「 天気がいいから豆の棚を作るのを手伝ってほしい、」と母。
「 いま手が離せないから無理 」と言うと、
「 分かった、私が一人で何とかするから・・・」と。
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2月24日の畑 収穫する野菜が殆ど無い |
参ったなあ、足腰が悪いのに、棚を作る支柱類を何度も手押し車で納屋から運ぶつもりか。
「 分かった、わかった、何とか時間を合わせるから、」と、気温も緩んだこの日、
母と豆類の棚つくりを行った。
丁度この時季は野菜が少ない頃である。
向こうに見える木がミカンと柿。 その根元に小松菜がそろそろ収穫時期を迎えている。
ミカンの手前にはブロッコリーの株が10ほど。
しかしどういう訳か、この冬のブロッコリーの出来が悪く、晩秋に収穫したきり大きくならない。
白菜、大根、蕪を収穫したあとは畑を休めるため、何も植えていない。
これから春になったら、夏用の野菜を順々に植えていく。
その手前には水菜と春キャベツが少し。 晩秋に種をまいたホウレン草が芽を出している。
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きぬさや、スナップエンドウ |
さて今日の作業の、キヌサヤとスナップエンドウ豆の畝。
豆の蔓(つる)が上手く上へ上へと伸びてくれるように、そして強風に耐えられるように、
頑丈に棚を作らなくてはならない。
すっかり足腰が弱っている母、どうやって一人でこのような作業が出来よう。
私の仕事の手順が狂ったが、みなの為にと丹精込めて植えてくれている野菜の養生、
太い支柱は10本、細い支柱は30本あまり、縛る紐(ひも)などの道具類も全部用意し、
それらを私の車に積み込んで畑に運んだ。
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手前に、そら豆の大写し |
キヌサヤ、スナップエンドウの畝の横には、そら豆の畝が。
そら豆は10株植えてある。 「 買えば高いし、植えとけばみんなが喜ぶから 」と。
さて作業開始。 今日も母が写真を撮ってくれた。
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穴あけ作業 |
太い支柱がぐらぐら揺れないように、鉄の棒を使って仮の穴を掘っているところ。
豆が植わっている畝を等間隔に、全部で10本の太い支柱を立てていく。
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春の陽ざしの下、母と |
「 私の写真はいいから、いつもこんな格好の写真ばかり 」と言っている母をパチリ。
太い支柱や細い支柱を立てたところに、豆の株を痛めないようにそっと結んでいく作業。
なんだかんだ言いながらも、天気も良く作業は順調に進んだ。
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そら豆の棚も |
そら豆の棚も作って、の要望で、少し低めの支柱を立てた。
そら豆はこれから大きくなっていくので、その都度支えをしなくてはならない。
夏前には丸々と太った大きなそら豆が収穫できるだろう。 ビールが美味く飲めそう・・・。
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完成した豆類の棚 |
あさ9時から始めた作業、11時過ぎに終了。
「 これからどうする?」と聞くと、「 草の芽が出てきたので草むしり、ありがとう 」と。
予定が変わったけれど、母が植えてくれた野菜が元気に育つよう、母を残して我が家へ。
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