ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

今年1年を振り返って

2012-12-31 11:35:28 | 生活

いよいよ今日は大晦日、私の今年1年を振り返ってみようと思う。

1.大学教員としての生活
 2年目に入ってやり方は分かってきた。学会活動なども徐々に増えてきた。5月にはハルビン工科大学での特別講義なども行った。東工大の中でも特別授業も行った。本格的になってきたという手応えがある。 4月から修士の学生を一人見ることになった。10月からは二人目が来た。学生に修士論文を書かせないといけないので研究テーマを考えた。秋ごろから動き始めている。授業は昨年と同じスタイルでやっており、若干だが受講生も増えた。修士論文をキチンと書かせられるかが来年の大きなテーマとなる。

2.ウィトラの事業
 ウィトラの事業は売り上げ減少、赤字決算となった。しかし、外部の人を雇っているわけでもなく、投資をしているわけでもないので気にしていない。大学でも活動が本格化しているので無理はしないようにしている。そうは言っても、移動通信分野でも自らの知識レベルを維持するためにも継続は不可欠だと思っている。

3.私生活
 今年の元旦のブログを読むと旅行に行きたいとか熊野古道を歩きたいとか書いていたが実現できなかった。春はスギ花粉があり、夏は暑い、台風の季節を過ぎた10月からは授業が忙しくなる、というサイクルでなかなか実現は難しい。それに11月以降は入院があり多くの時間を病院で過ごした。きっかけは胆管結石だったが、その原因を調べる過程で胃に大きな腫瘍が見つかり、胃の半分を除去する手術を受けた。12月28日に退院してきたが、完治とは言えず自宅療養のレベルである。正月休みが終わるころには体力は戻るだろうが、食事は少しずつしか食べられない。少なくとも3カ月くらいは 1日5回食にして少しずつ食べないといけないと言われている。

人生60年も生きているとやはり体にガタがくる。笹子トンネルではないが、ちょっとした事故をきっかけに補修工事を行って、今後20年間安心して行ける体になったのならむしろ幸運だったと考えることにしている。それにしても毎年胃カメラなどで調べておけば腫瘍が小さい段階で対応でき、多分胃を半分取るような必要はなく、内視鏡で出っ張った部分をチョキンと切るだけで食事制限も必要なかっただろうと思う。反省点である。

読者諸兄もお体を大切に、良いお年を!!


今年のモバイル10大ニュース

2012-12-30 11:14:22 | 経済

世間はすっかり年末モードである。私も年末モードに入り今年の10大ニュース、それも私の専門性のある無線通信分野の10大ニュースをここで上げてみたい。

①LTEの急速な普及
  LTEの普及速度は私の予想を上回った。 その普及に多気化役割を払ったのはGalaxy S3であるが、決定づけたのはiPhone5の発売だろう。おそらく、2012年末には5000万台が普及していると思う。来年末には1.5億くらいまで普及するのではないかと思う。

②ソフトバンクの積極的な買収
  ソフトバンクは国内でE-mobileを買収したのに続いてアメリカの第3位オペレータSprintを買収した。事業的に成功するかどうはまだ不明だが、その意気やよし。ドコモも見習ってほしいものである。 

③Appleの時価総額が世界の全企業を含めて史上最高に、その後急速にピークアウト
 Appleの時価総額が8月に全産業を含めて史上最高値をつけた。大手企業の一部門としての携帯電話事業にしか加わっていなかった私にとって、携帯電話メーカが単独でExxonやGEなどを超えるというのは 驚異の出来事である。しかし、株価はiPhone5発売後急速にピークアウトしている。Jobs不在の影響でAppleは急速に普通の会社になってきていると思っている。

④IGZOケータイでシャープが巻き返し
  業績不振にあえぐシャープが 半導体の新技術IGZOを使ったIGZOケータイであるZetaで巻き返している。12月に入ってからは連続販売機種のトップである。経営では負けても技術で巻き返す、日本企業の典型だと思う。ただし果たしてどこまで続くか。

