イモを掘ったドー

天高く馬肥ゆる秋。サツマイモを食べたい時期になった。我が家の畑には今年は孫にイモ掘り体験をやらせてやろうと思い鳴門金時が植えてある。植える時期が世間と1ヶ月ほど遅かったので果たして食べれそうなやつが入っているかどうか心配になり試し掘りをした。思ったより大きいやつが入っていて、これであればイモ掘りをやっても大丈夫なので若嫁にその旨を告げた。早速に若嫁が近所の仲良し奥さん二人に声をかけ我が家の農園でイモ掘り体験を子供たちにさせることになった。10時過ぎに若奥さんが0歳児をベビーカーに乗せ子供を引き連れやってきた。先日神社へ引率した「ことは」ちゃんに「まひろ」ちゃんがにこにこしながら畑に入ってきた。空には太陽がカンカンに照り10月とは思えないくらいの暑さだ。一家族で三株掘っていいよと告げ、 子供達は小さいスコップ片手にイモ堀を開始した。親子共々初体験なので見ていて面白い。3歳位では土を掘るのは中々難しい。砂遊びのようには簡単ではない。母親がリードして子供の力で引っ張れば抜けるくらい掘り 下げている。さあ両手で引っ張っての掛け声で子供が引っ張る。周りから「ガンバレ、ガンバレ」の大合唱が起こる。若嫁はテレビの見過ぎであの0円生活の「獲ったドー」を真似して「掘ったドー」を連発する。3株掘ればスーパーの買い物袋にサツマイモが一杯になった。子供が食べやすそうな小さいものから天ぷらにすればうまそうな大きいものまでバラエティーに富んでいた。可愛い子供たちのためにも来年も作らねばなるまい。