私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であり、
昨日の朝、ぼんやりとカレンダーを見ると、
『立秋〈りっしゅう〉』と明示されて、秋に入る日、と教示されても、
もとより暦(こよみ)の上での旧暦のことであり、何かと暑さに苦手な私は微苦笑した・・。
この後、ぼんやりと玄関の軒下に下り立つと、
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえ、遠くから蝉(セミ)の合唱も聴こえてきた。
そして、いつものように定期便のように飛来する小鳥が、花梨(カリン)の枝にたわむれている。
そして私は、たわわな紫紅色の花の木槿(ムクゲ)を眺めたり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/06/5a0f21ddd9769e5175ea6902200026bf.jpg)
或いは塀際に群生している蒼色の紫露草(ムラサキ・ツユクサ)花を誉(ほ)めたりしていた。
或いは一週間前の頃から純白な花な玉すだれ〈タマスダレ〉の花が咲きはじめ、
私の汚れきった心を浄化してくれるようなので、長らく見つめたりした。
この後、居間に戻り、地元の天気情報を見たりすると、
朝の6時は23度、昼下がりは34度前後、夕暮れの6時は30度前後で、
快晴の一日と表示されている。
そして、この先の一週間も、ほぼこのように猛暑の日が続く晴れマークが続いている。
昨日までは平年並みの30度前後の暑さだったのに、どうして暑さが増すのょ、
と戸惑いながら青空を見上げたりしていた。
そして私は高齢者4年生で、何かと単細胞の性格なので、
働いて下さる諸兄諸姉はもとより、お子様、高齢者の方は、お互いに熱中症に気をつけましょう、
と心の中で呟(つぶや)いたりした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d4/bf1c327c9741086d8540e027811d805b.jpg)
この夏季の長き日々、我が家の小庭は、数多くのアメリカン芙容が咲いている。
我が家の小庭では、この時節の朝は鈴虫(スズムシ)が鳴いて、
蝉(セミ)も負けじと盛んに鳴いて二部合唱となる。
そして日中の暑い中は、蝉(セミ)がワンマン・ショウのように、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったように健気(けなげ)に鳴き響いている・・。
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえないのは、
日中はお休みの睡眠時間の最中で、夕暮れの6時過ぎに目覚めるのかしら、と私は解釈している。
そして夕暮れの6時過ぎになると、蝉(セミ)は鳴き声が途絶える・・。
私は暑さの日中に蝉(セミ)は盛んに鳴いていたので、
きっと鳴き疲れてお休みの睡眠時間になったと思ったりしている。
鈴虫(スズムシ)は夜行型、蝉(セミ)は日中型と理解は出来るが、
我が家の蟋蟀(コオロギ)は、何故かしら耳をすませないと聴きもらす・・。
夜のひととき、鈴虫(スズムシ)の盛大な合唱の中、
定年退職後に何かと気弱になった主(あるじ)の私の気持ちを察してか、
蟋蟀(コオロギ)だけは、少し遠慮しながら鳴いているのである。
少し哀れな蟋蟀(コオロギ)であるが、やがて初秋になれば、
蝉(セミ)が消え果てるので、ライバルは鈴虫(スズムシ)となる。
鈴虫(スズムシ)も夏の間、盛大に鳴いてきたので、
疲れ果てて、少しはおとなしくなるかしら、と私は秘かに願ったりしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/86/1f440d968bee58c53bf1b0a597cbcc5c.jpg)
いずれにしても立秋を過ぎれば、『暑中お見舞い申し上げます』に別れを告げ、
『残暑お見舞い申し上げます』と先人の人たちが、時候の挨拶として伝えられているが、
私は暑さに苦手な身なので、余り熱くならないでねぇ、と青空を見上げて、懇願しているのが、
昨日の日中のひとときであった。
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昨日の朝、ぼんやりとカレンダーを見ると、
『立秋〈りっしゅう〉』と明示されて、秋に入る日、と教示されても、
もとより暦(こよみ)の上での旧暦のことであり、何かと暑さに苦手な私は微苦笑した・・。
この後、ぼんやりと玄関の軒下に下り立つと、
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえ、遠くから蝉(セミ)の合唱も聴こえてきた。
そして、いつものように定期便のように飛来する小鳥が、花梨(カリン)の枝にたわむれている。
そして私は、たわわな紫紅色の花の木槿(ムクゲ)を眺めたり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/06/5a0f21ddd9769e5175ea6902200026bf.jpg)
或いは塀際に群生している蒼色の紫露草(ムラサキ・ツユクサ)花を誉(ほ)めたりしていた。
或いは一週間前の頃から純白な花な玉すだれ〈タマスダレ〉の花が咲きはじめ、
私の汚れきった心を浄化してくれるようなので、長らく見つめたりした。
この後、居間に戻り、地元の天気情報を見たりすると、
朝の6時は23度、昼下がりは34度前後、夕暮れの6時は30度前後で、
快晴の一日と表示されている。
そして、この先の一週間も、ほぼこのように猛暑の日が続く晴れマークが続いている。
昨日までは平年並みの30度前後の暑さだったのに、どうして暑さが増すのょ、
と戸惑いながら青空を見上げたりしていた。
そして私は高齢者4年生で、何かと単細胞の性格なので、
働いて下さる諸兄諸姉はもとより、お子様、高齢者の方は、お互いに熱中症に気をつけましょう、
と心の中で呟(つぶや)いたりした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/96/59e9fde4e63c70d9b89268c565fb33e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d4/bf1c327c9741086d8540e027811d805b.jpg)
この夏季の長き日々、我が家の小庭は、数多くのアメリカン芙容が咲いている。
我が家の小庭では、この時節の朝は鈴虫(スズムシ)が鳴いて、
蝉(セミ)も負けじと盛んに鳴いて二部合唱となる。
そして日中の暑い中は、蝉(セミ)がワンマン・ショウのように、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったように健気(けなげ)に鳴き響いている・・。
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえないのは、
日中はお休みの睡眠時間の最中で、夕暮れの6時過ぎに目覚めるのかしら、と私は解釈している。
そして夕暮れの6時過ぎになると、蝉(セミ)は鳴き声が途絶える・・。
私は暑さの日中に蝉(セミ)は盛んに鳴いていたので、
きっと鳴き疲れてお休みの睡眠時間になったと思ったりしている。
鈴虫(スズムシ)は夜行型、蝉(セミ)は日中型と理解は出来るが、
我が家の蟋蟀(コオロギ)は、何故かしら耳をすませないと聴きもらす・・。
夜のひととき、鈴虫(スズムシ)の盛大な合唱の中、
定年退職後に何かと気弱になった主(あるじ)の私の気持ちを察してか、
蟋蟀(コオロギ)だけは、少し遠慮しながら鳴いているのである。
少し哀れな蟋蟀(コオロギ)であるが、やがて初秋になれば、
蝉(セミ)が消え果てるので、ライバルは鈴虫(スズムシ)となる。
鈴虫(スズムシ)も夏の間、盛大に鳴いてきたので、
疲れ果てて、少しはおとなしくなるかしら、と私は秘かに願ったりしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/86/1f440d968bee58c53bf1b0a597cbcc5c.jpg)
いずれにしても立秋を過ぎれば、『暑中お見舞い申し上げます』に別れを告げ、
『残暑お見舞い申し上げます』と先人の人たちが、時候の挨拶として伝えられているが、
私は暑さに苦手な身なので、余り熱くならないでねぇ、と青空を見上げて、懇願しているのが、
昨日の日中のひとときであった。
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