タイガースの2007年は終わった

クライマックスシリーズ第二戦。今夜負ければ阪神の今シーズンは終わりだ。先発投手は予想通り阪神は上園、中日は天敵の中田だ。阪神の初回の攻撃はあっさり3人で片付けられてしまった。その裏中日は一死から四球で井端が出た。この四球が命とりになり四球をからめてヒット3本で5点を先制されてしまい絶望のどん底へ突き落とされた。逆転するなんて奇跡しかないので意気消沈し、クソッとわめくも空しい。上園は一回で交代した。この試合で負ければ後がないのに新人の投手に頼らざるを得ない先発投手陣が情けない。中田は5回で降板したがヤツから1点を取るのが精一杯だ。6回以降、阪神もチャンスはあるのだが得点差が4点もあるので1点差を追うときのような細かい野球は出来ない。なんとか8回で5対３まで迫り少しの望みを持たせてくれたが９回の最後の攻撃も三者凡退でハイそれまでよ。勝ったと言っては祝杯を挙げ、負けたと言ってはヤケ酒を飲み今年は例年よりも確実に酒量がアップしている。阪神の今シーズンは最下位から首位まで経験し、山あり谷ありの波乱万丈のシーズンであった。4月から10月の半ばまで野球に夢中になれたのは選手の頑張りがあったならではのこと。その昔は5月の終わりには首位から１０ゲームも離され今年も最下位だと早々と秋風が吹いていた。それに比べれば昨今の阪神は強くなったものだ。来年は若手が力をつけてベテランからポジションを奪う者が出て来なければ優勝は望めない。秋のキャンプで飛躍的に伸びる者が出てこないものか。阪神には井川をトレードしたときにガッポリと金が入っている。来シーズンはエース級と、シーツに代わる強打者を補強して欲しい。頑張れタイガース！！

【試合終了】 ◇開始18時00分◇ナゴヤドーム

チーム	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
阪  神	0	0	0	1	0	0	0	2	0	３
中  日	5	0	0	0	0	0	0	0	X	５

【阪神】

●上園（０勝１敗）

渡辺

江草

久保田

ウィリアムス

【中日】

○中田（１勝０敗）

小笠原

岡本

Ｓ岩瀬（１セーブ）

[本塁打]

李１号（中）

虎はこのまま死んじゃうのか・・・

さあ今夜は中日を撃破するぞと意気込んでテレビの前に座る。クライマックスシリーズの初戦だ。先発投手は阪神は下柳、中日はエースの川上だ。川上は初回を難なく三者凡退で退けた。その裏中日は関本の失策で１番荒木を出塁させると、すかさず盗塁ともらったチャンスを広げていく。バントで送り攻撃にそつがない。3番の森野には今まで阪神は何度も痛い目にあっているのでいや～な予感がする。あんの上、右前タイムリーを浴びてしまった。4番のウッズにもここぞと言うときに打たれているのでこれまたいや～な予感だ。抑えてくれと祈るひまもなくウッズに２ランを許し、最悪の展開で３点を失い、この段階で今夜の勝利の夢は遠く遠くえと消え去っていく。中日の川上はこの先制点で気が楽になり思い通りのピッチングをして5回まで完璧に抑えて誰も一塁を踏ませない。一方の下柳は４回に先頭打者の谷繁に左翼フェンス直撃の二塁打を打たれ、これ以上中日に点を与えるわけにはいかないのでこの回途中で降板した。阪神の打撃陣の奮起を待っていたが奮起したのは中日で6回から中継ぎに登板した久保田からまた森野のスリーランなどで4点をあげて7対0。この時点で白旗を揚げた。川上は7回で降板したが阪神は三振９個も奪われヒット3本でチャンスは一度もなかった。その後の中日の中継ぎはピリッとしなく阪神は塁上をにぎわすも結局そのままのスコアで完敗。
今夜負けると阪神の今年の試合はもう見ることが出来ない。今日第2戦の中日の先発は最も苦手にしている中田が予想される。通算2勝8敗、ナゴヤドームで5戦全敗。今夜勝たねば奇跡は起こらない。それには何と言っても先制点をとらねばならない。阪神の先発予想の下園君中日に先に点を取られるなよ。猛虎よ、奇跡を見せてくれ！！

【試合終了】 ◇開始18時01分◇ナゴヤドーム

チーム	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
阪  神	0	0	0	0	0	0	0	0	0	０
中  日	3	0	0	0	0	4	0	0	X	７

【阪神】

●下柳（０勝１敗）

渡辺

久保田

ダーウィン

橋本健

【中日】

○川上（１勝０敗）

石井

鈴木

久本

岡本

クルス

平井

[本塁打]

ウッズ１号（中）

森野１号（中）