⑤スマートフォンの特許紛争に目途が立つ
  AppleとSamsungの特許紛争を始めたして底なしかと思われたスマートフォンの特許紛争が峠を越えた印象である。その理由は標準必須特許に対してFRAND宣言(誰にでもライセンスするという宣言)を行った企業に対してそれを守らせるようにする圧力が国際社会で強まったことにある。これからは裁判ではなくビジネス交渉が中心になるだろう。

⑥ドコモ、ネットワークの不調相次ぐ
  各オペレータに起こっていることだが、特にNTTドコモでネットワークの大規模不調が相次いで総務省から指導を受けている。本来IPネットワークになれば小さな問題は頻発しても大きな問題は生じないはずだと私は思っている。私はドコモのいわゆる「交換屋」の幹部が問題なのではないかとひそかに思っている。

⑦Windows 8、Windows phone 8の発売
  マイクロソフトが巻き返しをかけた新OS、タブレット端末にも対応するPC用OSのWindows 8とそれと連携の強いWindows Phone 8 が発売された。しかし、売り上げはそれほど驚くほどではない。

⑧Samsung、Nokiaを抜いて携帯端末業界の盟主に
  もう随分前のことのような気がするが、Samsungが販売台数で業界トップに立った。しかし、その後に続く中国ベンダの動きが更にSamsungを追い落とすような可能性があると思う。

⑨アメリカ議会、中国ベンダを排除する報告書を提出
  アメリカ下院の情報特別委員会は中国企業であるHuaweiとZTEからインフラ機器やサービスを買うと国家安全上のリスクがある、という報告書を提出した。以前からささやかれていたことだが公式に発表されたのは初めてである

⑩中国のスマートフォン市場で独自の動き
  中国のスマートフォン市場は急拡大しているが、中国ベンダが結構高いシェアを確保している。その中でもインターネット販売に特化した「小米」は注目である 

 

 

 

 

  

 


退院

2012-12-28 16:12:33 | 生活

今日、退院してきた。

手術後の回復の経過は、病院が想定していた線にきれいに持っていたと自分でも思う。ほぼ予定通りの手順で体から管が抜けていき、食事が始まり、流動食から次第に固形食になり、最後は普通食になる。その過程は一様ではなく、当然人によってバラツキがある。そのバラツキに手を打って極力予定の回復コースから外れないようにする仕組みが病院では出来上がっている、という感じを受けた。そして私自身はきれいのそのコースに乗った感じがしている。

病室は大部屋だったので何人かの他の患者もいる。看護師と患者の会話などは皆聞こえてくる。それを聞いていると、私のように予定通りいかない人も結構いる。自分には体力もツキもあったと思っている。看護師に主にお世話になるのだが皆親切である。具合の悪い人に対しては夜中でも様々なことをやってくれる。夜勤は結構きついだろうな、と思った。

退院したと言ってもまだ元通りになった訳ではない。傷跡は若干だがちくちくするし何より胃の機能は大幅に低下している。これから徐々に馴らしていかないといけない。当分の間(少なくとも3カ月)は一回の食事量を減らして1日5食にしなさいと言われている。これから正月休みに入るのでまだコントロールは容易だが、仕事を始めると難しいことがありそうである。

家に帰ってくると、家の中は寒い。暖房を入れたのだが、まだ寒い感じがする。それに家で食べたご飯はどうも病院の時よりも早く食べたのか、胃に残っている感じがする。それに座っているだけでも疲労感が出てくる。やはり病院でごろごろしていたのとは違うなと感じた。

5回食なので家内にも負担をかけるが、無理せず少しずつ体力を戻してきたいと思っている。

 


安倍新政権について

2012-12-27 19:45:04 | 東工大

明日はいよいよ退院である。しばらくは節制して体重も落としていこうと思っている。

安倍新政権に対する感想を今日の内に書いておこう。全体的な私の印象は「若い人を取り込みながらも重厚な布陣」という感じでマスコミや多くの人が言っていることと変わらない。やはり自民党は層が厚い、と感じる。昨夜、新閣僚の会見をラジオでうつらうつらしながら聞いていたのだが、その時には、新藤総務相と岸田外務相が弱そうだな、と感じた。

