オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「スターズ・オン・アイス」補足

2009年01月19日 09時57分51秒 | 2008-2009年シーズン
「スターズ・オン・アイス」の大阪公演を見て1週間と少し経ちました。レポートも書きましたが、意識して荒川静香さんと中野友加里さんに関することは、流す程度で留めていました。ただ、この数日、これで良かったのだろうか?と自問自答。自分のブログであるのに自分の大好きなスケーターを語ることを周りに遠慮することにバカバカしくなってきたのが本音である。
ご存知の通り、私は大のクラッシック音楽ファンです。クラッシック音楽のファンの中でも、いろいろな聴き方する方がいらっしゃると思います。私は、やはり演奏にこだわって聴いている方だと思っています。自分ならこう演奏する。だから、こう演奏して欲しいという意識がたいへん強い。だから自分の理想の演奏や演奏家に巡り会った時の歓びは、非常に大きいものがあります。例えばベートーヴェンの交響曲でも、私は曲が鳴っていればいれば良い、どんな演奏でも良いというような八方美人的な聴き方が出来ない不器用な人間だといって良いでしょう。だからこそ私の好きな演奏家には深い思い入れがあります。フィギュア・スケートも当然、同様で、そういう感覚でフィギュア・スケートを見てしまうのは他人様から見て変かもしれませんが、これも私が持って生まれた性分、今更どうにもなりません。
話が脱線気味になりました。今回「スターズ・オン・アイス」では、やはり荒川静香さんと中野友加里さんの演技を見て、やはり私のフィギュア・スケートに対する思いの根源に、この2人の存在があり、豪華メンバーの今回のアイスショーの中でも彼女たちが私にとって特別な存在になったと確信することが出来たことが最高の収穫でした。クラシック音楽とフィギュア・スケートは私の心の中の両輪です。何と言われても荒川静香さんと中野友加里さんは私の心の中を語る領域になってしまったと言い切ってよいでしょう。(これは安藤美姫さん、村主章枝さんなど他のスケーターを軽視するということではありません。絶対、誤解のない様に!)

話が大げさになりました。
ショーの当日、プログラムをみて一番、驚いたのは中野友加里さんでした。
「Memoirs of Geisha」John Williams
と、書かれた印刷物を見て当日は間違いなく「サムホエア」と確信していただけにびっくり!「SAYRI」である。中野さんのEXナンバーの中で一番好きなナンバーだけに、これだけで大阪まで出て来た甲斐があったと思いました。以前のものと比べて変更している部分があるようで、後日、古いビデオテープを捜してもう一度確認するつもりである。それにしても流れるような美しさである。やはりスピンは天下一品である。競技会のように気迫を前面に出さなくてよいだけに彼女の美しさがひときわ引き立ったのかもしれません。
一緒に見ていた家内が中野さんの演技のあと、「あっという間に終わった」と言ったのですが、私は決してそうは感じませんでした。技と技の間(あいだ)の間(ま)の美しさ、品の良さ、私はその流れに乗るのみである。その流れに乗せてくれる中野さん。一昨年の全日本選手権のフリーでの「スペイン奇想曲」も忘れることが出来ませんが、今回も忘れがたいものとなりました。

荒川静香さんはマドンナの「Frozen」である。このプログラムを見るのは昨年7月の新横浜での「フレンズ・オン・アイス」以来二度目である。
リンクに登場した荒川さん、黒の衣装を着た荒川さんがスポットライトをあびて立つ姿は、真っ白いリンクに映えて本当に美しい。この美しさはどこから出ているのだろうか?演技しなくても立っているだけで、もう満足である。
前回の新横浜では、かなり前の方の座席、今回はスタンド席なので見下ろすような感じ。スタンド席から広い、なみはやドームのリンクを一望できるので、その広いリンクをいっぱい使った荒川さんのスケールの大きな演技を楽しむことが出来ました。そしてスタンド席からも指の先から足もとまで神経の行き届いた見事な演技が手を取るようにわかる物凄さ。プロスケーターはかくあるべしと言うべき演技。荒川静香さんはやはり美しく、凄かった!

私自身、四国の片田舎在住なので、都会へアイスショーを見に行くという事はたいへんな決心とエネルギーが必要である。本当に都会のファンはうらやましい。それだけに、せっかく行ったアイスショーは全て見逃すまいという気持ち、全てを楽しみたいという気持ちか非常に強い。
次に行くのは夏の「フレンズ・オン・アイス」かな?とにかく楽しみは多い方がいい。

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4 コメント

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荒川さん (tatti)
2009-01-19 18:49:19
フローズンとにかく凄かった・・・
ほかのスケーターではあそこまで
あのような美しさは表現できないでしょう。
荒川さんのスケーティングはスケールが大きいので
スタンド席からでも手足の細部にいたるまで
表現力は伝わってきますよね。
もう動画でもアップされていますし、
テレビの録画も何回も観ています。

中野さんの「SAYURI」もきれいでした。
手の指先まで神経が行き届いていて
あでやかな笑みがまた美しさを増したようです。
傘を差して楚々とした風情で登場。
激しく演じ、
また傘を差して、おしとやかなポーズで終わる。
そのギャップがたまらなくいいのですね。

オペラファンさんのブログですから
お気に入りのお二人の美しさは存分に語ってください。
遠慮する必要はありませんね。

私は、プロの皆さんの素晴らしい演技を観ることも
楽しみですが、
現役選手の伸び伸びとした美しい演技が観れるので
競技を離れたアイスショーは観るのが大好きなんですよ。


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tatti様へ (オペラファン)
2009-01-19 20:45:42
荒川静香さんと中野友加里さんのスターズ・オン・アイスでの演技のコメント、本当にありがとうございます。

荒川さんの「Frozen」を見るのは2度目でしたが、スタンド席で見た今回の方が凄かったと思います。最初の時は荒川さんも「Frozen」は初演技だったようで、その時も良かったのですが、今回は何度か場を踏んだ為か思い切った演技が出来るようになったのではないかと思います。

私も現役選手の皆さんの伸び伸びした演技を楽しむことのできるアイスショーは大好きです。浅田真央さんのような演技を見ると、伸び伸び感の中に自分の持っている技術を惜しむことなく盛り込みフィギュアスケートの魅力を伝えてくれるアイスショーには、これから、ますますハマリそうです。
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Unknown (piano)
2009-01-20 23:26:59
ブログのコメントありがとうございます◎


実家の母親からスターズオンアイスの録画のテープを
借りました。
明日かあさって拝見する予定です。

静香さんにマドンナの曲、意外な感じもさせておきながら
きっと静香さんであればどんな曲でも演じれてしまうのでしょう。
楽しみに拝見いたします。
由加里さんの「SAYURI」はぴったりのイメージです、これも楽しみに拝見します。

あとランビエルもとても楽しみです。
メダリストオンアイスではランビエルは少し緊張しているように見えました、がやはり舞台栄えする
相変わらず素敵な演技でした。

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piano様へ (オペラファン)
2009-01-21 22:54:57
今回の「スターズ・オン・アイス」の一番の見所は、やはりランビエルとバトルのコラボでしょう。本当に贅沢でした。公演当日、プログラムには全く記載されていなかったので、この2人がリンクに登場した時、広い会場が大きく、どよめきました。私が見たのは日本公演の初日だっただけに、全く情報がなかっただけに、なおさらでした。
ランビエルは、私が見た初日のプログラムは「ロメオとジュリエット」でした。あの名旋律にのって芸術性あふれる演技でした。
今月30日にはBSでノーカットでの放送があるとの事で私はこちらを録画してDVDで保存するつもりです。
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