ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

病院のはしご

2009-03-31 10:45:55 | 生活
昨日は2軒の病院へ行った。

皮膚科と歯科医である。
どちらも、体調とは直接関係はなく、皮膚科は慢性的アレルギーの薬をもらいに行ったのだし、歯科医は歯の治療である。

皮膚科のほうはずいぶん待たされる。1時間ほど待って診察になるのだが「どうですか?」「あまり変わりません」「それじゃあいつもの薬を」といった程度で終わりである。もっと診察なしに薬だけ出してもらえないものかと思う。

歯科医のほうは予約制になっていて待ち時間はわずかしかない。予約システムが良くできているように思う。

上記病院とは関係ないのだが体調は悪い。昨日、喉が痛いと書いたが、これが鼻づまりになって症状として出てきた。それと花粉症の鼻づまりとが重なって昨夜は息苦しく、あまり眠れなかった。

少し熱っぽいので今日、明日は無理をしないようにしようと思う。


いつもと違う「つぼ」の感覚

2009-03-30 06:55:15 | 生活
昨日、「湯けむりの里」に行った。

私の好きなスーパー銭湯である。ここにはいろいろな種類のジャグジーがあって強くアワを噴き出していてマッサージ効果がある。

そこで必ず入るジャグジーに足の裏に強く噴き出してくるジェットバスというのがあるのだが、これの感覚がいつもと異なっていた。大体、このあたりは痛い、このあたりはこそばゆいなど感覚は決まっているのだが、昨日はいつも痛みを感じる中指の付け根の下の方に痛みを感じず気持ち良いような感じだった。

また、スーパージェットバスという立っておなかのあたりに噴き出してくる泡を受けるジャグジーではいつもは足の付け根の裏側に快感を感じるのだが、昨日はむしろ脇腹に気持ちよさを感じた。

また、サウナに入ってもいつもはすぐに大量に汗が出てくるのだがなかなか汗が出ず、体の表面が熱くなってくる感じだった。それを我慢していてやっと汗が出てきた。

前回行ったのが14日だったので一週間で体質が変わったのかと思った。

考えてみると韓国に行くと野菜を非常に多く食べる。それと唐辛子を食べるのでこのあたりが体質の変化と関係しているのかと思った。ただし毎日のように焼き肉を食べていたのでベジタリアン的とは言えない。韓国の食事は健康を非常に気遣っている感じがあって私は好きである。

夕方になると、のどが痛くなってきた。風邪の症状はないのだが、風邪をひくときはまずのどを痛め、そこからウィルスや細菌が入って風邪になることが私には多い。昨夜は早めに寝たが今朝起きてもやはりのどは痛い。

案外、こちらがいつもと違う感覚の真の原因だったのかもしれないとも思う。



ソウルの奉恩寺

2009-03-29 15:00:29 | 旅行
ソウルの今回の会場の近くの奉恩寺である。

1000年の歴史を持つ古刹ということだが、韓国はあまり「わび・さび」といったくすんだ感じの美を認めないらしくどんどん建て替えられていて日本人から見ると味気ない感じがする。

COEXの案内板

2009-03-29 09:51:52 | 旅行
今回の会場の地下にあるショッピングセンター、COEX Mallの案内板。

巨大な携帯電話の形をしており画面がタッチスクリーンになっていて、携帯電話を操作するような感じでいろいろな案内が出てくる。ケータイ大国韓国らしい風景である。

景気は底を打ったか 気になる動き

2009-03-26 11:07:03 | 経済
アメリカの住宅着工件数が上向いてきたと報じられている。日経平均も8000円台を回復し戻りの下落も僅かなところでとどまっている。景気は底を打ったような印象である。

しかし、私はこの数週間の経済の動きに気になる点を感じている。それは再び為替の変動や株価の変動が荒っぽくなってきたことである。景気を回復させるには仕方のないことなのだろうが、このタイミングを逃すと、経済原則の根本的な見直しはできなくなると感じるからである。

