オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「マリア・カラス/ザ・スタジオ・リサイタルズ」

2015年04月14日 17時10分16秒 | オペラ
このところタイミングが悪いのか財務大臣閣下のご機嫌の麗しくない時にネットで手配していたCDが到着している。
昨日も13枚のCDがボックスに収められたアルバムが到着して閣下の逆鱗にふれてしまった。
「マリア・カラス/ザ・スタジオ・リサイタルズ」
マリア・カラスがEMIでの全スタジオ録音のリサイタル盤11枚と2枚の特典盤付きで税込で1890円の超お買い得価格(これが重要)。
マリア・カラス!
私にオペラの世界へ大きく目を開かされくれた偉大なオペラ歌手である。
たいへんな大昔になってしまいましたが、私が高校2年生の時、来日公演をNHKのテレビで見て、たいへんな衝撃を受けました。
それ以来、いまだにマリア・カラスの呪縛から逃れられないのである。(逃れるつもりはありませんが)
さて今回のアルバム。
多くの録音は既に何らかの形でCDで所持していますが、変な?混ぜ込みや編集なしのオリジナルの形で1枚1枚にCDに収録されているので、思い切って入手しました。
レコード会社のロゴも、まだEMIなのが何故か嬉しい。
本日は1枚目のプッチーニ・アリア集、2枚目のコロラトゥーラ・オペラ・アリア集、6枚目のパリのマリア・カラスⅠを聴く。
多くは初めて聴く録音ではないのですが、改めて聴いてみて、やはりカラスの素晴らしい声に圧倒される。
私は若い頃からカラスの歌うプッチーニは、あまり好きではありませんでした。
「ノルマ」や「ラ・トラビアータ(椿姫)」などベルカントやドラマチックなものを好んでいて、どうもカラスの歌うミミやマノンは苦手でした。
しかし今回聴いていて、例えば「ラ・ボエーム」から「さようなら」を聴いると小雪がちらつく寒い朝の情景が目に浮かぶではないか!
また「ジャンニ・スキッキ」からの「お父様にお願い」もラウレッタの気持ちが伝わってくるではないか!
マリア・カラスが再び私にオペラの魅力を伝えてくれる。
それも「声」そして「歌」の力で!
このアルバム。私の一生ものになるでしょう。そして、これからも私のオペラの指針になるでしょう。
1枚1枚、丁寧に聴いていって、そのあとは、改めてマリア・カラスの歌っているオペラの全曲CDを聴き直したい。
また新しい発見があるかもしれません。
なかなか時間的に難しいかもしれませんが・・・。






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