コンテンツ配信事業には、いわゆるマスメディアと書籍レコードなどのメディア販売がある。
マスメディアは新聞から始まってラジオ・テレビの電波メディア、インターネットの双方向メディアへと進化してきている。新聞は売れなくなって新聞社はつぶれるかと思ったがいまだに続いており、メディアの移行には時間がかかるものだと感心している。
マスメディアは時の権力(政治)と強く結び付いている。権力者が国民を洗脳するのにつかわれるツールであることは中国、ロシア、北朝鮮などを見ても明らかである。その意味では規制産業である。
欧米ではそれはまずいと公平な立場で国民に真実を伝えるジャーナリズムが立ち上がり、政府から距離を置くようになってきた。これが最もうまく機能しているのは米国であると思う。特にCNNが立ち上がってABC、CBS、NBCの3大ネットワークが崩れてきた。良い意味で競争が入り、活性化していると思う。
私のブログをこれまで読んでこられた方は感じていると思うが私は日本のジャーナリズムには強い不満を持っている。規制に守られた中で利益のみを追求する弱体化した保護産業になっており、国際競争力はかなり低いと思っている。
本来は、記事を作成するコンテンツ事業と配信する配信事業に分かれるはずだと思うが、配信事業が規制産業である(放送電波免許)ため、コンテンツ作成にも強い影響力を持ち、競争が促進されていない。
一時、ライブドアが日本放送(フジテレビ)を買収しようとして話題になったが、あの経緯を見ても放送局側の規制に頼る態度がにじみ出ている。もし、CNNのような海外資本が日本のテレビ局を買収しようとすれば、やはり政府に泣きつくであろうと思われる。政府もこれに応じると思われ、当面は鎖国状態が続くであろう。
インターネットの世界ではこうした規制が届かないため、どんどん新しいメディアが台頭している。現在はソフトバンクが頑張っているが、娯楽性のものは別として、ニュースを伝えるという機能に関しては海外メディアに徐々にシェアを食われていくと思っている。
書籍の販売などパッケージメディアの販売は一般小売りの世界と変わらなくなっている。この分野では日本は高い能力を持っていると思う。インターネット販売はアマゾンなどが先行しているが、使いやすさやトラブル対応では日本の方が優れているだろう。
ただしこれから問題が一層クローズアップされてくるセキュリティ対応に関しては、構想力、技術力、標準化などを総合的に考える必要があり、この分野では将来的にはヨーロッパが強くなってくると思っている。
マスメディアは新聞から始まってラジオ・テレビの電波メディア、インターネットの双方向メディアへと進化してきている。新聞は売れなくなって新聞社はつぶれるかと思ったがいまだに続いており、メディアの移行には時間がかかるものだと感心している。
マスメディアは時の権力(政治)と強く結び付いている。権力者が国民を洗脳するのにつかわれるツールであることは中国、ロシア、北朝鮮などを見ても明らかである。その意味では規制産業である。
欧米ではそれはまずいと公平な立場で国民に真実を伝えるジャーナリズムが立ち上がり、政府から距離を置くようになってきた。これが最もうまく機能しているのは米国であると思う。特にCNNが立ち上がってABC、CBS、NBCの3大ネットワークが崩れてきた。良い意味で競争が入り、活性化していると思う。
私のブログをこれまで読んでこられた方は感じていると思うが私は日本のジャーナリズムには強い不満を持っている。規制に守られた中で利益のみを追求する弱体化した保護産業になっており、国際競争力はかなり低いと思っている。
本来は、記事を作成するコンテンツ事業と配信する配信事業に分かれるはずだと思うが、配信事業が規制産業である(放送電波免許)ため、コンテンツ作成にも強い影響力を持ち、競争が促進されていない。
一時、ライブドアが日本放送(フジテレビ)を買収しようとして話題になったが、あの経緯を見ても放送局側の規制に頼る態度がにじみ出ている。もし、CNNのような海外資本が日本のテレビ局を買収しようとすれば、やはり政府に泣きつくであろうと思われる。政府もこれに応じると思われ、当面は鎖国状態が続くであろう。
インターネットの世界ではこうした規制が届かないため、どんどん新しいメディアが台頭している。現在はソフトバンクが頑張っているが、娯楽性のものは別として、ニュースを伝えるという機能に関しては海外メディアに徐々にシェアを食われていくと思っている。
書籍の販売などパッケージメディアの販売は一般小売りの世界と変わらなくなっている。この分野では日本は高い能力を持っていると思う。インターネット販売はアマゾンなどが先行しているが、使いやすさやトラブル対応では日本の方が優れているだろう。
ただしこれから問題が一層クローズアップされてくるセキュリティ対応に関しては、構想力、技術力、標準化などを総合的に考える必要があり、この分野では将来的にはヨーロッパが強くなってくると思っている。