オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

鈴木明子さんの最後のフリー。

2014年04月10日 17時48分26秒 | 2013-2014年シーズン


鈴木明子さん、現役最後のフリーの演技。
何度見ても、胸が熱くなります。
今日、鈴木明子さん著「ひとつひとつ 少しずつ」が届きました。
最初の方を少し読んだところ。

「いまできること」を最大限にやろう。
最後まで自分らしさを失わないようにしよう。

定年まで、あと数年。
体力の衰えを強く感じ、そして何か変に妥協している私にとって、何か目が覚めさせるような鈴木明子さんの言葉。
鈴木明子さんの、素晴らしい言葉が詰まっている本のようである。




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マーラー 交響曲第1番「巨人」

2014年04月10日 12時38分29秒 | 今日、聴いたCD
マーラー 交響曲第1番「巨人」 ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団(1961年録音 CBS・SONY盤)

一昨晩、そして昨晩と深夜の帰宅。完全に仕事が袋小路状態。
最近、私は本社ではオーラが無くなってきたと言われているらしい。それも、しかたないことだろう。出社日は全て肉体作業に終始しているのだから・・・。もう疲労感しか残らない状況。
今日の公休日、いろいろな資料や本社で手渡された本を持ち帰っているのだが、まだ今の時点で、まだ全く手をつけていない。本当はネットで、いろいろ調べものをしなくてはいけないのだが、まだスイッチが入りません。

さてさて貴重な公休日。明日から、また6連勤。やはり、少しでも自分の好きなことに使いたいもの。
フィギュアスケートの録画も溜まってきたので少しずつでも見て行きたい。また、このところオリンピック、そして世界選手権と続いていたので、どうしてもフィギュアスケートの話題が続いていますが、私の、もう一つの車輪であるクラシック音楽のCDもコツコツと聴いていました。
今日は、久し振りにマーラーの交響曲第1番「巨人」を聴く。
定評のあるブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の録音。
私にとっても大切なCD.私が所持しているのは、この録音が初めてCD化された時のディスク。CDの初期の時代だったため1枚3500円もした。今では考えられない金額。
全曲を聴いて感じるのは表現の瑞瑞しさ、そして夢を見てるような演奏。
聴いていて、まるでスピーカーを通してワルターが直接、この交響曲の魅力を私に語ってくれているかのような気持ちになる。
マーラーの「巨人」。
聴いている時は疲れを忘れ、遥か昔になってしまった私の若かった頃の気持ちに戻ったようになるのは不思議。
ただ、この作品は若きマーラーの作品なので当然か。
この交響曲を初めて聴いたのは高校生の時。その時、交響曲第9番や「大地の歌」の晩年の作品を既に聴いていたので、あまりにも世界が違うように感じ何か違和感を感じていました。
そして東京で過ごした大学生時代。
大学生時代、よく上野にある東京文化会館へ東京都交響楽団の演奏会に行きました。
その頃、東京都交響楽団の演奏会には学生証を見せると1000円で入れる学生席というものがあり、1000円で生でオーケストラを聴けるということで地方から出てきた貧乏学生の私にとっては、たいへん重宝させて頂きました。
今でも、あんな席あるのかな?大学を卒業して田舎に引っこんで約30数余年経ちましたが、あの貧乏学生だった私は今もクラシック音楽を聴き続けています。あの学生席の存在は私にとって、たいへん大きかったと言えます。
さて何度か行った演奏会の中でマーラーの交響曲第1番「巨人」を聴く機会がありました。
確かこの時、私が初めてマーラーの作品を生で聴いた演奏会でした。
指揮は当時、音楽監督だった渡邉暁雄氏。また客席には当時、東京都知事だった美濃部亮吉氏の姿を見たのも憶えています。本当に大昔だな。
私の席は大ホールの最前列。
第1楽章冒頭のキーンと響く序奏から第4楽章最後の物凄い盛り上がりを見せるフィナーレまで、正に響きの大パノラマを目にしているようだった。そして歌。
この間、この交響曲に振り回され放し。それまで持っていた、この作品に対する違和感など吹っ飛んでしまった。
マーラーの「巨人」を聴くと、どうしても、この時の思い出が蘇ってしまいます。この作品のキーワードの一つに「青春」と言うキーワードがあるためかもしれません。

いかん、いかん、年寄りの昔話になってしまいました。
このCDを聴いている時に、鈴木明子さんの本が届く。
サッと目を通しみる。たいへん濃い内容。
仕事はいつするの?
う~ん、困った、困った。



最後に私にとって、たいへん懐かしい東京文化会館の写真を何枚か。
大好きだった思い出深いホール。
ここで朝比奈隆、小澤征爾、レナード・バーンスタイン、エフゲニ・ムラヴィンスキー、フィッシャー・ディースカウを聴いた。
再び、ここで音楽を聴くことはあるのだろうか?
「おお、過ぎ去った青春よ!」










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