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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

戦争が終わり67年が経ちました・・・・負けたのです

2012-08-15 17:20:14 | 政治 平和活動
 私は戦後生まれ。直接戦争は知らない。しかし、戦争を経験した両親に育てられた世代であり、戦後の社会の流れと共に育ってきた70年安保世代、団塊の世代である。母は、8月15日生まれであり生前は「誕生日が話題になると、多くの人が終戦記念日ですねと言うが、終戦記念日より誕生日は先だった」と語っていたのを思いだす。

 第2次世界大戦で海外で240万人が戦死したといわれている。戻っていない遺骨は113万人という。高齢になられた家族、親族、友人の気持ちを考えるたびに、庶民の生活を潰し命を奪った戦争の残酷さに心が痛む。多く方が殺し殺されることが日常だった戦場を思い「二度と戦争は、起こさせてはいけない。戦争に協力してはいけない」そんな思いが沸き起こる。

 原発事故を経験して以降、国策として原発を推進してきたにもかかわらず、政府、東電の誰もが責任を取らない。福島の事故以降、ふるさとを奪われたり、子どもの健康のために家族が分かれて生活せざるを得ない状況に追い込まれた多くの方々まがいる。放射能に汚染されながら復旧工事をする多くの労働者がいる。このような現状の中でもこの1年5か月、誰が責任を取ったのだろうか?
 
 国民全員を巻き込んだ戦争。国策で進めてきた原発。その結果に対し、誰も責任を取らなくて良いこの国家体制に大きな疑問と怒りがわいてくる。今、反原発のおおきなうねりが続いている。少しでも、このような体制を変える1人になりたいと思う。