オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

アルベールビル五輪の伊藤みどりさん

2014年01月20日 13時45分46秒 | フィギュアスケート


今日は風邪で絶不調。今年になって、ロクでもないことばかり。
極力、自分が楽しくなることばかり考えようと思っている。今は、いよいよ直前となってきたソチ冬季オリンピックのばかり思うようにしている。
私自身、中学生の時、初めてテレビで見た冬季オリンピックだった札幌大会のインパクトが大変強く、そのまま歳を取ってきた感じである。
ですから、どうも私は夏のオリンピックより冬のオリンピックの方に魅かれてしまいます。
雪と氷の祭典。冬の自然と調和して雪や氷の上で繰りひろられるアスリートたちの活躍。全て札幌大会に感じた気持ちが、今もそのままである。
そして、冬のオリンピックの、いろいろな競技のなかで、私にとっての頂点はフィギュアスケートである。そして、冬のオリンピックの華と言われている女子フィギュアは私とって特別なものと言っていいでしょう。

さて、先週16日の夜遅く、NHK・BS1で1992年のアルベールビル冬季オリンピックで銀メダルの伊藤みどりさんのドキュメンタリー番組がありました。ひょっとして再放送だったかもしれません。
見ていて深い感動を憶えました。
このオリンピックで伊藤みどりさんはショートプログラムでは4位。得意のジャンプに苦しみ調子が上らない状態。
しかし、その中でけっして自分らしさを見失しなかった伊藤みどりさん。
そしてフリーでも最初のトリプルアクセルに失敗して転倒。もうメダルは絶望的かと誰もが思った時、最後の1分を切ったところで、見事なトリプルアクセルが成功。
それも身震いを感じさせるトリプルアクセル。
物凄い集中力と気迫、そしてトリプルアクセルへのこだわり。
あれから、もう20年も経ってしまいましたが、あの時に感じた感動は今も薄れることはありません。
伊藤みどりさんがトリプルアクセルを成功させた時、流れていた音楽はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
そして来月のオリンピックでは、浅田真央さんもトリプルアクセルを引っ提げて、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でフリーの演技に挑みます。
年月の大きな流れ、しかし、しっかりと日本の女子フィギュアの伝統が、しっかりと受け継がれていることに深い感慨が込み上げてきます。
昨日、欧州選手権のフリーの演技を全て見て改めて感じたのは日本の女子フィギュアスケート界のレベルの高さ。(ロシアの上位2人だけが飛びぬけているように感じました)
今日は日本選手団の結団式。
オリンピック代表の浅田真央さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さんには日本の女子フィギュア界の底力を世界に見せつける演技を期待しています。


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