一昨日のセリーグ阪神対巨人は4対3で阪神が勝利をしたが、この試合は一球一打に手に汗を握るなかなかの好ゲームであった。昨夜の試合は巨人のピッチャーが左腕の高橋が予想されたので野手は絶不調ではあるが右の浜中、関本が先発であった。絶好調の左バッターの林がスタメンにいないのが痛い。この時点で今夜の試合はいや~な予感がした。阪神は新人の小嶋が6回2失点と良く投げたが打線がつながらない。結局高橋に2年ぶりの完封をされてしまった。ああ情けなや。小嶋君くさるなよ。次に登板したときには打線が援護して勝利をプレゼントするからな。しかし中日は強すぎる。野球は点取りゲームなので点を取らねば勝てない。タイガース打線よ奮起せよ。
◇セ・リーグ
巨人-阪神3回戦(巨人2勝1敗)
阪 神 000 000 000=0
巨 人 000 101 00×=2
今年日本からメジャーリーグへ阪神から井川、西武から松坂が移籍したが二人のデビューは対照的であった。先日のレッドソックス松坂のデビューは7回1失点、10三振を奪う大活躍でスポーツ新聞は号外を発行していた。それに比べ今日のヤンキース井川は何と言うざまだ。5回7失点で2本もホームランを打たれてさんざんの出来であった。元々彼はデーゲームが苦手で好投した光景はほとんど見たことが無い。渡米前には松坂よりも井川の方が活躍すると予想していた専門家がいたがその見解には私は少々疑問を感じていた。つい最近、NHKで井川の特集を放映していて見たのだがヤンキースのピッチングコーチからもっと腕を振り切れと盛んにアドバイスを受けていた。今の井川の投球フォームは要するにコントロールが定まらないのである。今日のフォームも体重移動がスムースでなく投げ終わった後、右側へ体が流れておりこれでは通用しない。こんな状態でも試合後の井川は「気分よかったですね。自分が目指していたところで投げられるのは。うれしかった」とインタビューで答えていたのを聞き腹立たしさを覚えた。試合はヤンキースが劇的な9回逆転サヨナラ満塁ホームランで勝ったので井川は敗戦投手にはならなかったのはラッキー以外の何ものでもない。次の試合はフォームを修正し頑張らなければブーイングの嵐が巻き起こることだろう。頼むからいいところを見せてくれ。
試合結果<ヤンキース10-7オリオールズ>◇ヤンキースタジアム