オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

世界選手権2014、アイスダンス

2014年04月07日 10時15分58秒 | 私はアイスダンスが大好き!
昨日は朝、起床した時から、しんどくて体が動かない。このところ体が悲鳴を上げていたのは分かっていたのだが・・・。
それでも、やらねばいけないことが多々あるので、出勤するが、情けないことに、歩くのもしんどく気持ちが悪くなってきたので、昼前に仕事をストップして早退する。発熱もしていないのに、本当に情けない。疲労感と老い。これを強く意識する。
帰宅して夜まで爆睡する。少しは体が軽くなった気がする。

さて夜、2時間ほどテレビ。
先週の金曜日にBSフジで放送された世界選手権からアイスダンスの録画を見る。やっと見ることが出来たという気持ち。
フィギュアスケートの競技の中で一番好きなのは、やはり女子シングル。そして次は何と言ってもアイスダンス!
1位と3位のポイント差が何と0.05しかなかったので、どのようだったか早く見たかった。
今回の世界選手権には世界のアイスダンス界2トップで、ソチでの金と銀メダリストであるメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト、テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアの2組が出場していないので、録画を見る前は一抹の寂しさがありましたが、一旦、録画を見始めると、そんな寂しさなど吹き飛んでしまい、アイスダンスの魅力的な世界に引き込まれました。
逆に今回、2トップがいないので、その他の実力者の演技をストレートに楽しむことが出来、また、その出場カップルのお国ぶり、気質を感じることが出来、本当に楽しかった。

アメリカ(マディソン・チョック&エバン・ベーツ)  ・・・ブロードウェイミュージカルの華やかさ。
ロシア(エレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ)・・・クラシックバレエの優雅さ、そして豪快さ。
フランス(ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ) ・・・フランス人の持つ「粋」、そしてファッション。
イタリア(アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ)  ・・・歌心、オペラプッファの持つ軽やかさ、コミカルさ。正にイタリアの血。

田村明子さん著の「氷上の舞~煌めくアイスダンサー」のあとがきにこう書かれています。

>まだまだ一般的にはシングルほど知られていないけれど、本当にスケートが好きなファンはアイスダンスが大好き、と言われています。

男子、女子シングルは日本の優勝で終わった今回の世界選手権。
その中で、どれだけの方々が、このアイスダンスの放送を見てくれたのだろか?そんな気持ちが交錯していたのは事実です。

さてさて以前にもコメントしましたが私のごひいきのアイスダンサーはイタリアのアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテとアメリカのマディソン・チョック&エバン・ベーツ。
そしてカッペリーニ&ラノッテ組が今年の欧州選手権に続いて見事優勝!本当に嬉しい。
フリーのロッシーニ作曲・歌劇「セビリアの理髪師」序曲は何度見ても心が踊る。
ロッシーニの軽快な音楽に乗って表情豊かな演技。そして、あのロッシーニ独特の刻むようなリズムを氷の上で演じる技術の凄さ!
オペラ好きの私にとって、たまらないプログラム。

2位はカナダのケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ。
このカップルは、どうしても今までは同じカナダのヴァーチュ&モイアの陰に隠れていましたが、いよいよ大きな存在になって来たと言う実感。
来シーズンの世界選手権は間違いなく優勝候補だろう。
それにしてもショートダンスでのブルーの衣装を着たケイトリン・ウィーバーの美しさは何と言ったらよいのでしょうか?

3位のナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ。
今回の放送で一番心に残りました。
昔のフランス映画を見た時の余韻と通じるものを感じました。
フランス人の持つ「粋」というものを見事、氷上で演じてくれました。
このカップル、今シーズンで引退とのこと。本当に残念!
これから円熟した演技をもっと見てみたいと思っているファンも多いのでは?

4位はソチ冬季オリンピック銅メダルのエレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ。
ショートではツイズルの失敗があり残念でしたが、フリーは凄かった!
チャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」の音楽。
こちらもバレエ音楽だけに私の心も踊る。特に「ワルツ」は最高!
聞くところによると、このカップル、今シーズンでコンビを解消するらしい。本当だったら本当に残念である。

今回の放送は上位選手の演技のみ。
もうすぐ始まるスカパ!のJスポーツでのノーカット放送が待ち遠しい。










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