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ついでに短篇集を

2011年06月07日 | book & comic
中盤まで間が開くので。

死刑執行中 脱獄進行中

買ったの何年前だろ。
奈良の書店で買ったのを覚えてます。
短篇集=通常のコミックスと同じサイズで同じ値段って考えが当たり前だった当時、
ちょっと豪華な装丁と価格設定が印象的でしたね。
青年向けコミックもそんなに読んでなかった頃だったと思うし…

「死刑執行中 脱獄進行中」、「ドルチ」、「岸辺露伴は動かない」、「デッドマンズQ」を収録。
どれも面白い話です。ほんと。
所持している短篇集の中では間違いなく一番気に入ってることは間違いない。


表題の「死刑執行中 脱獄進行中」は特に推したいですね。
タイトル通りのコトをやってるだけだけど、短い中で全部やり切ってる。
これがもうちょっと伸びてしまうと中だるみするんだろうし、
逆にこれ以上肉を落とすと味気なくなっちゃう。
個人的にこれは理想の尺。



変人偏屈列伝

こっちは出てから結構経って買った気がします。
短編ってこと以外に縛りがなかった「死刑執行中~」に比べると、
「学校では教えてくれないヘンな人間」に絞った作品集であることと、
鬼窪浩久なる人間が連名で描いてたコトが気に入らなかったんだと思う。
変なしがらみが無くなった頃にふと読みたくなり購入。

実際読んでて面白くはあったんだけど、やっぱり買い控えてた理由の2点がどうも。
鬼窪氏が担当してるのは作画部分で、それ以外は荒木自身がやってるんだろうけども、
やっぱり荒木タッチで描いて欲しかったって思いの方が強いなぁ。
でも鬼窪氏だからこそ面白いと思った点もたくさんありまして…
特にエジソン。
過去にここまでイヤな描かれ方をしたエジソンが居ただろうかってぐらい。


今この記事を書いてる段階で、初めてこの鬼窪浩久なる人物のコトを調べましたが、
名前でググったら出てくるのは殆ど成年コミック。
平たく言えばエロマンガ。
「北斗の拳」の原哲夫氏のアシしてたのも今知ったばかりで、
そりゃエジソンも何かの伝承者っぽくなるわってぐらいに世紀末。
あとは間田のロッカーに入ってた「GP BOY」ってのも鬼窪氏の作品だとか。
ディアボロ経由で知って読み返したクチだけど、どこに描いてあるんか全然わかんなかったわ…


有名っちゃ有名なウィンチェスター・ミステリー・ハウスの話が好きなんですが、
次点で有名っぽいニコラ・テスラや他にもタイ・カッブや康芳夫も出てきますし、
「腸チフスのメアリー」や「コリヤー兄弟」はこの短篇集を読んでないと一生知らないままだったと思います。
自分と同じような点が引っかかる人も多いと思いますが、
読めば自分同様に無駄な杞憂だったと感じてくれるとも思います。