ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

節分

2017-02-03 20:46:13 | 神社、お寺

2月3日(金曜日)
今日は節分。

壬生寺で壬生狂言三十番組のうち、節分の豆まきをユーモラスに仕組んだ「節分」を初めて拝観しました。下の画像は次の公演を待っている皆さんです。

上演時間は約45分ほどでした。あらすじは「節分の日、後家は豆を用意し、柊(ひいらぎ)に鰯の頭を刺して門口に付け、やって来た厄払いに厄を払うまじないをさせる。厄払いが去ると、蓑笠をつけた旅姿の鬼がやって来る。後家はこれに驚いて逃げ出す。そこで鬼は策略を練り、門口で鰯を食べ、魔法の「打ち出の小槌」で着物を出して変装し、後家を呼び出す。
 鬼は後家に沢山の着物を与え、酒宴を始めるが酔いつぶれてしまう。後家はしてやったりと鬼の小槌を奪い、着物まで剥ぐが、その正体を見て叫び声をあげる。鬼はその声に目を覚まし、何もかも取られたことに気付き、怒って後家につかみかかろうとするが、後家は鬼のだいきらいな豆をまいて鬼を追い払う」。
壬生寺の壬生狂言は正しくは「壬生大念佛狂言」と言います。この狂言の創始はおよそ700年前の鎌倉時代に、壬生寺を興隆された円覚上人だと言い伝えられています。
すべての演者が仮面をつけ、言葉を発せず、身振り手振りで「勧善懲悪・因果応報の理」を教える宗教劇。壬生狂言の講員は、地元に在住されている小学生から最年長は70歳代までの男性が演じています。

残念ながら撮影禁止です。youtubeに、本日の狂言がアップされていたのでご覧ください。
節分の日は、孫の家では毎年豆まきをやっています。息子が鬼の変装をし、家の外から姿を見せ孫達を脅します。今年は仕事で帰宅が遅くなると言うことで、爺が鬼になってくれと若嫁から要請が有りました。

節分のイベントなので、協力致しましょうね。帰宅するなり早速に鬼に変身!

7時前に窓の外から様子をうかがうと、晴太はピアノ練習をしています。ウオゥ!ガオー!と声を上げると、若嫁が「鬼が来た!」と大声をあげガラス窓を開放。晴太は驚き飛んで逃げます。
「鬼を退治しなさい!」と若嫁。豆の入ったマスを二人は抱えて、鬼にめがけて「鬼は外!」と声張り上げて鬼退治。至近距離なので、バンバン豆が当たります。鬼はこらえきれず、ウェ~ンウェ~ン泣きながらその場にうずくまります。
「鬼さん大丈夫かな?」と晴太の声が聞こえて来ます。優しい孫だこと。
鬼はスタコラサッサと退散して、我が家の豆まきは終わりました。
今日は鬼退治を観て、鬼退治をされた思い出の節分の日になりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする