夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

今宵は、『熱き心に』を唄いながら・・♪

2008-05-08 21:05:00 | 定年後の思い
私は朝から、相変わらず、この15日ばかり夢中になっている別ブログの
【年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~】に
今まで4つのサイトに書き散らかした投稿文を整理、統合している。

今朝から56通ぐらい投稿をしてきたが、
少して疲れを感じると、ときおり庭のテラスに下り立ち、
樹木の若葉を眺めながら、鼻歌などを小声で唄ったりしている。


♪北国の旅の空
 流れる雲 はるか
 時に 人恋しく


【 『熱き心に』 作詞・阿久 悠 】


そして居間にあるパソコンに向かいながら、
現役時代にあんなこともあったね、
と呟(つぶや)いたりしていた。


そして、夕食後のひととき今、私はパソコンに向かいながら、


♪くちびるに ふれもせず
 別れた女(ひと) いずこ
 胸は 焦(こ)がれまま

 熱き心に 時よもどれ
 なつかしい想い つれてもどれよ


と心の中で唄い、現役時代の40代のある時期に、
私なりに清純な付き合いをしたひとり女性との交際の日々を思い出したりしている。

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1月も終りとなり・・♪   《初出2007.1.31.》

2008-05-08 20:30:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、春のような陽気が続いて、
2月の上旬に咲く我家の白梅も30数輪咲き始めた・・。

年を越し、新年を迎え、七草などと呟(つぶや)いたり、
母の命日に妹達とお墓参りをしたりした。

高校時代の旧友と久々に逢い、酒を呑みながら尽きることなく、おしゃべりをし、
あの時代を懐かしんだりした。

東京の郊外は、昨年の秋より平年以上の暖かさとなり、
結果として、この1月は雪景色は観ることが出来なかった。
毎年、この時節になると、わずかな積雪であるが、数回は雪にめぐりあえるのが通例である。

今宵は春の夜となり、玄関庭に下り立ち、月を誉(ほ)め、
そして白梅の花を月の光で薄っすらと浮んでいるような純白の花を観れるかしら、
と期待したりしている。

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ときには、台所で皿洗い・・♪   《初出2007.1.31.》

2008-05-08 20:26:57 | 定年後の思い
家内が過日の27日(土)より本日まで4泊5日で里帰りをしている。

家内の母が独り住まいなので、
大掃除、衣料の衣がえ等の毎月この程度行ったりしている。

家内の父が健在の時は、
掃除、洗濯、料理、衣がえ等は全て家内の母が行っていたが、
入退院を繰り返していた家内の父の看病の疲れか、
死去後のここ2年、ご自分の身の廻りの最小限しか気力がないらしい。

このようなことで家内は毎月泊りがけで、一軒屋を小奇麗にしている。

この間の私は、一人ぼっちであるが、
家内の作ってくれた料理を暖めたりして食べたりしている。
掃除は手抜きでほんの少しと簡略し、洗濯は取り込み以外駄目となっている。

せめて台所で、自分が食べたり呑んだりした皿、コップ、茶碗、鍋などを
先程に洗ったりしていた。

少し小奇麗になった台所に自己満足し、
台所から玄関庭に下り立つと、
昼下りの春のような陽気の中、白梅が数多く咲いてきた。


ある著名人の奥様が、主人が独りになった時に困るから、
料理、掃除、洗濯は、ときにはして頂くの、
とインタビューの回答をしていたのを想いだしたりした・・。

ご主人は著名な方で、
第一線で活躍されている方であるが、
どのような容姿でしているのか、と思ったりしている。

いずれにしても、私も他人事でなく、
料理は購入出来たとしても、掃除と洗濯は独りとなった場合は必須科目なので、
習得しなければと、ときたま思ったりしているが、
踏み出せないでいる。



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定年後、この世で最も恐い本・・♪   《初出2007.1.31.》

2008-05-08 20:22:02 | 時事【団塊の世代】
今朝の読売新聞の新刊本の広告を見て、私は微笑んでいたが、
よく中味を見てると、定年直後の男性人達にとっては、この世で最も恐い本のひとつと思っている。

小川有里・著の『定年オヤジのしつけ方』(講談社 定価1470円)の広告記事である。

ああ、うっとうしい! 毎日家にいる夫。

家庭内2007年問題を解決する痛快エッセイ!

「定年迷子」を
      かかえた妻たちよ。
           今立ち上がれ!


【定年オヤジの特徴!】

①テレビがお友達

②お昼は作ってくれるものと思っている

③毎日、ごろごろ居間にいる


このように綴られて折、私は著作者に関しては無知であるが、
定年後の迷子のような心が定まらない男性を正鵠に把握していると思い、
微笑んだり、苦笑したりしている。

私の多少知っている定年後の先輩の中の一部の方がいた。
『定年退職後・・何をしていいか・・分からなんだょ・・』
その方の歓送会の帰路、私に云われた事があったりした。

私は現役の55歳の時、社内はリストラの第2波が行われ、
早期退職優遇制度と称され捺印し退職された人達、
大幅に社内の人事異動で配置転換になった人達、
私のように出向になった人達・・

こうした激動期の時、私達夫婦は人生設計を改めて話し合った・・。
60歳を過ぎてから、どのような生活をしたいのか、
これと同時に我家の資金のことも話し合った。

この結果、私は定年退職後、自分の趣味を生きがいとし、
退職後の3年生とをなっている。

この本に明示されている「定年迷子」のような男性は、
ご自分にふさわしい生きがいを見つけることに限る。

何より長年に寝食を共にした愛妻に対して、思いやり、
その上にともかく一日にひと言、誉(ほ)める。

『今日・・一段と・・きれいだょ・・』

『えぇ! こうしたことも出来るんだ・・凄いね・・』

『今日の・・この料理・・特に美味しいよ・・』

デパート、美容院、友達と会いに出かける時は、

『せっかくだから・・ゆっくり・・昼食は(冷凍の)チャーハンでも食べるから・・
たまにだから・・ゆっくりね・・』

そして帰宅した時、デパートで買物した場合、
『この服・・よく似合うょ・・』

美容院から戻った時、
『その髪型・・お似合いだょ・・』

ともかく私は、女性に対しては誉(ほ)める。
そして、どうして、このようなことが出来るの・・
と振り返ったりすることもある。


サラリーマンの数多く人は、
長年にわたり、人間関係で揉(も)まれ、鍛(き)たい上げられたので、
簡単なことと私は思っている。

そして1日、1回は外出し、愛妻の自由な時間を作ることである。
現役時代の時は、多くの方達は会社人間であって、
日中の家庭では妻のペースで長年過ごしてきている。
このペースを出来る限り、乱さないのが秘訣と思っている。

具体的には、日常生活として洗濯、掃除、料理など最低限あるので、
その間のささやかな息抜き・・趣味ごと、
これを邪魔にするのは天敵と思っている。

私はお調子ものだから、茶坊主に徹し、
朝は家内より早めに起き出して、
家内用のコーヒーと牛乳をそれぞれのマグカップに淹れて、
家内の枕元に置いたりしている。

そして、日中は買物の担当を引き受け、その前後、散策などをしている。

こんな他愛ない生活を私は過ごしている。

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どうして・・『春本番』なの・・♪  《初出2007.1.31.》

2008-05-08 20:11:06 | 定年後の思い
東京の郊外は、ここしばらく春のような陽気となっている。

今朝は屋根に霜もなく、暖かく快晴となっている。

私は庭に下り立つ時は、足袋を履(は)き、下駄のかっこうであるが、
今朝、庭先を素足となり下駄で歩いたが、寒さを感じない・・。

落葉樹の莟(つぼみ)が気になり、煙草を喫いながら見詰めたりしている。

地元の天気予報では、
昨日の3月中旬より暖かくなり、日中は17度前後の陽気となる、
と報じている。

大寒が過ぎてまもない時節、
どうして春本番のような陽気になるの、
と私の心も身体も戸惑ったりしている。


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今後の彼、『宮本アナ』に栄誉あれ・・♪  《初出2007.1.30.》

2008-05-08 18:01:04 | 時事【社会】
朝の8時頃、インターネットでニュースを検索していたら、

【 ミスターNHK 宮本アナ 4月からフリー 】

という見出しがあった。

私はこのお方の顔立ちが思い出させないで折、
記事の内容を読んでいると、このお方、と分かった。

私は日頃からテレビの視聴は、
殆どNHKのニュース、ドキュメンタリー等を観たりしている程度である。
従って、時事、文化、教養分野に関しては、
テレビ番組を多少知っている程度で、
娯楽分野畑のアナウンサー方達は殆ど無知であったが、
記事を読んで思わず好感が持てた。


スポーツニッポンの配信記事より、無断であるが引用させて頂きます。



『NHKのど自慢』(日曜 午後0.15~)や『NHK紅白歌合戦』の司会で知られる
同局の宮本隆治エグゼリティブ・アナウンサー(56歳)が、
4月からフリーになることが29日、分かった。
関係者によると、同局の役職定年制度に伴ない、3月末で円満退職。
今後は局の垣根を越えて、お茶の間に名調子を届けることになりそうである。

・・NHKには特別職の職員は、54~57歳に役職から離れる役職定年制度がある。

局長級のエグゼクティブ・アナウンサーである宮本アナは、今年で57歳。
役職定年後も3年間は、委託のような形で局に残って番組出演などを続けられるが、
関係者によると、気力、体力と共に充実しているこのタイミングで、
フリーの荒波に打って出ることを決断。
安定よりも《しゃべりの達人》として、フルに活動していく道を選んだようである。



以上、引用させて頂きました。


私は極く普通の民間会社の定年退職後の3年生の身であるが、
このお方のプロフィールを読んで、ますます好感した。

昭和25年10月に福岡県で生まれ、
県立の小倉高校、慶応大を卒業された後、昭和48年にNHKに入局。

彼の初任地と新人時代のエピソードを読んで、
私は思わず微笑み、そして共感してしまった。

北海道の帯広放送局。
北九州の私に『春を待つ気持ち』を教えてくれた北の大地・・。
中島みゆきさん、松山千春さん、柴田山親方(元・大乃国関)の中学生時代、
その他・・十勝の皆さんは命の恩人!

このように彼は明示して折、
『春を待つ気持』・・この感性はこの地域に対する気持ち、
思いは私と全く同じなので、びっくりしている。

私は中島みゆき・女史の随筆、GLAYのメンバーは函館であるが、
発言のたびに間接的に述べられている。

九州男児のひとりが帯広に任地した時、そして数年は職務地と想像するが、
この間で養われた思い、感覚に私と職歴の軌跡は全く違うが共感してしまう。


今後の彼の健闘を祈るが、
万一、間違っても国家議員などになって欲しくない。

少なくとも国家議員は国益と国民のために、
権力と責務で、奮闘するのが本来であるが、
心に節度を欠けた人が余りにも多い。

こうした理由から、
彼には彼なりの感性と感覚で民間のテレビ局で活躍して欲しい、
と思ったりしている。

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春めいた日中・・♪    《初出2007.1.30.》

2008-05-08 17:52:07 | 定年後の思い
11時過ぎ、私は買い物を兼ねて散歩に出かけた。

春のような陽気の中、初冬用のスポーツシャツに薄手のセーター、
そしてスリー・シーズンのフィールド・ジャケットで、
川沿いの遊歩道を歩いた・・。

陽射しはさんさんと照る中、少し歩くと汗ばむ程であった。

出かける折、マフラーと手袋をしないで来たのは正解であった。


川沿いからの風もなく、穏やかな情景の中を歩くと、
殆ど私のような60代の方が多く、ときおり70代を見かけることがある。

この川沿いの遊歩道の片側は住宅街となって折、
それぞれを家並みを見て歩くと、梅林がある。
20数年前頃から私はこの時節観ているが、
年々狭められ、新たな家が立ち並んできた。

今はわずか二百坪前後となっているが、
30本程の白梅が7分咲きとなっている。
少し離れているが、ほのかな色香が漂(ただよ)っている・・。

我家の白梅は、日当たりの良い処で10数輪、
午前中のひとときしか陽が当たらない白梅は、
固い莟(つぼみ)となっているので、
やはり羨望の心が芽生えた・・。

私は『知足』の言葉に促されて、付近が満開になった時、
我家の白梅は3分咲きであるが、これなりに致し方がないと思っている。

駅前に出ると、やはり本屋に立ち寄ってしまう・・。
選定したのは、昨日このサイトで綴った
田 月仙(チョン・ウォルソン)・著の『海峡のアリア』(小学館)を詳細に知りたくて購入した。

この後、買物を済ませると、汗ばんだ身体は帰路の遊歩道を
日陰の道を選んでも寒くは感じない。

東京の郊外は、ときおり春のような陽気となっている。



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春めいた朝を迎えて・・♪    《初出2007.1.30.》

2008-05-08 17:47:46 | 時事【社会】
東京の郊外は、澄み切った朝の光を受けている。
戸を開けていた時は、屋根は真っ白の霜に覆(おお)われていたが、
朝の陽射しを受けてまばゆい・・。

