ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

気持ちが良いのは血行が良くなる時

2019-05-19 15:18:43 | 生活

今日で私は68歳になった。健康に問題は無いが、ゆっくりではあるが体力は下がってきていると感じている。それで自分の体の体調に気を付けるようになってきた。

テレビでは良く健康に関する番組がある。栄養価などに関しては信用しているが体調管理などは信用していない。テレビに出てくる医者は機能向上あるいは安全に関してしか言わないと思っている。例えばこれからの時期では熱中症に対する注意で、直射日光の下で激しい運動をするなとか、こまめに水分補給をせよとかいう。しかしそれは体力の衰えた高齢者や子供が事故を起こさないようにするための注意事項で健康な一般人は違うだろうと思っている。自分の体を厳しい状況に置けばそこからの回復で体は強くなる、それが摂理だと思っているので、ある程度のストレスを与えるのはむしろ健康に良いと信じている。根拠は不明だが。

今日の本論の血行に関しても私が信じているだけで医学的に調査したわけではないことを最初にお断りしておく。私は体が「気持ちよい」と感じるのは血行が良くなって、体にたまっていた老廃物が流れ出した時だと思っている。我々が気持ちが良いと感じる一番端的な場面はマッサージを受けた時である。この時に血行が改善しているのは間違いないだろう。次に気持ちよく感じるのは風呂に入った時である。この時も血行が良くなって気持ちよさを感じているのは間違いないだろう。時々熱い風呂が好きな人が居るが、私の経験では熱い風呂に入ると風呂から上がってしばらくの時間は心臓がどきどきした状態が続く。これが治まるまでの時間に気持ちよさを感じているのだろうと思っている。

ストレッチをすると筋肉に痛みを感じるが同時に気持ちよさを感じる。これも引き延ばした筋肉に蓄積されていた老廃物が動き出す効果だろうと思っている。更にスポーツをした時の気持ちよさも同類ではないかと思っている。全力で走っている最中には気持ちよさなどを感じる余裕は無いが、立ち止まって休憩している間に次第に呼吸が整い、脈拍も下がってくる。この時間に気持ちよさを感じる。脈拍が治まるまでには10分くらいかかるがこの時間に気持ちよさを感じる。登山などで頂上に着いたときも、脈拍が落ち着くまでの時間が最も気持ちが良いように感じている。

機内などで運動ができないようなときにも、体の中で老廃物がたまりやすい場所をマッサージなどをすると気持ちよく感じ、それは体にとっても良いはずだと思っている。


アリババのIT化スーパーマーケット

2019-05-15 11:11:32 | 生活

ここ数日、中国に出張してきた。

その間にアリババの運営するスーパーマーケット「盒馬鮮生」の北京のある店舗に行ってみて、印象的だったので紹介したい。

盒馬鮮生の品ぞろえは日本の食品スーパーマーケットとあまり変わらない。規模も食品スーパーとしてはやや大きい程度であるが日本のスーパーと大きく異なる点が二つある。一つは日本の店舗にあるレジが無いことである。正確に言うとレジはあるのだが無人のレジで、消費者が自分で決済端末にバーコードを読ませ、スマホのQRコードで決済する仕組みになっている。完全なキャッシュレス決済である。入り口にも出口にもゲートは無く、自由に出入りできる。決済端末は店の奥のほうにあるので何も買わず見るだけでも全くストレスは感じない。

万引きをどうやって防止しているかというと、店内にカメラが置いてありそれで監視しているそうである。私のような外国人が万引きしてもトレースできるのかどうか疑問に思うが、国民は全員顔写真が登録されているし、外国人も入国するときに顔写真を取られているので、警察に紹介すれば顔認識で判定できるのかもしれない。

Amazonの無人店舗7、Amazon Goでは入店するときにQRコードを読ませて入店者と人物の紐づけを行い、店内ではどの品物を取ったかをカメラで判定し、出口のケートを通った時点で買物完了と判定してクレジットカードから引き落とすようになっている。Amazon Goの場合にはどの商品を棚から取ったかまでカメラで判定しているのに対してアリババではいくつ取ったかを判定しているだけなので決済端末でバーコードを読ませるだけなのだろう。アリババのほうは店舗に対する導入コストを下げている点で中国らしいと感じたが、万引きを完全に防止することは無理だろうと思う。警察に知らせるということで抑止力は働いているだろう。品物の価格と品質に関しては、品質は良く、価格はやや高めだという。

もう一つの大きな特徴はイートインコーナーである。よく広州のレストランなどで大きな水槽が多数用意されており、その魚を見ながらあれこれと注文しておくと、新鮮な魚を調理した料理が出てくるレストランがあるが、アリババのスーパーにも水槽が多数あり、生きた魚を買うことができる。スーパーなので野菜や肉なども当然ある。それを買って調理コーナーに行くと、「30分後に料理ができる」というようなレシートをもらう。それで店の中を見るなどして時間をつぶして受け取りに行くと新鮮な素材を使った料理を食べることができる。

イートインコーナーはレストランのような上品な場所というよりはフードコートのような庶民的な座席の設計になっているが、新鮮な素材の料理が食べられて良さそうに思う。私が行ったときは午後3時近い時間帯だったが結構混雑していた。

更に、アリババの店舗なのでネットで注文できる。半径3㎞以内なら注文してから30分以内に届けるというサービスを打ち出しており、各売り場からの搬送用レールが走っており注文を受けると店員が袋に入れてレール経由で配送所に送るようになっている。おそらくバイク便で運ぶのだろう。

中国の進歩は早い。日本はどんどん置いて行かれるのではないかと心配になった。