安倍氏の人事能力は野田前総理よりも明らかに高いと思われる。プロセスも少しずつ人事の内容を明らかにするというやり方だったが、それよりも、大きな問題に対して「何々担当」と責任の所在を明確にした点が大きいと私は思っている。かなり時間をかけて準備した結果だと思われる。

政策については外交は選挙中は派手なことを言っていたが実際に総理になってからは方向性のしっかりした現実路線になるだろうと思っている。最大の懸案は経済問題である。会見で「大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略、この3本の矢で行く」と話しておりリーズナブルだと思うのだが、3本目の成長戦略の中身が見えないのが気がかりである。これも多くの人が指摘している。それにしても円安、株高は続いており、これまでのところは成功である。

かなり強気に方向性を発言しておいて実際の進め方は現実路線をとる、というやり方は好ましく感じる。当面は「成長戦略」で何か出てくるのか、言っただけで、実態は国土強靭化の工事ばかりなのか、このあたりを注目して行きたいと思っている。


原子力規制委は責任逃れに走っていないか?

2012-12-27 06:55:49 | 社会

今日は、安倍内閣について書こうと思っていたのだが、昨夜、ラジオを聞いていて東北電力の東原原発に活断層があるかどうか、という原子力規制委員会の議論を聞いていて以前から気になっていたことを書きたい。

「活断層がある」というのは原子力規制委員会によると、何らかの断層が見つかり、「活断層では無いとは証明できない」ということだとしか思えない。「活断層がある」と「活断層が無いとは証明できない」は天と地ほど違うと私には思える。大部分の場所は証明できないのであってこの言い方だと日本の殆どの場所に活断層があるということになってしまうと思う。活断層の定義も原発を建設するときには何万年程度の期間に活動の痕跡がない、という考えだったのが何千万年前までさかのぼる、と変更したと聞いている。

ここから浮かび上がるのは原子力規制委員会の「責任逃れ」の姿勢である。委員会のメンバーは大部分が大学教授だろう。専門家として「安全である」といって問題が起これば責任を問われる。一方、「安全であるとは証明できない」と言っておけば安心である。政府がその結果をどう判断するかは政府の責任になる。責任逃れの心理が働いているとしか私には思えない。しかし、これでは情報は無いに等しい。大量の時間とカネをかけて何をやっているんだ、という思いが私にはある。

自民党は国土強靭化法案というのを出して公共投資をして景気回復の特効薬にしようとしている。しかし、1万年に1度しか起こらないような大災害を想定して、それでも安全な建物、それも利用期間は50年というような建物を設計することは私には馬鹿げていると思える。「どこまでの安全を求めるのか」を確率論を入れてきちんと考えるべきであると思う。

安全というものに対する科学的な考え方が出来上がっておらず、すぐ責任論になるので皆責任逃れをするために過剰設計に走る、という傾向があるように私は思っている。


民主党の新体制に思うこと

2012-12-26 11:05:42 | 社会

民主党は野田首相が代表を辞任して、昨日代表選挙が行われた。海江田氏と馬渕氏の争いとなったが海江田氏が勝って新体制を作った。それを受けて野田内閣は本日26日に総辞職している。

海江田氏と馬渕氏の代表選挙になったと聞いた時、私は馬渕氏ならばまだ可能性があるが海江田氏なら民主党はダメだろうな、と思っていたが、海江田氏のほうが勝った。挙党一致体制を作り易いということのようである。

