ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

私のこの1年

2014-12-31 08:08:36 | 生活

いよいよ、大晦日、私自身にとってのこの1年を振り返ってみようと思う。今年の我が家にとっての出来事を振り返ると、あまり良い年ではなかった。子供二人は、本来は自立すべき年齢なのにまだ自立していない。孫の顔はおろか結婚も全く見えない。

ウィトラは開業して初めての赤字だった。それも結構大幅な赤字である。支出が増えたのではなく、収入が減ったのである。ウィトラは10月決算なので、その頃に一年間の見通しを立てる。これまでははその時期に予測できなかった仕事が1年のうちに入ってきて黒字化していたのだが、今年はそれがなかった。恐らく来年の決算も苦しいだろう。

その一方で気分的には落ち込んだ感じはなく、むしろ充実感を感じている。主に大学の仕事に関してである。春と秋に収支の学生を1名ずつ送り出した。その学生たちの仕事と、自分の構想を合わせて、一つの仕事がまとまった感じを得ている。成果が実際の社会で生かされるかどうかは今後の私の動き方にかかっていると思っており、来年も積極的に動いていくつもりである。

更に、昨年から感じていた「電波利用の将来」という大きな問題に対しては自分の中で熟成が進み、具体的な形になってきた手応えを感じている。現在の電波利用の問題点をマクロな視点から整理できた感じがしている。こういった話は本来は政府が見識を持っているはずなのだが、縦割り行政の関係で必ずしもうまくいっていない感じを持っており、私の考えは参考になるのではないかと感じている。

私が大学にいるのはあと1年、来年の年末までである。その間にどこまでできるかわからないが、積極的に動いて大学生活5年間の成果をまとめていきたいと思っている。その分、ウィトラの活動は手薄になるが仕方がないと思っている。

この1年、ブログを愛読くださった方にはお礼を申し上げます。Googleブログを試してみましたがFacebookとの連携の仕方が分からず、来年もGooブログで行こうと思っています。

それでは、良いお年を!!



落胆させられたTBSの選挙総括

2014-12-29 08:12:42 | 社会

年末モードに入り、今年の総括をするようなテレビ番組が増えてきた。昨日の昼間、TBSで先日の衆議院選挙の総括を行っていたが、それを見て私はがっかりさせられた。

解散当初、TBSは「大義なき解散」として解散に批判的だった。私も同意見である。昨日の番組では安倍総理がいつ頃から解散を考え始め、どうやって実際に解散するに至ったかをドキュメンタリー風にレポートしていた。解散は自民党に大勝利をもたらした大成功の戦略だった、というトーンだった。

選挙戦術としてあの時期の解散が自民党にとって、あるいは安倍総理にとって成功だったことは事実である。しかし、それが国にとって良い事だったのか、むしろ国にとって悪例だったのではないか、という事は全く別物である。最後に昨年まで毎日新聞の主筆だった岸井氏が「選挙には勝ったがおごってはいけない」というようなことを言っていたが、「選挙戦術としては素晴らしいものだったが、やるべき選挙ではなかった。総理の権力の濫用である」と締めくくってほしかった。

選挙に勝つかどうかということと、国のためにプラスかマイナスかは全く別物である。選挙には勝ったが国のためにはマイナスの選挙を総理は行うべきではなく、行わせないようにするのが知識人の仕事である。今回のような毎日の報道を受けて政治家はますます「総理になれば自己都合で解散できる」と思い込むだろう。日本の将来にとってマイナスだと思う。

話は違うが毎日新聞社の主筆はかなり前から3年任期で交代するようになってきており、これまでに多くの主筆を輩出している。朝日は数年前から毎日と同じようなスタイルになったが、その前は一人の人が長期間主筆を務めていた。読売新聞の主筆は渡辺氏で会社を私物化しているような人物である。朝日新聞には「社主」という人がいる。いずれも株式会社ではあるが会社経営としては毎日以外は怪しげな印象である。コーポレートガバナンス向上のために政府は社外取締役の導入を推進しているがメディア企業に対してぜひプッシュしてほしいと思っている。株式を公開していない企業に対しては何もできないものなのだろうか?



