平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

さよなら「格差・貧困社会」

2015-12-09 21:49:58 | 月刊『平和がいちばん』
11月30日の昼食会

「平和がいちばん」11月号。新しい市長になった。所信表明は、残念ながら、元気のでない内容だった。枚方市は、働く者を大切にせず、非正規雇用を産み出している。そんな現状に無批判な市長の思想を反映させていたようだ。以下、「平和がいちばん」の1面から。


市長の所信表明があり議会で議論が交わされました。枚方を「平和で豊かな町」にするため市政改革は常に必要です。またこれまで積み重ねられてきた良いものは大切にしていかなければならないのも当然です。市長は「維新の会」に所属しています。維新は「新自由主義」の旗振り役です。これまであった経済的・制度的ないろんな規制は取っ払おうという主張です。市長が「前例や既成概念にとらわれることなく・・・」という中味がこの「新自由主義」であるなら大いに問題です。市民には富める者とそうでない者、力のある者とそうでない者がいます。市民みんなの生活の安定と心も豊かに暮らせる町にするためには、とりわけて社会的弱者に施策が必要です。

学校教育について市長は「生き抜くための力を育む」と強調します。この「力」が子どもの頃から競争に勝ち抜くための力だとするなら賛同できません。人口減少や少子化は数値化されます。子どもの貧困も把握されます。しかし拡がっている子どもの間での“いじめ”や親からの“虐待”などの「貧困」は社会の底によどんでいます。子どもの貧困、さらには介護の厳しい実態や非正規雇用の増加などは「新自由主義」が生み出したものだと私たちは考えます。端的に言えばコストダウンの金額と競争の数値だけが独り歩きする政策では、格差をより拡大し強い者だけが生き残れる町になってしまいます。

新市長が臨んだ市議会、議論は低調でした。高揚した意欲はみられず、今日の課題である憲法や平和への考え方が披歴されることもなく、また国や府に対する要望も聞かれませんでした。私たち「会」は議会での論戦に積極的に挑むと同時に、市長への申入れなど市民運動を強めることで市長の姿勢を質していきます。

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