民主党は少なくとも、私が今回の選挙で大敗したことの最大の理由だと思っていることを、そうは認識していないようである。このブログにも何度か書いたが、私は民主党の最大の問題は「政党としての体をなしていない」ということだと思っている。民主党の政策自体は前の二人の総理はさんざんだったが、野田総理になって大分持ちなおしたように思っており、自民党に比べてそれほど大きな遜色は無いように感じている。マスコミは「3年間の民主党政権に国民がノーをつきつけた」とか言っており、民主党自身もそう思っているようだが、前の二人の総理の時と、野田総理になってからは相当に質的な違いがあると私は感じていた。ただし、政党としての民主党は機能していないとも思っていた。

馬渕氏ならば民主党はどこを目指すのかを再議論して核のようなものを作れるのではないかと思っていたが海江田氏だと今の状態でこれ以上離党者を増やさないようにすることで精いっぱいで、「民主党は何か」という議論は進められないし、進める気もないのだろうと思っている。

私の見方では海江田氏は菅直人元総理と似ている。「機を見るに敏」ではあるが自分のポリシーというものはなくどうにでも流れていく人だと思っている。

おそらく参院選でも民主党は負けるだろう。負けの幅は海江田代表のほうが少ないかもしれないが底打ち感が出ず、更に党内の混乱が続いて、社会党のように無くなってしまうだろうと思う。

維新の会が2大政党候補として台頭してきて、民主党は分裂して維新の会と自民党に吸収されていくと思っている。ただし、早めに石原慎太郎氏が維新の会の代表から退くことが条件だが・・・


術後の回復は第3段階へ

2012-12-25 13:52:42 | 生活

術後の回復は第3段階に入った。

昨日、第2段階で投薬が停止になったと話したのだが今日はドレインを外してもらった。

日曜に血液検査、今日は胃の中に造影剤を入れて流れを確認する、という一連のチェックで、胃も機能し始めていることが確認され、削除した部分の裏側(胃の外側)に管を入れてそれをおなかの一部から取り出すドレインというものも外された。これは血が出たり、手術の時の洗浄液が体から排出されてくるのを取り出すと同時に胃から何か漏れていないかどうかを確認するためのものである。この管は割と硬いものでおなかに穴をあけて取り出して、外側に袋をつけて出てきた液をためておくようになっているもので、最初は血の色が濃いのだが次第に色がピンクになってくる。この液の色で回復の状態を判断している。

その管の出口のあたりからじくじくと血が混じった体液が浸み出てきて頻繁にガーゼを変えないといけないし、その出口の部分が歩いたりすると痛みを伴って、行動に不自由を感じさせるものだった。この管を先ほど抜いて穴をふさいでもらった。

ドレインが無くなったので後は切り後の抜糸を行えば体もこれ以上触るところは無くなる。食事も、5分粥から今日中には全粥になると言われており、本格的になる。栄養補給の点滴も今日で終わりの予定である。クリスマスを病院で隔離されて過ごしてきたが、社会復帰の目途がついてきた。

今週末には退院できそうである。

 


警察のサイバー犯罪対策

2012-12-24 06:31:59 | 社会

私の術後の回復は昨日から第2段階に入った感じがしている。それまでは、薬などの力を借りて回復していたのが、昨日から一切投薬はなく、自分の体力に基づく回復のみになった。土曜から日曜がその切り替えだった。日曜が終わって再び回復基調に戻った手ごたえを感じている。さて、今日の話題はパソコン乗っ取りに対する誤認逮捕の問題についてである。

警察が、パソコン乗っ取り事件に関する報告書をまとめてこの問題の対応は一段落の印象がある。対応は基本的には各警察本部のサイバー犯罪対応力を上げるというようなあいまいなものだった。

以前にも書いたがこの問題に対しては警察の組織体制を大きく見直すべきであると思っている。つまり警視庁にサイバー犯罪特捜部のようなものを作って全てのサイバー犯罪をまとめて扱うべきだ、という意見である。サイバー犯罪では事件がどこで起こったかは殆ど意味がない。また犯人がどこの住んでいるかも殆ど意味がない。日本全国、広く言うなら世界全体でどこに居てもどこででも犯罪を起こすことができる。これを各県警本部で扱うという考え方そのものが間違っている。三重県警、大阪府警、神奈川県警で誤認逮捕があったのだが、だからと言って各県警のサイバー犯罪対応能力を上げるなどという対策では追いつかないことは目に見えている。一か所に優秀な人材を集めるべきである。