御用納め

2014-12-26 15:07:54 | 生活

今日は多くの企業などで御用納めだそうである。昨日が私の今年最後の授業で、大学での打ち合わせも今日まで、ウィトラも来週は休みにしようと思っており、9連休になる。但し、年明けすぐ締め切りの原稿があり、ウィトラの仕事も年明け忙しくなるので休み中もある程度は仕事をしないといけないと思っている。大掃除もあり、年賀状もまだ書いていないので結構忙しいかもしれない。それでも、基本的には休日の意識で過ごせるので普段よりは気楽である。

仕事は最近少し忙しくなってきた感じがしている。「電波利用方法の見直し」を検討し始めて色々な人に働きかけているので、その分自分の仕事も増えてくる。東工大に居るのが後1年なので、この期間にまとめておきたいと思っている。大学を離れた後のことも少しずつ考え始めようかと思っている。

この一月ほどで約1kg、体重が増えたので少し絞りたいと考えている。年末年始に体重を絞るのは難しいかもしれないが、一日2万歩を自分に課そうと思っている。最近は、自分で「食べ過ぎた」と感じることが何度かあった。胃が小さくなっているので食べ過ぎると気分が悪くなったりするのだが1時間ほどすると治まる。それなら食べなければ良さそうなものだが、出てくると全部食べないといけない気になってしまう。1kgの減量は難しいかもしれない。

年末年始に特別なことをする予定は無く、近くを散策して過ごそうと思っている。親が大阪に住んでいた頃には帰省していたが、大阪の家が無くなってからは帰省の必要は無く、年末年始の混雑時に旅行に行く気もしない。天気は良さそうなのでこの際あちこち歩き回ろうと思っている。


「食べログ」「駅探」はもっと便利にならないか

2014-12-21 15:40:40 | 生活

忘年会のシーズンである。私もこのところ高校の同級生との忘年会や、大学の同級生との忘年会に行っている。ところで皆さんは忘年会場に行くまでの手順をどのようにされているだろうか?

大体は、幹事が場所と時間を決め、店のURLを送ってくる。以前はそれで地図を見てパソコンからプリントアウトして持って行くようにしていたが、今はスマホで見ることができるのでスケジュールに登録しておけばよい。スケジューラに登録を忘れてもメールを探せば見つけられるので、場所はあまり気にしなくなった。

しかし、はじめての場所だと何時頃に出ればよいかを知るためには、あらかじめ調べておく必要がある。レストランの地図を見て最寄駅を調べ、駅探で電車のルートを検索して出発時間を決める、というのが私が普通にとる行動である。しかし、考えてみればレストランの場所と開始時間が分かればそれだけで何時に現在地を出てどのルートで行けばよいかが検索できてよいはずである。

現在位置を登録すれば全て目的地への到着方法まで出てもよさそうに思うのだが、そういうアプリは無いのだろうか、と思う。「食べログ」と「駅探」が連携すれば簡単にできそうに思うのだが、なぜそうなっていないのだろうかと思っている。おそらく「食べログ」が「駅探」の情報を使わせてもらってルート情報を提供するのが良いと思うのだが、「駅探」側が拒んでいるのだろうかと思う。それならば同様の別のアプリと連携すればよいのではないかと思う。

アメリカならこういう連携はすぐやりそうに思うのだが、日本では連携交渉などはやりにくいのだろうかと思う。あるいは既にそういうサイトがあるのに私が知らないだけなのだろうか?


