四月になれば自治会役員の選挙がある。名簿と投票用紙が配布されてきたが同じ苗字がなんと多いことか。石を投げれば堀井か新井のどちらかに当たる確率は大だ。掃いて捨てるほどあると言うのは正にこのことだ。番地を知らないで尋ねて行けばたどりつくまで一苦労することであろう。
我が集落の自治会は258軒で構成されていて苗字のベスト3は次の通りである。
1位堀井 62軒 24%
2位新井 39軒 15%
3位向井 7軒 2.7%
日本のベスト4くらいにある佐藤、高橋はこの村には一軒も無い。鈴木さんが2軒、田中さんは4軒あった。
同姓が多ければ当然同名もいるのだが運良く世帯主にはいなかった。
[参考]日本人の苗字ベスト10
30万人のよみ方書き方辞典 佐久間英著の「日本人の姓」より
1、鈴木 1、鈴木
2、佐藤 2、佐藤
3、田中 3、田中
4、高橋 4、山本
5、中村 5、渡辺
6、渡辺 6、高橋
7、伊藤 7、小林
8、小林 8、中村
9、山本 9、伊藤
10、加藤 10、斎藤
日本の苗字は、丹羽基二氏によれば二十九万種余りあるとされています。漢字でも使用漢字・発音・よみ方等の違いにより、気が遠くなる程の数であり、「みょうじ」にしても明治に「苗字必称令」と苗字を使用したが、文部科学省が用いるのは名字で、学校教育では「名字」が正式となっている。一方法務省は戸籍法にて「氏」の表記を正式名称としています。総務省16年1月統計によれば、推定人口126,104千人、厚生省16年1月中統計資料で、出産93千人、死亡99千人、ちなみに結婚44千人、離婚21千人だそうです。