テレビのニュースの後、日中は14度前後となり、3月中旬の陽気となる。

何んとなく、ゆっくりと散策をしょうと思ったりしている。


今朝のテレビのニュース、新聞などで
Windowsの新OSであるVistaの発売を報じていたが、
私は昨年の9月下旬にXPのバソコンを新調したので、
私のつたないパソコン利用では性能が充分過ぎるので興味がない。

私が気になっているニュースは、
昨夜に於いて《新千歳空港が大雪に伴ない、110便が欠航》
したことである。

札幌の『雪まつり』をまじかになっても積雪が少ないと過日ニュースで知り、
関係のない私でも心配したりしていた・・。
昨日は終日雪が降り続け、50センチ前後となったらしい・・。

付近の新千歳空港の2本ある滑走路は除雪が追いつかず、数多くが欠航された、
と報じられていた。

欠航で予定便に搭乗できなかった人達にはお気の毒であるが、
ある程度の積雪となり、来月6日からの『雪まつり』開幕に何とか間に合った、
とほっとしたりしている。

私は『雪まつり』を一度しか訪れていないが、
2日間、雪の舞い降りる中、翌日の晴れ上がった中を観たが、
少なくとも路上に30センチ以上積雪がないと寂しいからである。
身勝手も私は、こうした情景が一層情感を増すのである。

そして隣接した千歳空港は、
こうした状況でも、航空自衛隊の諸兄は緊急の場合、
飛びたてるのかしら、と思っている。

国民の安全を守る命題の責務の人々に、
悪条件でもお願い、と思い馳(はせ)たりした。





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米ソの冷戦の中、ある家族の人々は・・。  《初出2007.1.29.》

2008-05-08 17:30:28 | 時事【政治・経済】等
先程、配達された読売新聞のある記事を読んで、ため息をついた・・。

かってアメリカをはじめとする自由陣営と
ソビエトが中核となす社会共産陣営があり、
第二次世界大戦後、しばらくした後に成立され、
世界各国がどちらかの陣営に属する色分けとなった。

10数年前、ソビエトが崩壊されるまで、中華人民共和国は別扱いとしても、
長い歳月にこのような色分けとなっていた。

こうした大国の怜悧に国益という大義の下で、
世界各国の多くの民衆の家族は、虐殺されたり、飢え死にされたり、
或いは悲惨な日々を過ごされた悲劇を私は小説・随筆で読んだり、
映画で観たり、そして親戚、知人から教えられたりしてきた。

今回の新聞記事もこうした状況で翻弄された家族を思考した。


こうした大国の怜悧な国益の中で、
翻弄された事実は、多くの方に知って頂きたいので、
あえて無断であるが、新聞記事を転載させて頂きます。

読売新聞の【交差点】というコーナーであり、
永野哲也・記者の綴られた記事である。



自宅のピアノの上に、一冊の本が置いてある。
『海峡のアリア』。
声楽家の田月仙(チョン・ウォルソン)さん(49歳)(東京都新宿区)が、
家族の人生をつづった作品だ。
『母の訴えを埋もれさせたくなかった』。
彼女は静かな語る。

1957年、東京・立川で生まれた。
両親は朝鮮半島出身の在日一世。
高校まで朝鮮学校で過ごし、音大を卒業後1983年に歌手デビューを果たした。

2年後、当時の金日成・主席の誕生日を祝う公演に、
出演者の一人として招待された。
悩んだ末に初めて訪れた北朝鮮。
かって崇拝の対象と教えられた主席は、既に『独裁者』のイメージしかなかったが、
それでも招待に応じた大きな理由は兄達に会うことだった。

子供の頃、母が部屋の隅で古びた写真を見つめているのを何度か目にした。
4人の若い男性が写っていた。
それが兄だと明かされたのは高校生の時だ。

1959年に始まった帰還事業。
『地上の楽園』と宣伝された北朝鮮に多くの在日朝鮮人や日本人妻が渡った。
兄達も希望を抱いて船に乗った。
田さんがまだ2歳だった。

長らく音信が途絶えていた息子達に会おうと、
母が北朝鮮に渡ったのは1980年。
そこで目にしたのは変わり果てた我が子の姿だった。
4人は1969年、いわれのないスパイ容疑で強制収容所に送られ、
二男は翌年に亡くなった。
3人は9年後に収容所から出たが、過酷な生活で体がむしばまれていた。