ソフトバンクのグローバル性

2014-12-19 09:01:15 | 経済

最近、ソフトバンクに関するニュースで私のアンテナに引っかかるものがいくつかある。子会社ガンホー(パズドラというゲームを提供している会社)が中国のテンセント(中国のSNSトップ企業)と提携した話や、インドの通販大手スナップディールに投資した話、タクシー配車プラットフォームのオラに出資した話、不動産の仲介サイトであるロコンに出資した話などである。

日本のゲーム、それもスマホ用のゲームを中国に売り込む話も理に適っているし、インドのネット企業に投資するのも理に適っていると思う。安倍総理ではないが「地球儀を俯瞰する投資」という感じがする。こういった点ではライバルのドコモやKDDIでは足元にも及ばないだろうと思う。ドコモがひと時ラディッシュボーヤのような企業に手あたり次第に出資したのとは相当に見通しが異なっている感じがする。孫社長の個人的な資質なのか、企業全体がそういった投資体質を持っているのかはよく分からないがおそらく両方だろうと思う。

ソフトバンクもすべての投資が成功しているわけではない。巨額の資金を投じたアメリカのSprintは苦戦しているし、日本国内で派手にぶち上げたメガソーラーも雲行きが怪しくなってきている。投資にはリスクが付き物で、うまくいかなければ傷を大きくしないように手じまいをすることが大事なのだが、ソフトバンクは手じまいのうまいのではないか、という感じがする。

通信オペレータとして私はソフトバンクはあまり好きではない。ドコモやKDDIのほうが愚直な感じがして信頼できるという印象を持っている。しかし、経営能力という意味ではソフトバンクのほうが上だということは間違いないだろう。日本国内での政策決定などではソフトバンクよりもドコモやKDDIの意見のほうが尊重されている印象がある。ソフトバンクの意見は露骨に自分に利益誘導するような感じがするのでソフトバンクの意見を採用したほうが良いとは言い難いが、ソフトバンクの意見の背後にある時流に対する読みなどは尊重すべきだと思う。



ナッツ・リターン報道に感じる韓国の体質

2014-12-17 08:55:14 | 社会

今日は、超爆弾低気圧のおかげで日本海側は大雪で北海道では吹雪による災害も心配されている。これに対して首都圏は冬型の気圧配置のためからりと晴れた青空である。しかし、気温が下がったため昨日の雨が凍ったのかアスファルトの上に薄氷が張っており、歩くとつるつる滑る。転んででけがをする人が続出するのではないかと心配している。

今日の本題の大韓航空の副社長が出発しかけた飛行機を元に戻して乗務員を交代させた件であるが、一連の報道を見て私は今の韓国の社会心情は私が若いころの日本とよく似ているのではないかと感じている。

財閥の娘が我儘で高圧的な態度をとる。それに対して反発が高まると圧力をかけてもみ消しに走る。ここで揉み消されてしまえば、やられたほうは泣き寝入りで何もなかったことになる。しかし、今回は問題として取り上げられ、財閥の娘のほうが悪者になってしまった。そうなるとマスコミが一斉に叩いて、やった事に対して本来償うべきことの何百倍もの償いをさせられる。最初は殆どの人が様子見をしていて、、「負け」と分かった時点で「負け犬は叩け」という原則で皆で寄ってたかって叩く、という姿勢が昔の日本とそっくりだ、と感じるのである。今でも、日本で同様の傾向はあるがここまでヒステリックではないと思っている。

政府、警察などが、家宅捜索をしたり、大韓航空の営業停止を検討したりする、というのは明らかにやりすぎだと思うが、おそらく「見せしめ」のためにやっているのだろう。マスコミは「政府のお墨付きが出た」という感じで安心して叩いている。日本の政府はこのようなヒステリックな行動に出ることは無いと思っている。こういった韓国政府のやり方は感心しないと思うが、財閥の権力をかさに着た行為を抑えるために「リスクが高い」ことを実感させるためには仕方がない面もあるのかな、と思っている。韓国でも民主主義がもっときちんと定着してくれば政府もこういったことはしなくなるのだろう。

私は日本のマスコミには今でもこういった姿勢が色濃く残っていると感じている。日本のテレビは「面白いネタが来た」と喜んで報道しているように感じているが、報道として「このありかたで良いのか」を少しは考えてほしいと思っている。



選挙結果を見て

2014-12-15 09:38:58 | 社会

衆議院の選挙結果が出た。与党の議席数は解散前とほぼ同じで、閣僚も殆ど再任にすると言うから何のために650億円もかけたのか、と言うことになる。それでも歪を解消するような効果はあった。

