毎朝 「虎に翼」を楽しみにしている。友人が、憲法記念日に向けた文章。戦後直後の教育を受けた、頼もしい女性。
憲法と人権
私達の憲法は、「戦争しない」「人権が守られること」「平和の幸せに暮らすこと」等を一人一人の国民に約束している。と同時に「国民としての義務」を謳っている。
今の私達には「あたりまえ」と考えられる権利と義務である。それが、私達の先人の女性には何の権利もなく「無能力者」とまでされていたことが、朝ドラで放映されている。「結婚後は、財産権は夫にある」「女三界に家なし」とまで言われた。女中ならば給金がもらえたが、それもなく子どもを産むだけの存在だった。今の若い人には、全く考えられない女性の生活。その上、まだ身分制度があり、普通の人間が人間らしく生きることが、いかに大変だったか!その中を人々が生きて今があることを思うと、「日本国憲法」が私達の生活の中にあることが、どんなに大事か。国民の権利のために幾多の先人が血を流し闘ってくださったことを忘れないでいよう!