今週の一番の出来事は、なんといっても月曜日の大雪だった。昼過ぎから雪が降り始めて本降りになってきたのだが17時からウィトラのオフィスで電話会議が予定されていたので、早く帰る訳にはいかなかった。結局オフィスを出たのは18時頃で、既に道には10cmほど積もっていた。それでも数年前よりは浅く、気温が低かったので雪質が良く、それほど歩きにくくはなかった。
火曜日は天気も良く暖かかったのだが朝から都内に出かける用事があり、8時頃に家を出た。思ったほど問題はなく、帰ってきたときにはかなり雪も片づけられていた。しかし、その夜から寒波がやってきたので、日当たりの悪いところでは土曜日の今日でもまだ行くが残っており、カチンカチンに凍っていて滑る。多くの家は自宅の前を片付けるので歩きやすくなるが、2割ほど片づけない家がある。私は朝に2時間ほど歩くのでどういうところが片づけないかが良く分かる。今回で印象的だったのは、あざみ野ガーデンズという最近できた中規模のショッピングエリアである。ここはエリアの中はきれいに片づけているのだが、バス停からショッピングエリアに至る歩道(メインの通り沿いの太い道の歩道)は雪が片づけられておらず、今日でもまだアスファルトが見えていないところがあった。中にいる店の間での自治会のような組織が機能していないのだろうと思った。
歩いていて最近感じるのは「カラスいけいけ」という緑色の組み立て型のごみ箱が普及してきたということである。以前はごみ袋の上にネットをかぶせでいるところが多かったのだが、この方式だとカラスが外からつついて、ごみが外に散乱しているところが多くあった。ここ2-3年で「カラスいけいけ」が急速に普及してきて、これだと高さがあるのでカラスが突けず、ごみが散らかることもなく、カラスの数がかなり少なくなってきた感じがする。まだネットをかぶせているところもあるが、あと2-3年でほぼ「カラスいけいけ」が普及して、カラスがごみを散らかすことはなくなり、カラスを見かけなくなるだろうと思う。ネットが付いた組み立て型のごみ箱に特許性があるのかどうか知らないが、殆どは「カラスいけいけ」を導入しているように思う。「特別な技術があるのだろうか?」などと思っている。
「春は空から」という言葉があるが、空の色は春めいてきたと感じている。これまで「高い青空」という感じだったのが、晴れの日の青空もどこか「ふわっとした青空」のように感じる。この寒波が過ぎると、日も長くなってきて、花の芽も感じられるようになり、「春」を本格的に感じられるのだろうと思う。