今回の問題は、アメリカの住宅市場の加熱が原因だと言われているが、それだけではなく、原油市場、鉄鉱石市場、食料品市場など様々な分野でおかしな動きがあった。それは余剰資金を投資するのではなく、銀行から借金して株や原材料を買い占め、値上がりを待って売る、という傾向があらゆる分野に広がっていった点である。

昨年のブログで何度も書いたがこれは「投機」の動きである。 この投機が過熱して、実態の需要の何倍もの需要が投機によって生み出されるようになると物価が乱高下して経済が不安定になる。そして最後に価格が下落して借金が返せなくなる。

私は昨年から何度も「投資を奨励し、投機を抑制する」べきである、と書いているが、前回のバブルで儲けた人は味を占めているので再び投機に走るものと思われる。そのような人たちは景気が良い循環をしている間は「先を見る目がある」と言われて巨額の収入を得る。

そして、おかしくなると経済全体がおかしくなるとして、税金による救済を行う。 オバマ大統領はAIGの巨額のボーナスに対して怒りをあらわにしてボーナス返還を求めているが、仮にAIG幹部がボーナスを返還したとしてもこれでは全く不十分である。

少し景気が上向けば彼らはまた同じことをやろうとするだろう。彼らが得た利益は非常に大きく、ボーナス返還くらいは全く問題にならないはずである。

このようなバブル抑制策は一カ国だけでやっても意味がない。世界が協調しなければ抑制した国は競争で負けてしまうので決して根付かない。実現には長い時間の交渉と具体的実現方法の検討が必要なはずである。

今回のバブルとその破裂を引き起こした人たちに「夢よもう一度」といった動きを始めさせてはいけない。方向性を変えさせるべきであり、そのためのメッセージを各国首脳が一致して出すべき時期は景気回復が明確になってすぐの時期であると思う。

現時点でその方向性は全く見えていない。これが私が気がかりな点である

初期のコンピュータ経験(2)

2009-03-25 09:47:03 | 昔話
私の入社後のコンピュータ経験の第2回目である。

以前書いたように当時はコンピュータというと大型計算機センターのコンピュータを使うことを意味していたが、DECがミニ・コンピュータを発売して以来コンピュータのダウンサイジングが始まり、コンピュータの使い方も多様化してきた。

私の所属するグループでも、入社3年目くらいだったと思うが、DECのミニ・コンピュータを買って自前のコンピュータを使うことと、大型計算機を使うことを併用するようになった。複雑な計算などは大型コンピュータを使っていたが、ミニコンはマイコンのプログラムデバッグなどの用途に使っていた。

最初にかかわった組み込みマイコンのプログラミングが自分としては強烈な印象が残っている。当時のマイコンはまだコンパイラというものがなくアセンブラすらなかった。そこでプログラムは機械語で書いて、紙テープに穴をあけてプログラムとして作成しDECのミニコンを使ってマイコンにロードするといったやり方をしていた。

機械語のプログラムなのでコンピュータの構造とプログラムが直接関係していた。データをレジスタAにロードする、別のデータをレジスタBにロードする。レジスタAとレジスタBの内容を掛け算する。結果をメモリのXXX番地に書きこむ、というような手順でプログラムを行う。

メモリの番地も絶対番地で書かないといけないので、途中のメモリ量を増やすとそれ以降の番地が全部ずれてしまい、プログラムの番地を書きなおさなくてはならない。 非常に効率の悪いプログラム開発であった。

デバッグは紙テープの穴をふさいだり、穴を開けたり、プログラムを途中に追加するときにはその部分の紙テープを作って鋏とノリでつないだりしていた。それぞれの命令と穴のパタンがどうなっているかを覚えるようになってきた。

開発効率は悪かったがコンピュータというものがどういう原理で作られていてどういう動作で計算を行っているかを理解するには最適な教材であった。そのうちアセンブラを使うようになりメモリの番地をA番地とかB番地とか名前で書けるようになると別の名前の番地は自動的に別のメモリ上の番地をアセンブラが割り振ってくれるのでありがたさが身にしみたものだった。コンピュータ用の言語の大切さも感覚的につかめたと思う。