帰還事業で北に渡った人の窮状について、日本に残った家族が語ることは少ない。
しかし、母は帰国後、経営していた韓国料理店の客や知人に息子達のことを語り始めた。

そんな母の話を聞いていた田さんは、
主席の前で歌った数日後に、兄達と会った。
ぽつりぽつりと暮らしぶりを話す姿に胸が締め付けられた。

『すべての悲劇のもとは、朝鮮半島の分断にある』。
母はいつもそう語っていた。
田さんも、いつしか朝鮮半島の統一を願う歌を唄うようになった。

長男と三男はその後、亡くなったという知らせが届いた。
四男は音信がない。
母は一昨年2月、長い入院生活の末に病死した。

この年の暮れに田さんはパソコンに向かい、兄や母の無念を詳細に綴った。
『事実を伝えたい』という一心で書き上げた本は、
昨年の小学館ノンフィクション大賞優秀賞に選ばれた。

《兄達が命に代えて私に残した真実を、決して忘れない》。
同書の文末にはこう記されている。



以上、長々と転記したが、
こうした大国の国益の身勝手な論理から朝鮮半島は分断され、
北朝鮮、韓国が現在もあるが、
こうした国家の民衆は数多くの悲惨で悲劇が歴史の歳月の中で
埋もれているのが、現実である。


たまたま私は東京の郊外の日本人の両親の農家の子として生を受け、
日本人として、なまぬるい歳月で育成されて感謝はしているが、
ほんの一歩他国に入った時は、
それぞれの国情の怜悧な国益に無知ではいられない、
と再認識をしたりしている。

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国家議員の1部のお方は、幼児のような・・♪ 《初出2007.1.29.》

2008-05-08 17:20:50 | 時事【政治・経済】等
東京の郊外は小雨の午前中が予測されていたが、
どんよりとした曇り空から明るい曇りとなった後、
昼時には薄日が射し込んで晴れ時々曇りとなったりした。

昼下り、疲れを覚えた私は居間にある炬燵で本を読んだりしたが、
少しテレビを観たりした・・。


何か『国会中継』で代表質問のようだった。
おかしなことに、代表者が発言していると、
着席している国家議員の一部のお方達がヤジを飛ばしたりしている・・。

小学生のような程度の低いお方達と感じたりして、
昨今の児童の中で言葉を知らない粗暴なふるまいと
同様にも私は感じたりしている。

与党、野党であれ、少なくとも国民からの選出され、
税金で養われている国家議員の言動にしては、余りにも幼稚である。

今回はたまたまテレビ中継となって折、
国民の人達のご家庭内で児童が観ていたら、どのように感じただろうか。

そして国家議員の先生方は、
どのようにご自分のお子様を教育されているのか、
不思議な気持ちであった。

尚、児童のしつけは学校で学ぶことでなく、
家庭から学び、育て上げるのは言うまでもないことである。


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されど、お財布・・♪    《初出2007.1.29.》

2008-05-08 17:14:32 | 現役サラリーマン時代の想いで
私が今愛用している財布は、
街の雑貨屋さんで買い求めた3000円程度の財布である。

よくある二つ折りの財布で、バスの5000円の乗車カード、
携帯電話を持っていないのでテレフォン・カード、
そして現金を入れている。

私は原則としてニコス、JCBのような買い物用のカードは持たない主義で、
現役時代の時は銀行カードを持っていたぐらいである。


私は根がケチな性格なのかしら、殆ど現金払いとしている。
食事、呑み屋などはレジで現金で払っている。
例えば友人達と呑んだり、ひとりで居酒屋でぼんやりと呑んだ後でも、
これだけ支払ったが楽しかった、と素直に思えるからである。

カードだと、後で請求が着た時は、あの時あんなに食べたり呑んだかしら、
と振り返っても余韻がないからである。


私は現役時代の50歳の時、妹からブランド物の財布を頂いた時があった。
確かに高価だと分かるので、
レジで支払う等の場合は財布から現金を取り出し、
ちょぴり優越感にしたったこともあった。

だからといって、私が個人で財布を店頭で選ぶ時は、
せいぜい7000円以下としている。

たまたま家内と買い物に出かけた折、
安価の財布のあれこれを見た時、
『あなた・・50代のサラリーマンにしては・・みっともないわよ・・
きちんとしたお財布・・選んだら・・』
と非難されたことがあった。

私は財布の良さより、中味の現金が多い方に優先するので、
私が財布を買い換える時は、5000円前後の価格を選定している。

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魅了された詩歌は・・♪  《初出2007.1.29.》

2008-05-08 17:09:12 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、どんよりとした曇り空の朝を迎えて折、
いつ雨が降り出してもおかしくない空模様となっている。

