オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD 5月6日

2013年05月06日 16時59分47秒 | 今日、聴いたCD
ブルックナー 交響曲第8番 ハ短調(ハース版) ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団(1993年ハンブルクでのライブ録音 RCA盤)

今日はGW最終日ですが、公休表の関係で休み。世間様のように遠方でも行きたいのは山々ですが、仕事のお疲れでグッタリ。朝、近所のショッピングセンターへ行っただけで、その他は自宅で引きこもり。楽しくない人生である。
そんな中、たっぷりと何か大曲を聴きたくなり、選んだCDが、これ。
ブルックナーの交響曲を聴くのは久し振りである。今年になって初めてかもしれない。
別にブルックナーが嫌いになったからではない。続けざまに2組のシベリウス交響曲全集を手にいれたりして、時間が足りないと言うのが現実でしょう。
久し振りのブルックナーの大曲。新鮮な気持ちで聴くことが出来た。
この交響曲の核心と言える第3楽章のアダージョの美しさ。
久し振りに仕事を忘れることが出来ていたが無常にも携帯電話が鳴る。店からである。ああ~!
緊張感が途切れてしまった。
さて今日選んだCDはギュンター・ヴァントの録音。ヴァントの指揮する第8番には、いろいろなオケとの録音がありますが、私は、この北ドイツ放送交響楽団との録音が一番気に入っています。
数日前に、こんなコメントが入っていました。

「貴方は音楽好きとは言えないのではないでしょうか?カラヤンをこれほどまでに意固地に否定するのがその証拠です。クラシックに音楽以外のものを求めようとする典型的な日本のクラオタのような気がします。
宇野のごとく、芸術家に人格的価値を追い求めようとするのは、愚の骨頂です」

久し振りに面白いコメントで笑い飛ばしました。
それにしても、人様のブログへドカドカと入って来て、いきなり「貴方は音楽好きとは言えないのではないでしょうか?」とは本当に礼儀知らずである。
こういう者を無礼者と言うのでしょう。自分自身の顔が見えないブログ社会の弊害でしょうなあ。

なおコメントに書かれている宇野というのは音楽評論家の宇野功芳氏のことでしょう。確かに若い頃は宇野氏の影響を強く受けていた時期がありましたが、今は私の気の向くままで、音楽評論家の意見に左右されていない。自分自身の聴きたいものを直観的に選んでいます。それよりも他の一般の音楽ファンのブログの方が参考になっていると言っていいでしょう。
次の公休日には、もう一度ブルックナーを聴きたいな。
なお断っておきますが、私のCD棚には愚の骨頂のためカラヤンのブルックナーのCDは1枚もない。あしからず。








長嶋茂雄と松井秀喜

2013年05月06日 10時59分53秒 | スポーツ
昨晩、職場から帰宅してNHKのスポーツニュースで長嶋茂雄と松井秀喜の国民栄誉賞の表彰式の映像見る。
映像を見ていて、2人の人柄、今も止まぬ野球への情熱が伝わってきて、何か幸せになった気持ちになる。
プロ野球の名選手は、たくさんいますが、このような気持ちにさせてくれるのは、2人が名選手の中の名選手、今もスーパースターで、あり続けているということでしょう。
記録だけではない、正に、その存在自体が私たちの心に訴えてくるものがあると言っていいでしょう。
表彰式の会場が従来の首相官邸でなく東京ドームだったのも良かった。
プロ野球と言うものが我が国に定着して、多くの国民に愛されているということを痛感させるものがあり、そして、その頂点に立っていたのが、長嶋茂雄と松井秀喜であったことを改めて実感させられました。
私自身、この2人の国民栄誉賞受賞を初めて知った時、「松井さんと同時受賞で、長嶋さんは、さぞかし嬉しいだろうなあ」とすぐに思いました。
松井さんの受賞に対して時期早々だとか、他の名選手の記録と比べて劣っているのにとか、いろいろ言われていましたが、私はけっして、そうは思いませんでした。
そう思うのは1本の映画の影響かもしれません。
1942年制作の古い古いアメリカ映画「打撃王」
邦題は「打撃王」ですが原題は「The Pride of the Yankees」、「ヤンキーズの誇り」と訳すべきか。
この映画はヤンキーズで活躍した往年の名選手ルー・ゲーリッグの半生を描いた作品で、ゲーリッグ役を名優ゲイリー・クーパーが演じています。
この映画を見て感じたのはゲーリッグの半生を通じて、多くの大リーグのチームの中で、いかにヤンキーズでプレーすることが偉大で尊いかと言うこと。そんなことを1本の古いアメリカ映画から教えてもらいました。1本の映画の影響は非常に大きい。
そして、そのヤンキーズで主力として活躍し、ワールドシリーズではMVPに輝いた松井さん。
もっと、もっと私たちは、そのことを誇りに思わなければいけません。

さて、試合前の始球式では脳梗塞の後遺症が残る中での長嶋さんのスイング。不自由な体ですが、その姿から、その前向きな姿勢に何か勇気を与えて頂きました。
おそらく打席に立った時、長嶋さんは不自由な体のことは忘れていて、現役時代の気持ちに戻っていたに違いないでしょう。
長嶋さんが現役引退したのは、私が高校生の時。テレビの実況放送でよく、そのダイナミックなプレーを見たものです。サードの守備も忘れられません。
長嶋さん。どうか、いつまでもお元気でいて下さい。

さてさて、ここまでの書き込みからすると、私は巨人ファンと思われてもしかたがないのですが、実はアンチ巨人です。
一番のひいき球団は広島カープ。
昨日は完全に巨人の引立て役になってしまったのが残念!

昨日は私の愚息が東京ドームへ行っていたはずだが、何ら連絡がない。
こちらから携帯へ電話するも応答なし。
ええかげんにしろ!