道具立てが整備されていないときに仕事をすると効率は悪いが基本を学ぶことができる。この経験は後の私の仕事の上で様々な無形の効果を与えてくれたと思う

侍ジャパン優勝

2009-03-24 17:21:05 | 生活
野球のWBCで侍ジャパンが宿敵韓国を破って優勝した。

私は今ソウルに来ていて、昼休みに、ショッピングモールを通ってホテルの部屋に戻ったのだが、途中のテレビのあるところには必ず人だかりがしていて皆韓国を応援していた。

私が部屋に戻った時は9回の攻防で韓国が同点に追いついたところだった。 10回の表にランナーが二人いてイチローに打順が回ったところで時間になり後ろ髪をひかれる思いで部屋を出た。途中の人だかりのしているテレビを見ると5対3になっていたのでイチローが打ったのだとわかった。

WBCも2連勝するとまぐれではないことがわかる。イチローは今大会ずっと不調だったが最後の試合で大活躍するあたりがさすがに世界のイチローだと思う。

株価も底を打ったような感じだし、明るいニュースが続いて少しうれしくなるが、経済の行方については気になっている点もあるので別途書きたいと思う

ソウルにて

2009-03-23 09:45:13 | 旅行
日曜日の午後の便で韓国のソウルに来ている。

ここでありがたいのはスギ花粉がないことである。私は花粉症で、フランスに行っている間は助かっていたのだが、日本に帰国して一週間もするとしだいに花粉症の症状がひどくなってきた。これで一週間日本を離れれば戻った頃はピークは過ぎている頃だろうと思う。

昨日は午後3時半羽田発、金浦行きの便だったのだが、私が羽田に着いた午後2時過ぎはひどい雨風だった。東京マラソンの人は大変だったろうと思うし、途中でやめた人もたくさんいたのではないかと思う。 ソウルについて空港で換金したら1万円で14万3千ウォン貰えた。このレートなら韓国の物価はずいぶん安いと思う。

今回の会議はCOEXという比較的新しくできたショッピングセンターに隣接したホテルで行われる。空港からCOEXまではバスがあるのだが、乗り場がわからない。COEXというのは有名らしく「COEX、COEX」というと来たバスに乗れと言われた。金浦は羽田のような国内向けの空港なので英語が通じない。それでCOEXというキーワードだけで乗ったのだがそのバスは各駅停車でずいぶん時間がかかった。しかも、COEXそのものには到着せずに近くでここで降りろと言われてそこから10分ほど歩いた。

前回も私は同じ失敗をしていて、帰りはCOEXからの直行バスに乗ったのだが着いた時には乗り場がわからずにローカルバスに乗った。帰りは直行バスで行ってずいぶん速かったように記憶している。一年位空くと前のことを忘れてしまう。出発前に事前準備をしないのでこういうことになる。ちなみにバス料金は1時間ほどのって3000ウォンである。日本円だと200円くらいだろうか。物価の差を考慮しても安いと思う。このあたり、日本のインフラコストの効率の悪さが見えていると思う。

COEXの中で一緒に行った人たちと食事をしたのだがここは広大な地下街である。大阪の梅田の地下街のような感じだろうか。地上はホテルなどになっていてショッピングセンターはない。梅田の地下街との違いは、アルコールを出すレストランを探すのに苦労した点である。歩いている人も高校生から大学生くらいの年齢層が多く、若者向けの街という感じがした。

日本ならコンセプトは若者中心であっても、酒類を出さないと売り上げが上がらないのでこれだけ大きなモールなら必ず多くの飲み屋があることだろう。結局、アメリカ系のレストラン・バーでビールとワインを飲んだ。

街には活気がありそれほど不況とは感じなかった。尤もこれは日本でも同じかもしれない