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10月5日 恒例の昼食会をおこなった。新型コロナの影響で、前回までは料理室は定員数の半分の人数しか使用できなかったが、10月からは、定員数まで利用できるようになった
今、サンマの写真を見ると、この2匹ふくらみが違う。実は、2種類のサンマを調達した。16匹必要だったのだが、1件目の店は12匹しかなかった。求めていたように氷のはいった箱に入れられていた。しかし、あと4匹足らない・・。数件店を回ったが見つからない・・。あっても開きさんましかない。少し、足を延ばして、パック入りがみつかった。やせていてるが購入した。今年は不漁とのことだが、「高級魚」の値段だった。
当日は、サラダは、大根と柿という秋が一杯のメニューになりました。食後の交流の中で、一人一人が近況を話していった。
参加者のIさんは、93歳のお母さんのことを語りはじめました。18歳で敗戦を迎えたお母さんは、戦争の本当のこと、自分の経験したことを若い人たちに伝えていかなければと感じてこられたとのこと。焼夷弾の直撃で母親とはぐれ火だるまになった幼子がキョロキョロと母の姿を探し、細い声を振り絞って「お母ちゃん お母ちゃん」と消え入るような声で振り絞っていた姿がずっと頭の中を離れなかった。助けられなかった自分を責めていると・・Iさんは何度も聞かされていたという。Iさんは、平和への思いが強い人だと感じていたが、原点にお母さんの思いが生きているのだと改めてわかった気がする。
昼食会では、お互いに日ごろ話さないことに触れることがある。こんな場を大切にしたいと思う。