私の言っていることはちょっとITに詳しい人ならだれでも考えるはずである。警察組織は縦割りになっていてこういう発想が出ないことはあるかもしれないと思う。しかし、取材をしているマスコミにこういう発想が出ない訳がないと思う。それなのにマスコミが誤認逮捕を攻めるばかりで組織改編を指摘しないのはどういう訳かと思う。マスコミの能力が著しく低いのか、警察組織との癒着があり、言えないことなのか、いずれにしても日本のマスコミの貧弱さが端的に出ていると思う。


昨夜は眠れなかった

2012-12-23 15:09:04 | 生活

昨夜は入院して一番つらい夜だった。痛みも取れてきたし体も動かせるようになってきて食事も出るようになってきたのであとは回復するだけだと思っていたのだが、痛み止めが効いていたのだ。痛み止めが昨夜でおわりになり、本来の体の痛みが始まったのと流動食とは言え食事を速く食べすぎたのが原因らしい。

スプーンで一杯ずつ食べるのも連続して食べるのでは速すぎて、一口食べては一休み、というペースでないといけないらしい。夜の9時頃に痛みどめの薬が切れて、夜中12時頃には痛くなって看護師さんに胃やみ止めをもらった。その後、熱は出た訳ではないのだが変な汗が出て胃が圧迫されるような感じになる。それが波状に何度か来た。おかげでパジャマが汗でじっとり濡れた。夜中の3時頃だったがナースコールを押してパジャマを変えてもらった。

その後は少し眠れた。

今朝は朝から寝不足のせいか、血圧が高めである。食事は用心してゆっくり食べているので昨夜のようなことにはならないが、やはり食べてしばらくすると汗っぽくなる。回復にはまだしばらくかかりそうである。


始めての食事

2012-12-22 13:16:17 | 生活

術後の経過は順調で今日、始めて食事が出た。

食事と言ってもスープ、牛乳、お粥の水の部分、ゼリーといった完全な流動食である。それでも急に食べると気分が悪くなるからゆっくり噛んで食べるようにと言われる。液体を噛みようもないのだが小さなスプーンがついているのでそのスプーンで一口ずつ掬いながら食べる。それで結構時間がかかる。そんな食べ方でも食べた後には汗が出た。お茶は昨日から飲んでいるのだが何ともなかった。やはり流動食でもお茶を飲むのとは体に与える影響は随分違うようである。汗は出たが気分は悪くなく、痛みもないので順調なのだろう。

流動食から固形食糧に変わって普通のものが食べられるようになったあたりで退院のようである。退院後もしばらくは1日5食でちょっとずつ食べないといけないと言われる。今までの私は夕食偏重だったので改めないといけないだろう。

傷口のほうは随分治まってきたがまだ腹筋を使うと痛い。しかしベッドの上で寝返りを打ったり、しゃがんでベッドの下に落ちたものを取ることもできるようになったので、伸縮させてもあまり痛まなくなってきていることは間違いない。今夜で点滴の痛みどめ(背中から骨髄に入れている)が終わるのでまた一本管が抜ける。痛み止めが無くなると痛み始めるかもしれないので痛くなったら言ってくれと看護師さんに言われている。

こうしてブログも打てるようになってきたのでキンドルで本を読んでいる。藤沢周平の「漆の実のみのる頃」は読み終えて、次には英語の小説を買った。アマゾンには英語の本はたくさんあり、その中から読みやすそうな小説を買った。英語だと読む速度が遅いので長持ちしそうである。分からない単語の上に指を置くと辞書で引いてくれる。これは便利で暇なときはキンドルを読んでいる。キンドルは入院という状態には最も適したデバイスのような気がする。