創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

大失敗

2013年11月20日 | 日記

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   朝日を受けて


寒さが増し、加えて北陸特有のアラレ混じりの雨、そして一日中鳴り渡る雷。
これまでめったに出たことの無い、「 竜巻警報 」まで発令されている石川県全域。
インターネットを使わないときは、関連する電源やスイッチ類をすべて抜いている。

昨日まで、雨時々曇りで、時折太陽が顔を見せてくれていたが、
今日は、と言うより昨晩から冷たい雨に強風、そして雷。
いよいよ冬がやってきた。

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   木陰から


猛暑の夏から一気に秋が来て、紅葉をめでることなく冬到来。
どこか近くの山でも出かけてみたいと思っていたが、その機会も無くしてしまった。

それではと、我が家の庭に植わっている木々を観察。
やはり短か過ぎた秋のためか、葉の色つきがとても悪い。
いつもは真っ赤になる、小さい葉のモミジ、色付かないまま、落葉してしまった。

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   大モミジ ・ マンゲツ


いつも日記の話題に上る、窓辺の大モミジ、「 マンゲツ 」、
このモミジだけが秋らしい風情をかもし出して、秋を楽しませてくれている。
朝日を受け、逆光ながら美しい姿を見せてくれている。

でも良く観察すれば、真っ赤になるはずのマンゲツの葉、ところどころシミが。
夏の猛暑で葉の表面を傷めたのか、決して美しいとはいえない紅葉となった。

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   昼近く


貴重な晴れの日の昼近く、空気が澄んでいるのか、
強いお日様に照らされ、モミジの葉が更に赤く鮮やかに。
あまり葉に近づかず、少し離れたところから眺めるモミジは美しい。

けれど庭を吹き抜ける北風に背中を押されるように、
ひとひら、ふたひらと、毎日散っていく大モミジ、マンゲツ。
モミジの状態を観察していても、異常気象の不安を覚える。

庭には落ち葉が散り積もり、
強風で枝まで折れ落ちて見苦しくなってしまった。
いくらなんでも、このままにしておく訳にいかず、
道具を持ち出して庭掃除を始めた。

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   失敗


手袋をし鎌をシッカリと握り、ノコギリもその都度使って片付けを行った。
雨に濡れた庭、太陽が照っていたが木陰の中までは陽が差し込んでくれず。

慎重に、完全装備で片づけを行ったつもりだった。
が、うかつにもコケで長靴が滑ってしまい、鎌の歯が指の上を通過。
イタ、っと思ったがすでに遅く、手袋は流れ出た血で真っ赤に。

大事ないようにと、そっと手袋をはずしてビックリ、
ひとさし指の先をギザギザの歯が複雑に切り裂き、
中指の先、爪と身を三分の一切り落としてしまった。

水仕事を続けている今、指先を傷つけてしまってはどうにもならない。
小さい棘(とげ)が刺さっても痛い指先、ミスとはいえ、こんなにも傷めてしまっては。
ズキズキと脈打つように痛みが増し、中々痛みが去らない。

抗生剤を塗り、水溶性絆創膏で傷口を保護しているが、まだ癒えない。
指だけは大切に、ぜったいに傷つけないように注意していたが、
今回は大きな失敗をしてしまった。 早く治ることを待つのみ。


コメント (2)
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