午前中は小雨、昼下りからは曇り空となり、
最高気温は6度前後と地元の天気予報は報じている。

このような時の朝は、私はゆっくりと新聞を読んだりしている。


今朝の読売新聞では、月曜日の時は【読売 俳壇】、【読売 歌壇】と題した特集が、
一般の人々の投稿を俳人、歌人の人達が選評され、掲載されている。

以前、綴ったことであるが、私は素養がつたないので詠(よ)む力はなく、
それぞれの人生を送られている人々の俳句、短歌を読み、味わい、
そっと人生のひとときに感銘を受けたりしている。


今朝、掲載された中で、私が魅了された詩歌は、

俳句としては、

音のなき 流れ滔々(とうとう) 去年今年

        作者・(可児市) 横井 芳夫


短歌としては、

夕霧の ただよふ町の
  灯はやさし 行きかふ人ら 亡き友に似る

     作者・(八王子市) 皆川 芳彦


私はこうした詩歌にふれると、詠んだお方の人生を思い、
教示を受けて、そして感銘を受けたりしながら人生の教科書としている。

尚、私は俳句も好きであるが、やはり短歌の深みに魅了させられている。

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梅、三輪の暖かさとなったが・・♪    《初出2006.1.28.》

2008-05-08 17:03:37 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外に住む私の家でも、春めいた陽気がここ数日続いたので、
玄関庭にある白梅が遅ればせながら、昼下りに三輪ばかり咲き始めた・・。

主庭の白梅、しだれ紅梅は固い莟(つぼみ)であり、
白玉椿は莟が膨(ふく)らましてきている。

先程、玄関庭に下り立つと、月が観得ず曇り空となっている。

明日の日中は小雨となり、最高気温でも5度前後となり、
一転し寒い日を迎える。

大寒を過ぎてまもない時節であるので、
古人の人達は冬来りなば春遠からじ、
と詠(よ)んだのは理解できる心持となっている。

いつの年だったか忘れたが、しだれ紅梅が十数輪咲いた時、
雪が舞い降りて、色合いの妖艶を感じたりした時もあった。

こうした時も過ぎ去って、冬から早春を迎えるのが望ましい、と思ったりしている。


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『星にお願い』・・♪    《初出2007.1.28.》

2008-05-08 16:48:51 | 定年後の思い
『星にお願い』・・♪
読売新聞の日耀版の中で、占いのような記事がある。

題して『星にお願い』で宇月田麻裕・氏が担当されているが、
私のこれからの1週間の占いを読んで笑ってしまった。


【てんびん座】の(これからの1月28日~2月3日)
新たな特技や才能が開花する暗示


と明記されていた。


私は62歳の身であり、小説・随筆、映画、音楽、そして純米酒に関しては、
独断と偏見があり、思い込みの激しい思考をしているので、
今更、新たな特技といわれても、これといって思いつかない。

私は好きな趣味の幅もこれ以上思い当たらないし、
せいぜい深めるしか出来ないと持っている。

四季折々の樹木のうつろい、草花を眺めて日々を過ごしたりしているが、
中年以上のご婦人とたわいなくおしゃべりをしたり、
このお方達のしぐさに興味が尽きない程度である。

この『星にお願い』のコーナーは、年齢制限があるのかしら、
とも思ったりしている。

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されど、おにぎり・・♪    《初出2007.1.28.》

2008-05-08 16:45:21 | 食べ物、お酒
私達夫婦は国内旅行に行って、現地の食事処を利用し、
それぞれの食べ物を頂いたりしている。

ときには思いかけず美味しくなかった時、
『おにぎりの方が美味しいよね・・』
と私は家内にこぼしたりしている。


私は小学生の頃の遠足の時は、海苔で巻いて、中は梅干、おかか等が好きで、
30過ぎた頃からはシャケ、しそ昆布、焼たらこ等が好み味となって、
今日に至っている。

植物公園で花見などをする時は、緑茶の濃い味を飲みながら、
おにぎりを2つほど頂いたりする。
そして持参の弐合の純米酒を呑んだりしている。

ハイキング程度の山歩きの折、
おにぎりを昼食として、下山後の駅の見えるベンチなどで、
ほっとしながら純米酒を呑んだりしている。

おにぎりは外出の際、
ときには最良の食べ物のひとつと思ったりしている。


3ヶ月に1回ぐらいは、家で家内が料理を考えあぐねている時、
『たまには・・おにぎりにしない・・』
と私は家内に言ったりしている。




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