オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

バイロイトへの憧れ。

2010年08月22日 22時10分29秒 | オペラ
昨晩、NHKのハイビジョン放送でバイロイト音楽祭での楽劇「ワルキューレ」の公演の生放送がありました。翌日も仕事なので第1幕だけ見て寝ました。第2幕以降は休みの落ち着いた時に、ゆっくりと録画を見るつもりです。
それにしても、まさかハイビジョンでの素晴らしい映像と録音でバイロイトからの生放送が自宅で見ることが出来る時代が来るとは、私がワーグナーのオペラに興味を持った頃には考えもしないことでした。
まだ第1幕しか見ていないので演出や歌手の感想を述べることは早々なことと思うので省略しますが、ジークムント役のヨハン・ボーダの声がなかなか良かった。
それにまして、何と言ってもティーレマン指揮のバイロイト祝祭管弦楽団の響きの素晴らしさ!バイロイト祝祭劇場の音響は独特なものがあると聞いていますが、見事に、その響きを伝えてくれています。第2幕以降が楽しみです。

それにしてもワーグナーのオペラを聴いていると、どうしてもバイロイト音楽祭へ、一度でもいいから行ってみたいという気持ちが強くなってしまいます。あの独特な響きを生で聴いてみたい!
私はまだヨーロッパへ行った事がありません。仕事でアメリカや中国へは行きましたが、まだヨーロッパの地を踏んでいません。
訪れてみたい所がたくさんあります。
ウィーン、ザルツブルグ、ミラノ、ローマ、ミュンヘン、ドレスデン、そしてバイロイト。
おそらく一生行く事は出来ないと思われますが、ヨーロッパへの憧れはいつも持ち続けていたいと思っています。
大学生時代、アルバイトでお金を貯めてザルツブルグ音楽祭へ行こうと思った時があります。(当時はカラヤンとベームの時代)
しかし母親に「父親が死んで間もないのに、何がヨーロッパか!」と一喝され、諦めてしまいましたが、今となっては、一番身軽な時代だっただけに、たいへん後悔しています。

話が脱線しましたが、今回は「ワルキューレ」のみの生放送でしたが、今後はぜひとも「ニーベルンクの指輪」の全四夜、全曲生放送を見て見たいものです。

ブリュンヒルデ「この剣をつくり直す、その人の名前はジークフリート!勝利の人です」
ジークリンデ 「何という奇跡!輝かしい乙女よ!聖なる諌めに感謝します」

「ワルキューレ」第3幕の一節で、私が、このオペラで一番好きな部分です。
夏の暑い盛りの時は、どうしてもワーグナーに熱中してしまいます。