平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

「おかしいことはおかしい」と発言し続ける市民・労働者でありたい・・

2012-08-14 21:34:26 | 月刊『平和がいちばん』
 昨夜の大雨と雷は非常に怖かった。浸水された方は大変だと思う。川が多く、高低差がある枚方。雨水処理は完全なのだろうかと不安がよぎった。
 
「平和がいちばん」8月号の1面は、市民である私達、労働者である私達への語りかけだと考えている・・・「おかしいことはおかしい」と発言し続ける市民・労働者でありたい・

 毎週金曜日、首相官邸前や関西電力本社前での脱原発を求める人々のうねりはますます大きくなっています。市民一人ひとりが「命を守れ」「子どもを守れ」とストレートに意思表明し行動しています。

 一人ひとりの考えと良心に従った行動を制限しようとするのが大阪市で制定された「職員政治活動規制条例」です。市職員・教職員の政治活動を勤務時間外もふくめて禁止し、違反すれば懲戒免職にするという内容です。公務員も労働者で、その前に人間ですから憲法に明記された基本的人権は当然保障されるべきです。公務員は首長の「下僕」ではないし、市民に命令する立場でもありません。橋下市長が職員の活動を制限したいのは、職員と市民との間に垣根をつくり、橋下「改革」に職員からも市民からも一切異議申し立てを認めないためです。自治体や教育現場で働くみなさんは、仕事を通じて直面する「おかしいこと」にはストレートに「おかしい」と声を上げ続けていただきたい。市民運動は支援します。

 電力会社の労働組合が管内の議員に「原発反対では応援できない」と圧力をかけているそうです。それでいいのでしょうか。労働運動は労働者の権利-自分たちの生命と生活を守ることが一番の役割です。しかし“己さえ良ければいい”というのでは労働組合ではありません。自分の生活が良くなるためには周りの人々もみんな良くなることが必要というのが労働者の感性です。地域に生きる人々が、日本に住むみんなが、地球上の全てのものが生存できる環境を守り育てるのが労働者の願いです。企業の方針に労働者・労働組合の抵抗が弱く、社会的責任を果たせなかった結末が今回の原発事故ではないでしょうか。どの企業で働いていようが、どのような職種であろうが、「命を守れ」「子どもを守れ」は労働者、労働運動の合言葉であるはずです。