気分転換をかねて東尋坊へ出かけた。
雲行きはあやしいが、雨は降りそうにない。
いつものカメ像のモニュメントを見て東尋坊へ。
コロナ禍の影響もあるだろうが、
それほどの人でもなくノンビリと。
カキの季節なのか数軒の店先には岩カキ。
手のひらより少し小さいが、2000円は高い?
生カキを食べてみたいが、
もし食中毒になったら怖いので食べていない。
最後に食べたのは何年前だろう、記憶が無いくらい。
いつもの席で。
ここに座って海を眺めると心が落ち着く。
海が見たい! 強く思って出かけてきてよかった。
ボーっと何も考えずにここに座っていた。
何組もの人達が入れ代わり立ち代わり。
小一時間も座っていただろうか。
友人から聞いた霊魂のはなし、
向こうに見える雄島には霊魂が居ると。
何回か雄島の中を歩いたが特に感じなかった。
感じない自分はにぶいのか?
潮の流れ
いつも何気に海を見ていたが
今回は潮の流れを見てみた。
流れは左から右方向へ。
東尋坊の崖っぷちから雄島に向かって流れている。
身を投げた人が流れ着くのは雄島あたり。
ずいぶん昔から続いている。
今も昔も生きることはたやすいことではない。
いつの世も生きにくいことは多々ある。
でも今一度立ち止まってと思うが。
死に取りつかれたらどうしようもないのかも。
出店の後ろの松林の所にある命の公衆電話、
ひっそりと佇んでいるが...。
我が家から東尋坊まで約40分。
自分自身を休めるためには絶好の海。
また出かけてゆっくりしようと思う。