①ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮NHK交響楽団 中沢桂(ソプラノ)春日成子(アルト)丹羽勝海(テノール)岡村喬生(バス)国立音楽大学合唱団(1973年12月NHKホールでのライブ録音)
②ワーグナー 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」より第3幕全曲 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団(1993年録音 EMI盤)
このところ、どうも自分自身、流れのまま流されっぱなし。そして疲れからか意気消沈気味。
どうもいかんと思っている今日このごろであったが、数日前、私の前の配属先へ商品を頼んでいたら、送られてきた商品と一緒に当時の私のアシスタントだった女子社員のY嬢からのメッセージのメモが入っていて、その中に「私は元気です」と言う言葉があり、何か目が覚めさせられたような気持ちになる。
やはり人間は、どんなことがあっても「元気」が一番ですな。
さて今日は休みなので、元気の出る作品を聴こうと思い、最初に選んだのはベートーヴェンの第9。やっぱりベートーヴェン。やっぱり第9。ベートーヴェンの音楽には何か気を奮い立たせられるものがありますな。
最初はカール・ベームがウィーンフィルを指揮した1970年の録音(ドイツグラモフォン盤)を聴いていたが、どうもしっくりこない。何か安全運転のようで燃えてこない。
第1楽章の途中でベーム盤を聴くのを止めて、マタチッチがN響を指揮したライブ録音で聴き直す。
ライブ録音とは言えやはり気迫が違う。音楽の覇気が違う。
第1楽章が始まり、神秘的な導入部分のあとテーマがフォルテシモで現われると、もうジッとしていられないような気持ちなる。
凄い気迫!
全知全霊を賭けてマタチッチはベートーヴェンの第9と向かい合っているのだ。その気持ちがオーケストラに乗り移って、ただ事でない物凄い響きを生んでいるのだ、
当時マタチッチは74歳。指揮者として、最円熟期の頃と言っていいでしょう。
そして第4楽章のスケールの大きさ、迫力。
マタチッチという指揮者。どうも世渡りは上手ではなかったようですが、実力は超弩級の巨匠の風格を持っていた指揮者だったと再認識させられました。
ベートーヴェンの第9の次に聴いたのは、これも私の元気の出る作品であるワーグナーの楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」から第3幕を聴く。
やっぱりワーグナー。
ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場のオーケストラとコーラスの伝統の響き。
このオペラはコーラスが大活躍。聴かせどころ満載。
そして歌合戦でのテノールのベン・ヘップナーによって歌われる「朝はばら色に輝いて」での声の輝き。しびれますな。
やっぱり、やっぱりワーグナー。
次の休みには楽劇「ジークフリート」を聴いてみようか。
②ワーグナー 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」より第3幕全曲 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団(1993年録音 EMI盤)
このところ、どうも自分自身、流れのまま流されっぱなし。そして疲れからか意気消沈気味。
どうもいかんと思っている今日このごろであったが、数日前、私の前の配属先へ商品を頼んでいたら、送られてきた商品と一緒に当時の私のアシスタントだった女子社員のY嬢からのメッセージのメモが入っていて、その中に「私は元気です」と言う言葉があり、何か目が覚めさせられたような気持ちになる。
やはり人間は、どんなことがあっても「元気」が一番ですな。
さて今日は休みなので、元気の出る作品を聴こうと思い、最初に選んだのはベートーヴェンの第9。やっぱりベートーヴェン。やっぱり第9。ベートーヴェンの音楽には何か気を奮い立たせられるものがありますな。
最初はカール・ベームがウィーンフィルを指揮した1970年の録音(ドイツグラモフォン盤)を聴いていたが、どうもしっくりこない。何か安全運転のようで燃えてこない。
第1楽章の途中でベーム盤を聴くのを止めて、マタチッチがN響を指揮したライブ録音で聴き直す。
ライブ録音とは言えやはり気迫が違う。音楽の覇気が違う。
第1楽章が始まり、神秘的な導入部分のあとテーマがフォルテシモで現われると、もうジッとしていられないような気持ちなる。
凄い気迫!
全知全霊を賭けてマタチッチはベートーヴェンの第9と向かい合っているのだ。その気持ちがオーケストラに乗り移って、ただ事でない物凄い響きを生んでいるのだ、
当時マタチッチは74歳。指揮者として、最円熟期の頃と言っていいでしょう。
そして第4楽章のスケールの大きさ、迫力。
マタチッチという指揮者。どうも世渡りは上手ではなかったようですが、実力は超弩級の巨匠の風格を持っていた指揮者だったと再認識させられました。
ベートーヴェンの第9の次に聴いたのは、これも私の元気の出る作品であるワーグナーの楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」から第3幕を聴く。
やっぱりワーグナー。
ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場のオーケストラとコーラスの伝統の響き。
このオペラはコーラスが大活躍。聴かせどころ満載。
そして歌合戦でのテノールのベン・ヘップナーによって歌われる「朝はばら色に輝いて」での声の輝き。しびれますな。
やっぱり、やっぱりワーグナー。
次の休みには楽劇「ジークフリート」を聴いてみようか。