ♪ とは言うものの、
寒いのは犬もネコも人間も一緒だと思っています。
♪ 春よこい、早く来い、♪ が今の心情です。
トラちゃんの行動は野生化しているので、甘えているのは、飼い主が反対に手の上で転がされている場合も多いとか。トラちゃんはどうでしょうか?
ネコ学と言う番組、放映していたのですか、知りませんでした。
もう随分と長く一緒に暮らしていますが、トラちゃんの行動を観察していますと、
大丈夫かな、これでいいのかな、の表情を読み取ることが出来ます。
ネコの性格は気まぐれ、とは言われますが、確かにその通り。
私に甘えてくるときは、おなかがすいた時だけではなく、顔を見るたびに近寄ってきます。
ですので、手の上で転がされている、は正しいのかどうかは、定かでありません。
犬だったら群れの習性で、ボスが誰だか見極めますが、我が家のトラは遠慮の姿勢がみえます。
私が心を開いているのですから、思いっきり甘えて飛び込んできて欲しいのです。
人間の歳に置き換えれば、かなりの老齢ですが、ご覧のように生き生きとしています。
トラちゃんに会いに来られますか?・・・なんて。