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13階段

2011年06月10日 | book & comic


二転三転って言葉がしっくり来る。
テンポ・尺とも丁度良し。
実に気持ちの良い余韻の残る快作。そう思う。
ミステリ好きは読むべきなんだろうし読んだ方がいい。

冤罪の可能性が見えた事件を追うって本筋はいかにもミステリといった進行を見せるんですが、
読み終えたあとに残るのは死刑や冤罪、あるいは刑罰で裁けないモノとか刑罰の重さだとか、
そういった事をすっきりと考えられるって点が特に秀でてるんじゃない?と思いました。
この手の題材ってテーマに据えると重苦しくなるし、話のスジ自体も後味が悪くなりがちじゃないだろうか。
13階段はその辺の整理に成功してると思うんだ。


大どんでん返しと呼べるところはないんだけど、ユージュアル・サスペクツと同じように、
全部わかった上でもう一回読み返すと細かい伏線が張り巡らされてますよね。
最初は見落としてたり、あるいは気になるけども取るに足らんなぁとスルーしたり。
登場人物の心象描写に紛れてたりするから、単純な伏線ってだけでなくキャラの肉付けにも役立ってるし、
単語単語を有効に使えてるなぁと一人感動。


小説よりもそれを原作にした映画版の方が有名じゃないでしょうか。
そちらは観ていないんですが、なにやら評価はさんざんなようで。
「ハサミ男」が実写映画化されてると聞いたときも驚いたんですが、
わざわざ元の評判を落とすようなマネしないでもいいのにね…
なぜやる前にダメだと思わなかったのか。
Comments (2)
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