今回の結果を概観すると、みんなの党が無くなり、次世代の党と生活の党はほぼ消滅、その分が民主党と共産党に流れた、と言うことができる。維新の党が大幅減を言われており、私も賞味期限切れの印象を持っていたので、微減にとどまったのは健闘だったと思う。

今回の選挙で私が評価するのは民主党の海江田代表が落選し、代表を降りざるを得なくなった点である。昨夜、小選挙区で負けが報じられ、比例区しか残らなくなった時には、まだ代表を続けるつもりで「あきらめの悪い人だな」と思っていたのだが落選が決まって流石に代表を辞任するしか無くなった。次の代表に誰がなるか分からないが、選挙のためではなく党の存在意義のために党としての政策を固める努力をする人を選んでほしいと思う。数合わせの政党間連携では無く、日本をどうしていくか、と言う議論を党内で起こし、他の党の議員にも参加を認めると言うようなやり方をすれば、自然に野党は集約していくのではないかと思う。

与党に関して言うと、これで国会運営が順調にいくかどうかは野党の出方にかかっていると思う。野党が閣僚の不祥事を探し回る態度を変えなければ国会運営の状況はそれほど変わらないと思う。それがどうなるかも、民主党の次の代表が誰になるかにかかっていると思う。

特定秘密保護法や集団的自衛権は「信任を得た」と言ってやり易くなるかもしれないが、最大の課題である成長戦略がうまく行っていないこと自体は変わらないし、選挙期間中に色々約束したので、むしろこれからは規制緩和などはやりにくくなるだろう。振り返って見ても選挙は全体として国にとってマイナス面のほうが大きかったと思う。



投票を促す方法が違っている

2014-12-14 16:49:22 | 社会

今日は衆議院の投票日。私は朝のうちに投票所に行って、そのあと2時間ほど散歩をして、スーパー銭湯「ゆけむりの里」に入ってからウィトラのオフィスに来た。今回の選挙は投票率が低いと言われており、テレビでも「選挙に行こう」と様々な番組で呼びかけている。しかし、それらは響かない。私は結構意識が高いほうだと思っているが、その私に響かないのだから、興味をそれほど持っていない人にはもっと響かないのだろうと思う。

選挙で

・アベノミクスは良いのかどうか
・格差拡大をどうするか

・原発政策をどうするか
・特定秘密保護法は良いのか
・集団的自衛権は必要か
・税金体系はどうするか
・憲法はこのままで良いのか

等と多くの争点があるという。しかし、選挙で投票するのは上記の点についてではなく、「人」や「政党」に投票するのである。立候補者が3人いればその中で一番ましな人に投票するしかない。立候補者の中に理想的な人はまずいない。「理想ではないが、一番まし」な人を選ぶしかない。上記争点に対する自分の考えを選ぶのではなく、だれかを選べば、その人の考えを全面的に支持したのと同じことになってしまう。全面的に支持したわけではないのに「支持された」と言われるのは気に入らない。

さらに、候補者や政党は上記論点に対して、或は政治全体に対して、候補者は本当のことを言っているのだろうか、候補者が嘘をついていてその人を支持してしまったら大変なことになるのではないか、という思いがある。しかし、候補者が本当のことを言っているのかは分からない。嘘くさい点が多々あると思う。「反対」の物に対して「賛成」というような嘘はつかないだろうが、本気でやるつもりなのか、怪しい点は多々ある。本当のことを言っているのか、本気でやろうと思っているのかを確かめる方法が無い、という感じがある。

政府やマスコミは、政党や立候補者が「選挙のためだけに言っているのではなく、きちんと考えているか」を確認できるような情報提供することが必要だと思う。選挙公約が「どの程度本当らしいか」を判断する材料を与えることにもっと力を入れるべきである。特に野党は、「どうせ勝てない」という思いから、公約が甘くなりがちである。公約の実現性を検証する情報提供を行うために、一政党あたり3時間ほどかけて他の政党から質問攻めにする、くらいのテレビの企画をするべきだと思う。こういった徹底討論が投票率アップにつながると思う。



