創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

作品点検(サビ)

2022年08月10日 | 日記

 

先日の豪雨のあとも気温が34~36度と高い。
外仕事はムリなので工房内で仕事を続行。

土練機(どれんき)を修理?したのは
かれこれ10年以上前になるか。

修理は名だけで最悪の結果になってしまった。
近くの専門修理工場、でたらめの修理をしてくれ
高価な土練機はいまだに使えない。

それ以来ずっと手で粘土をもんでいる。
粘土にも不信感があり素焼きした作品を水につけ、
どこかに鉄粉が混ざっていないかを確かめている。

水につけることでどうにかサビを確認できる。
今は夏だからいいけれど冬の時季は大変。手がかじかんでしまう。

少しでもサビらしきものを見つけると掘りだしている。

ただ歳を重ねたせいか視力が落ちてきた。
度の異なる何種類もの老眼鏡を置いている。
すべて100円均一。便利な世の中だ。

普段メガネを掛ける習慣の無い自分、
根つめて使っていると目がつかれる。
そんなときは庭の植物を見るようにしている。

あせらずゆっくりと作品の点検をしよう。
これさえ行えば安心して焼くことができる。

くみだし碗もあるので確認しなくては。
外は猛烈な暑さだが工房内は適温。
さ、作業を続けよう。

 

コメント
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