願いがかない貯金生活に

今夜のヤクルトの先発投手は外人のグライシンガーで先日ドラゴンズを完封したコントロールの良い投手である。タイガースは対照的にコントロールの悪いこれまた外人のボーグルソンだ。阪神先発のボーグルソンは初回、安打と四球で２死満塁としたが度会を三ゴロに抑えよくぞ無失点で抑えたものだ。阪神はその裏バント安打で赤星が出て２死一塁から、４番金本が中越え適時二塁打を放ち赤星が楽楽生還し先制した。
阪神は３回、安打と四球で１死一、二塁とすると、シーツが左前へ適時打を放ち追加点を取った。ヤクルトは５回１死一、三塁から、度会の遊ゴロの間に１点を返したが結局そこまでであった。ボーグルソンは５回８安打１失点で降板し中継ぎに６回からは久保田が登板した。簡単に２死をとるも四球と安打で一、二塁にされ打者は４番のラミレスで見ている方はキヤヒヤもんだ。なんとかセカンドゴロに抑えホッとした。
阪神は６回、矢野、関本の連打などで２死二、三塁から鳥谷の内野安打で１点を追加しこれで３対１になり勝が見えてきた。久保田は８回1死を取りその後はウィリアムスで9回は抑えのエース藤川とつなぎ逃げ切った。月曜日の借金生活から阪神は今季初の同一カード３連勝で貯金を「２」としＡクラスの3位に帰り咲いた。これでいいのだ。ゴールデンウィークは９連戦が待ち受けている。６勝３敗であれば言うことなしだがそうは問屋が卸さないことだろう。巨人、中日に離されないようピタッとついてくれ。
▼阪　神－ヤクルト　５回戦　（阪神４勝１敗、甲子園、１８：００、３８０３８人）
　       1  2  3  4  5  6  7  8  9  計
ヤクルト ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ １
阪　神   １ ０ １ ０ ０ １ ０ ０ Ｘ ３
【ヤクルト】 ●グライシンガー（３勝２敗） 館山
【阪神】 ○ボーグルソン（２勝０敗） 久保田 ウィリアムス Ｓ藤川（７セーブ）