日本人の得意なソフトウェア

2014-12-12 09:28:51 | 経済

このブログで、日本企業はソフトウェア開発が駄目だと何度も書いているが、日本人が得意なソフトウェアも無いわけではない。私が入社したころにはまだパソコンは世に出ておらず、TK80というおもちゃのようなキットが出ていた。コンピュータ時代の夜明けだった。当時のCPUは非力でメモリも少なく、できることは極めて限られていた。そういった非力なコンピュータにはできないと思われていたことを、プログラムを工夫して処理効率を上げ、メモリ量を節約し作りこむ。このようなプログラミングを工夫することが好きな日本人は多く、実際品質も良くて、世界的にも高いレベルにあったと思う。

しかし、半導体技術の進歩で、メモリ容量や計算効率を最適化する必要はなくなり、むしろ開発時点では見えていない、将来の変更に対応できるようなアーキテクチャを整理するソフトウェアが重要になっている。こうした抽象的思考は日本人は得意ではなく、アーキテクチャが良くないので長持ちしないソフトになる。これは簡単には改善できないと思っている。

今、Industry 4.0という新しい生産革命の動きがドイツで起こっている。これは情報通信技術を使って生産効率を大幅に高めようという動きであり「モノのインターネット」と連携した、業界全体の動きとして立ち上げようとしている。日本でも無視できないとして経産省が動き始めている。しかし、これこそアーキテクチャが重要なソフトウェアで日本人に開発は無理だと私は思っている。日本企業として重要なのはユーザとして最先端のシステムを使いこなすことであり、自分が作らないことで、アメリカ企業のシステムを導入すれば、ドイツに勝つ見込みがあると思っている。経産省がこういう方向に動けるかどうかが、日本の製造業全体の将来に大きな影響を与えると思っている。

今の時代、日本人の特質を生かすソフトは無いのだろうか? 私はあるとすればごく小さな組み込みソフトだと思っている。電池を持たず、太陽光や振動のエネルギーで発電して処理を行うような、ごく小さなCPUの処理なら日本人は得意だろう。部品業界がこういったものを組み込んで付加価値を高めることは十分に可能だと思う。産業として国を支えるレベルには難しいと思うが・・


iPhoneが熱くなるーその後

2014-12-11 08:44:48 | 生活

以前、「iPhoneが熱くなる」とこのブログに書いた。触ってもいないのに、iPhoneが熱を持って電池の残量がみるみる減っていく。その時は「iCloudへの写真のバックアップを止めたら治まった」と書いたのだが、実は治まっておらず、翌日にはまた熱くなった。そこでメールのバックアップも止めたのだが、それでも治まるのは1日だけで翌々日にはまた熱くなる。バックアップを全部やめても同じだった。

それが、iOSを8.0から8.1にバージョンアップしたら治まった。今のところ3日間ほど熱くならず電池の持ちも良くなった。一体何をやっていたのだろう。iPhoneはiCloudに登録しないと使えないようになっており、ユーザが触っていないのに勝手に仕事をしている。個人情報をせっせとiCloudに吸い上げていたのではないかと疑っている。私のメールやカレンダーをAppleがのぞき見したとしても、うまく使うのは大変で、それほど実害もないと思うのであまり気にしていないが、iPhoneで買い物などは絶対しないようにしている。今回現象が治まったのも単に頻度を下げたり、やり方が巧妙になっただけかもしれないと思っている。

Appleは垂直統合のビジネスモデルなので、指紋やパスワードなどのセキュリティをかけたとしても、情報がApple社に流れることを防ぐことはできない。Apple社が詐欺のような反社会的行為をすることは無いと思っているが、Apple社が情報をどう扱うかについては不明であり、私は相当長い期間(数年間)は信用しないようにしたいと思っている。

それにしてもOSバージョンアップの効果は大きく、今のところ前のスマホよりも電池が長持ちするようになった感じがしている。