オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

フレンズオンアイス2016を見て。

2016年08月30日 09時20分39秒 | フレンズ・オン・アイス2016
フレンズオンアイスの公演を見て、もう3日経ちましたが、まだまだ静かな余韻が残っている。
そして、いろいろなことを思う
このところ、本当にアイスショー、そして放送が多くなった。
それはそれで喜ばしいことである。素晴らしいことである。
ただ大きな会場、多くのスポンサー、そしてテレビで放送されている大掛かりなアイスショーの中でフレンズオンアイスの魅力とは何なのか、今回ほど考えさせられたことはない。
フレンズオンアイスは地上波やBSでは放送されません。またリンクサイドでの企業の看板は多くありません。また、あっても他のアイスショーに比べて目立ちません。そして会場も収容人数の少ない新横浜スケートセンター。
それでも公演は凄い熱気。私は何度か大阪のなみはやドームなど大型施設でアイスショーを見たことがありますが、フレンズオンアイスほどの熱気は残念ながら感じたことはありません
それは、やはり荒川静香さんを筆頭に出演されたスケーターの皆さんの、このアイスショーに対する熱意。けっしてスポンサーやテレビ局のためではない。
スケーターとフィギュアスケートのファンのためのアイスショーであるということがフレンズオンアイスの根底に流れているからであると言っても過言ではないと思います。
熱意と熱気。それが毎年、観客に伝わり根強い支持となって今回11回目を重ねたと言っていいでしょう。
今年のフレンズオンアイス。
以前のような「オペラ座の怪人」や「5人でマンボ」など会場を大きく湧かせるグループ演技はありませんでした。
しかし冒頭にコメントした通り静かな余韻。
真のスケーターの持つ演技の魅力を、真正面から見ている私たちに見せてくれる。
ショーが終わったあと妻が言っていたな。
「本当に力量のある人でないと出られないアイスショーだね」
プログラム第2部の後半。
メリル・ディヴィス&チャーリー・ホワイト、イリヤ・クーリック、タチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフ、高橋大輔さん、そして荒川静香さんと続いたプログラム。
一昨日、鈴木明子さんでのコメントで使いましたが、やはり「極上」という言葉しか思い浮かばない。
最高のスケーターの皆さんのその「極上」の演技を真っ正面から見せてくれるアイスショー。
最高のものを間近で見ることが出来る喜び。全てを受け止めることが出来る喜び。正に至福の時。
この同じ顔ぶれでなみはやドームなど大型会場のスタンド席で見たら、その演技の魅力の全ては伝わってこないでしょう。
新横浜スケートセンターという、けっして大きくない会場で、「極上」の演技を見せてくれるスケーターと観客が一体になることが出来る。
だから私は大阪でのアイスショーを見送っても、ほとんど毎年、新横浜スケートセンターに通っている理由と言えるでしょう。
それにしても初めて生で見たペアのタチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフには驚かされた。
今まで映像で見た印象はスケールが大きく荒々しいと言う印象が強かったのですが、たいへんな繊細さを持っていて本当に魅力的なペアである。
そして演技をしている2人からエッジの音が聴こえない!
改めて、このオリンピック金メダルペアの素晴らしさを知ることが出来たことは今回の大収穫でした。
今回、今までご常連だった中国のチン・パン&ジャン・トンの姿を見ることが出来ないのは当初、寂しさを感じていましたがタチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフの出演は、その寂しさを払拭するに十文、いやそれ以上のものがありました。
今回はここまで。
本郷理華さんのことなど、まだまだ続きます。




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